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【おとどけアート 札幌市立本町小学校×中島佑太】最終日前編:井戸の中から見える空
札幌市立本町小学校でのおとどけアート九日目。

実は本日が、今回の中島さんの滞在最終日なんです。

朝、学校に行くと何人かの子ども達から、開口一番
「アートはいつできるの?」「完成したの?」
と質問されました。

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これまで毎日関わっていて今更何か作品的なものが出来上がると思っていたんだ!と逆に驚かされた部分もありましたが、「アーティスト(芸術家)が学校にやってくるということ=何か作品を作る」というイメージを多くの子どもたちや先生が抱いていたことは間違いありません。

本ブログでも繰り返し説明していますが、今回中島さんの活動は、いわゆる美術作品や音楽作品を目に見える形で作り上げて行くことをゴールとして設定しませんでした。その代わり、子ども達や先生、あるいは地域の方々との出会いと交流を通じて発見したことを話し合ったり、確認し合ったりということを積み上げると言うことだけを決めてスタートしています。

そもそも中島さんは、絵画、彫刻、音楽、パフォーマンスといった多くの人が芸術に対して思い描く表現を展開するタイプのアーティストではありません。様々な手法を用いて自分以外の誰かとの対話やコミュニケーションによって活動テーマを導き出したり、学校、幼稚園、団地など特定のコミュニティの中で表現をする状況そのものをいちから立ち上げていくタイプのアーティストでありますから、今回の設定はある意味必然でもあり、そうした活動の中でもあえて「何もしない。」「具体的なアクションは起こさない。」ということでいうと挑戦でもあったといえます。

中島佑太ホームページ



さて、話を戻してこの「アートはいつできるの?」「完成したの?」という問いを前提に最終日の活動を通して今回の取り組みを学校での活動以外の取り組みも含めて前編・後編の二回にわたって振り返ってみたいと思います。


まずこの前編で触れてみたいのは、「井戸端会議」で中島さんが試そうとしたこと。
空き教室の真ん中に無造作に置かれた井戸があるだけの状況である通称「井戸の部屋」には、毎日入れ替わり立ち替わり様々な子どもたちや先生が足を運んでいました。

登下校に挨拶だけしにくる子もいれば、授業と授業の合間に顔を出しにくる子、休み時間に常連のように通ってくる子もいます。
子どもたちとの会話は、学校での出来事、友達のこと、先生のこと、家庭事情などなど。

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特に、外国籍の親を持つ子どもたちの存在やエピソードは、私たちにとって大変興味深く、でも本町小学校では当たり前のように受け入れられていることに驚きました。
外国人労働者の受け入れに向けた法改正で揺れる昨今、近い将来加速するであろう異文化の人たちとの共生と、未来のあるべき社会のモデルのような(縮図のような?)学校の姿が浮かび上がってきました。

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また一方で、休み時間に子ども達とアーティストが戯れる様子を覗きたり、空いた時間を見つけてお話をしにきてことをくれる先生もいます。

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多種多様な背景を持つ子どもたちの存在。
ともすれば不安定な状態に陥ってもおかしくない現代の学校事情の中で、押さえつけ排除するのではなく、翻弄されながらも、理解できなくても、その不可解な存在を受け止めていく。
その姿勢は、制度やシステムではなし得ない、個々の先生方の裁量によって獲得した寛容性の現れであると感じました。
あ〜、だからアーティストも違和感なく受け入れられ、今回のような取り組みも拒絶されることなく日常の一部になり得るのだと、先生方との対話の中で納得することが多くありました。


最終日の放課後。
とある先生からのリクエストもあり、井戸の部屋で中島さんのこれまでの活動と今回の活動を共有する機会を作りました。
任意での参加でしたが、半分以上の先生が参加してくれました。

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活動の解説に加えてちょっとしたワークショプも交えた約1時間ほどの交流は、先生方にどのように受け止められたのでしょうか。
こうした機会を持ちたいと考え要望してくれた先生がいたこと、興味を持って理解しようとして集まってくれた先生方の行動に、多少なりとも報われる思いがあったことは間違いありません。

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井戸端会議というシチュエーションにおける対話やコミュニケーションの先に心揺さぶる「何か」が見えてくるかもしれない。
でも結果的に何も見えないし、何も起きないかもしれない、、、、。

そんな期待と不安が交差する状況任せの取り組みにおいて見えてきた「何か」は、普段の学校生活という子ども達や先生、そしてアーティスト本人の日常ではあまり意識することのない「別な世界の存在」「異文化」というものに意識的になること、「すきま」「余白」「余暇」といった本来あるはずで見過ごされているものを発見すること、そうした多種多様な存在の受け皿となっている日常そのものが、実は特別であることに気づくということだったのかもしれません。

先日のブログ記事でも紹介した「井の中の蛙、大海を知らず」のエピソード。
このことわざにの続きに「されど空の深さ(青さ)を知る」という言葉があります。
学校や子どもの社会は、一般社会と隔絶した状況であると言われることがあります。
でも実はそこから見える空には、様々な色やグラデーションがあって、それも世界の見え方の一つであること。
しかもその空は世界とつながっていて、そこからは見えない世界を想像すること。
井戸端会議とはそのようなことを訪れた人たちと確認する場所だったようにも感じています。

下校時間に井戸の部屋を訪れた常連さんの男の子。
彼は、活動開始当初から中島君に興味を示して、足繁く井戸の部屋にやってきては、家族のことや、趣味のことなど、自分のことをとにかく話してくれました。

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井戸の部屋に世界地図や地球儀を置いたのは、他でもなく彼の存在があったからでした。
そんな彼に最後に聞かれました。

「結局(作品は)完成しなかったの?」

こちらからも聞き返しました。

「何か物を作ったわけではないよね。じゃあ何が出来上がったと思う?」

その子は少し悩んで、

「友情?」

と、ちょっと恥ずかしそうに答えました。

その後、彼は最終日に初めて中島さんと一緒に下校しました。
彼の中で漠然と何かが完成する、出来上がると思っていた「アート」なるものは、中島さんと過ごす時間や空間という特別な日常と相待ってどのように刻まれていくのでしょうか。


後編に続きます。


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by sair_ais_programs | 2018-12-12 15:48 | おとどけ/本町小/中島佑太 | Comments(0)
【おとどけアート 札幌市立本町小学校×中島佑太】それぞれの井戸、それぞれの世界


 札幌市立本町小学校でのおとどけアート八日目。


 この日は小学校滞在の最終日を間近に控え、これまでの活動を振り返りながら、残された時間の使い方を考える場面がしばしばありました。


 まずはいつもの”井戸端会議”のセッティングで、前日にスタッフ一同と鑑賞したイスラム映画についての感想を共有。作品の感想は勿論、ムスリムに関わる映画を鑑賞したことへの思いも語られ、最終的には今回のプロジェクトの根幹にあるアーティストの視点が垣間見えた”会議”となりました。
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 中島さんいわく、私たちはきっと広い世界の一部しか知ることができない。しかし、その一部だって確かに世界の一部ではあり、そんな一部たちが集まって広い世界を形成しているのではないか、と。今回鑑賞したムスリム映画を通して見えた世界も、中島さんにとってはそんな“一部の世界”のかたちの一つ。さらに、今回本町小学校の活動拠点に設置した井戸を糸口に考えれば、「井の中の蛙、大海を知らず」ということわざになぞらえ、たとえば井戸の中から見える円くトリミングされた空だって確かにひとつの空の在り方と言えるのではないかと。
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 給食を起点としてムスリム文化を学んだり、絵を描くことが好きで芸術家になりたいという子との対話を通して、絵を描くとはどういうことか、はたまた芸術とはなにかを再考したり…アーティストの目に映る世界は、本町小学校での子どもたちとの出会いによって、少しずつ変化していきました。同じようにアーティストも、日々の手紙や会話、体験の共有等を通して本町小学校のこどもたちと“日常”を共有しながらそこに内在する決まり事や慣習を明らかにし、それらに対する視点の変換を彼らの目の前で行うことで、彼らが見ている世界に少なからず影響を与えてきたはずです。
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 では、この2週間でこどもたちが中島さんの視点に触れながら見た世界は、どんなものだったのか。こどもたち自身、今すぐにその実態を把握することは難しいかも知れません。この先時間が経過して、彼らが広い世界について知っていくうちにどこかのタイミングで、そういえばこんなことがあったな…と思い出してくれればいいのだと、中島さんは言います。


 滞在終了を意識した“井戸端会議”がひととおり落ち着くと、「今日の休み時間も、みんな(井戸の部屋に)来るかな?」とつぶやく中島さん。本町小学校でのわずかな残り時間は、2週間で形成された“本町小学校での日常”を過ごすことに決めたようです。

 中休みには、Nさんと友だちが絵を描く道具を抱えて井戸の部屋を訪れました。
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 いつものように床に座り、絵を描きはじめる中島さんとNさんたち。こどもたちは画材の感触を確かめながら好奇心のままに使い方を開拓したり、何かを描いた紙をはさみで切り抜き始めたり、はたまた井戸端会議を開催したり…。いつものように、各自のやり方で時間を過ごします。


 ところで、中休みにこどもたちから情報を得て、本町小学校開校50周年のシンボルマークが校内公募されていることを知った中島さん。Nさんと友だちも案を提出したと聞き、こどもたちの授業時間にカリカリと描き始めました。
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  “転校生”も立派な学校の一員、校内公募への応募資格はあるはず!ということで、放課後にはこどもたちと同じように、職員室の先生のところまで提出しに行きました。


 給食の時間は、2年生の教室にお邪魔しました。近くの席でお弁当を持ってきていた子のお弁当の中身を確認しつつ、給食もしっかり写真に撮って記録に残します。
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 いつもどおりこどもたちと談笑しながら、ここでもやはり給食の時間の“日常”が過ぎていくのでした。


 昼休みは、ある先生が中島さんからのお手紙第5弾を読み「子供や先生の多様性について考えさせられました」と、井戸の部屋へ足を運んでくださいました。特定の科目で補助教員を務め、日々各教室を転々としているという先生。学校中のこどもと先生を教室外の視点から知る機会があるからこそ、学校の外部から来た中島さんが学校に通ってみてどんなことを考えるのか、関心を持ってくださっていたようです。
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 またこの日は一日を通し、上記の先生を含め複数の先生方との間で、手紙を通しての会話や交流が生まれました。先生方はスケジュール上なかなか空き時間をとることができないため、いつでも読める手紙はアーティストの視点を知るための便利な手がかりになっているとのこと。「本町小学校の皆さんへ」との宛名にあるとおり、手紙の読者がこどもたちだけではないことが明らかになりました。

 そして、Nさん以外にも「芸術家になりたい」という子との新たな出会いも!
シャイなためになかなか中島さんと話せずにいたものの、度々井戸の部屋の様子を見に来てくださっていた担任の先生に後押しされ、足を運んでみたとのこと。
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 中島さんの登校はあと一日ですが、まるでむこう数週間分のプロジェクトが繰り広げられそうな展開に。これももしかすると、いつまでも続くような錯覚を抱かせる“日常”がもたらした展開なのかもしれません。

 放課後は再びムスリム映画を鑑賞。
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 毎週木曜日に職員室へやってくる配達パン屋さんで買い物もし、先週に引き続き先生方の“日常”にも入り込む中島さんの姿が。
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 終わりに。初日にはかつて学習室Bと呼ばれていた場所に突如出現した井戸(らしき物体)を見つけ、その中から見える景色に湧きたっていた子どもたち。やがて「修理中 入らないで!」と書かれ入ることのできなくなった井戸の外で、見渡すと、世界をさまざまなかたちと収縮度で表した地図に囲まれていることに気づき始めました。彼らがこの先広い地球のどこかに立ってそれぞれの日常を過ごし、それぞれの世界を見るとき、彼らの中に眠っていた「あの時の井戸」や「あの時の地図」が呼び起こされる場面が、きっとあるかも知れません。
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by sair_ais_programs | 2018-12-05 23:30 | おとどけ/本町小/中島佑太 | Comments(0)
【おとどけアート 札幌市立本町小学校×中島佑太】非日常が日常化すること
本町小学校でのおとどけアート七日目。

活動も終盤に入り、アーティストが学校にいるということが、当たり前のように受け入れられている今日この頃。

朝からせっせと鉛筆を削る中島さん。
アーティストといっても画家ではない彼が、なぜこの活動の中で子ども達と絵を描くこと、あるいはその時間を大事にしようとしているのか。
休み時間ごとに絵を書きにくる子ども達、とりわけNさんの存在が、今回の活動の中で向き合う対象としてフォーカスされていることは間違いありません。

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そして休み時間。
もう当然のように絵を書きに集まってくる子ども達。
誰かが決めたわけではない、誰かがコントロールすることもない、濃密で不可解な対話が、中休みも昼休みも繰り広げれます。

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出会った当初は、「鬼ごっこしよう!」「グラウンドで遊ぼう!」と普段の自分たちの遊びに引き込もうとしてくれた子ども達が、今はなぜか井戸の部屋に来て思い思いに絵を描いています。
子ども達の中で、中島さんという存在への認識が徐々に変化していることを実感します。

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放課後には必ずといっていいほど数名の子どもがやって来て井戸ばた会議。
この風景も日常化して来ました。
学校のことや家のこと、今日の出来事などなど。

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なかなか帰ろうとしない子どもを見かねてか、先生も混じって結局おしゃべりしたり絵を描いたり。
他愛のない話だけれど、心地よい時間が流れます。

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ふらっと廊下を歩いていると、4年生が図工で描いで絵が飾られていました。
描いている途中で何度か教室にお邪魔したこともあり、ちょうど展示作業をしていた先生と、子ども達の絵についてお話ができました。

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図工の授業の中で、先生達が子ども達にどのようなことを働きかけているのか、群馬県のアーティスト・イン・スクールで図工の授業に関わっている中島さんにとって、子ども達が描いた絵よりも先生方の指導方法や考え方に興味がある様子。
最後に先生から、図工の授業でどういうことを大切にしたら良いですか?と問われ、「とにかくほめることですね!」と即答。
とても印象的な一幕となりました。

そうした話との繋がりが、この日の放課後の井戸端会議で展開されました。
教科書を作っている業者さんも井戸の部屋に覗きに来て一緒におしゃべり。
中島さん、スタッフ、実行委員の加藤先生と一緒に図工の教科書を見ながら「図工を教える」ことの難しさ、あるいは「そもそも教えることとは?」という疑問について話し合いました。

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それぞれの単元の中で身につける力や技術習得的な教育目標はあるにせよ、それぞれの表現には正解も不正解もない。
ならば、まずは子ども達が発する一つ一つの表現に反応し、表現しようとしたこと自体を肯定すること。
そこからもっと深い興味や楽しみ、本来の学びが拡張していくのではないだろうか、、、。
それぞれの立場で様々な意見が交わされます。

こうした対話の時間が生まれるのも、アーティスト・イン・スクールのような外部の人たちの出入りが活発に起きてい状況だからこそ起きうる状況だと言えます。

と、この1日だけを振り返っても、井戸の部屋があることによって、学校の日常とアーティストが学校の中に存在している非日常が交錯しながら、新たな日常が浮かび上がりつつあることを実感できるわけです。

さて、本日は休み時間以外の時間を使って映画鑑賞。
今回の活動の中で垣間見た世界のこと。特にイスラムにまつわる生活や文化を知るためにセレクトした映画を見ます。本当は子ども達と一緒に見たいところですが、短い休み時間ではなかなか難しいため、中島さんとスタッフで鑑賞。
今回の活動が、なんでこんなことになっていったのかもはや疑うものは誰もいません。

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本町小学校での活動も残りあと二日。
週末には、ちょっとしたスピンオフ的な活動も予定しています。

そちらもぜひお楽しみに!


コーディネーター:漆


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by sair_ais_programs | 2018-11-30 19:28 | おとどけ/本町小/中島佑太 | Comments(0)
【おとどけアート 札幌市立本町小学校×中島佑太】未知との遭遇
本町小学校でのおとどけアート六日目。

札幌市では初雪を観測し、子どもたちは朝から教室の窓の外に見えるぼたん雪に心を奪われた様子。11月の雪を楽しみにしていた中島さんも、井戸の部屋の窓から雪を観察します。

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中休みは前日に引き続き、Nさんとそのお友だちが中島さんと一緒に絵を描こうと井戸の部屋を訪れました。中島さんが絵の描き方を“教える”ことはなく、あくまでも“一緒に描く”スタンス。声をかけたり子どもたちの絵にいたずら書きのようなドローイングを描き加えたりすることで、子どもたちが“それまで持っていなかった視点”に気づくきっかけづくりを試みます。

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授業時間になるといつものように図書室へ出向き、次のお手紙を執筆したり本の続きを読んだりする中島さん。授業の合間の短い休み時間には、図書室の中島さんを訪問する子どもたちの姿がちらほら。

そして給食の時間は、二年生の教室にお邪魔しました。
さまざまな国と地域にルーツを持った子どもたちが通う本町小学校では、宗教上の理由でお弁当を持参する子どももいます。登校初日から彼らの食事に注目し、図書室の本などで事前にリサーチをしていた中島さん。給食をとりまく事情という一見些細なことから出発して、今まで詳しくはなかったイスラム教について学んだり、多様性について考える際に新たな視点を持ったりするようになったと言います。
近くの教室でお弁当を持ってきている子から話を聞いたりお弁当の写真を撮らせてもらったりと、この日の給食時間も調査にいそしんでいました。

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昼休みには、連日井戸の部屋へ通うNさんから「なかじさんの作品はどこにあるの?見てみたい!」とリクエストが。中島さんは「僕の作品はここには持ってこれないけど、パソコンでは見れるよ」とラップトップを広げ、Nさんと一緒に、あるワークショップの記録写真を見ていきます。

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中島さんはNさんに作品の自由な解釈を促し、「これなんだと思う?」と問いかけながら記録写真を見ていきます。ガイド役との対話の中で鑑賞者の自由な作品の見方を引出す対話型鑑賞のような手法で、“鉛筆や絵の具で描いた上手な絵”以外にもさまざまなアートの形があることを伝えようと試みたのでした。
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Nさんは未知の表現との遭遇に戸惑ったような表情をみせつつ、中島さんと対話しながら、終始興味深そうに画面を見つめていました。

作品写真をひととおり見終えると、待ちきれなかった様子で「絵を描こう!」と提案するNさん。

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「なかじさんが一人で描いた絵を見てみたい」と言うNさんに、中島さんは「僕は一人で何かやるのはあんまり好きじゃないんだけどね…」とことわりを入れつつ、昨日一人でグラデーションを描いた紙を持ってきます。「すごい!これは一本の鉛筆で描いたの?」と目を輝かせるNさん。
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間もなくNさんのお友達も集まり、自然と円になって、お絵かきタイムがスタート。はじめは各々一人で描いているのですが、少し時間が経つと、友達の手元の紙にいたずらするようにドローイングを重ねていきます。中島さんが一人で描いたグラデーションの上にも、誰かがドローイングを重ねます。
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ところで、井戸の部屋には登校初日から世界地図と北海道地図が置かれています。
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この日は休み時間に子どもたちから「(中島さんが住んでいる)群馬県ってどこにあるの?」と尋ねられ、二つの地図には群馬県という文字が書かれていないことに気づいた中島さん。午後は群馬県の場所が一目で分かる日本地図と、小学校周辺の地域をより詳細に説明した札幌市の地図、そして制作年代の異なる二つの地球儀を新たに設置しました。
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時を経て国名や国境が変わっても同じ人たちが住み続けていたり、一つの地域をたくさんの人が出入りしたり…国内外の規模で転入出する生徒が多数いる本町小学校の子どもたちにとって、井戸の部屋に増設された地図たち、そしてもうすぐ学校を去る“転校生”中島さんは、どんなふうに見えているのでしょうか。



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by sair_ais_programs | 2018-11-26 09:51 | おとどけ/本町小/中島佑太 | Comments(0)
【おとどけアート 札幌市立本町小学校×中島佑太】多様性とグレーゾーン
本町小学校でのおとどけアート五日目。

,,,,の前に、中島さんから第五弾の旅のお手紙が届きました。
週末に森に出かけて「多様性」について考えたようです。

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週が明けて、学校の皆さんがどのような反応を示すのか楽しみにしながら登校。
意外にも当然のように朝から井戸端会議にやって来る子ども達。
すっかり中島さんの存在は受け入れられていることを実感します。
これまでに特に派手なアクションを起こしているわけでもなく淡々と過ごしていたこともあって、この受け入れられ方には、逆に違和感を覚えるほどです。

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給食の時間に突然お邪魔しても、すんなり受け入れてくださる先生方と子ども達。
ここまで出入り自由な学校もめずらしくてこちらが戸惑うほどです。
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本町小学校は、過去において様々な原因によって、学級運営が難しい状況に陥った時代があったとか。
そうした学校的に困難な状態を乗り越えてきた歴史があるからこそ、自分とは違う様々な背景を持った人の存在、生き方、価値観、思いに寄り添える先生方の姿勢が定着しているのかもしれません。
つまり、少し大げさではありますが「多様性」をうけいれる素地が育まれていると感じることがおおいのです。

さて、活動に話を戻しましょう。
お昼休みは、先週から始まったNさんを中心としたお絵描きチームがやってきます。
絵を描くことを楽しむのはもちろんですが、やり取りの中で、子ども達が見ているものや接しているもの、先生や友達との関係性など、つまり日常が少しずつ垣間見えてくることが興味深い。
とても大切なコミュニケーションの場が定着しつつあります。
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昼休みが終わり放課後の井戸端会議。
スタッフ間で、いろいろな話をしました。
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本町小学校の子ども達や先生方の様子について。
中島さんが送ったお手紙にも書かれていた「多様性」の話。
そして、現代社会に薄れつつあるグレーゾーンの話。
学校という機関に限らず、制度やシステムの上で生活している現代において、例えば物事の「善悪」「良し悪し」がはっきりと二分化されてしまうことによる弊害が、様々な場面で起きているのではないかと。
「良くも悪くもないもの」「正解でも不正解でもない答え」など白黒はっきりしないものの存在や考え方、心持ちがもっと浮かび上がらせていく必要があるのではないかと!

そんなこんなで熱い議論を交わしていると、中島さんが思いたちました!
「オセロをやろう!」
と、、、、

早速学校内にあるオセロを探して、行きつけの図書室でオセロ勝負です。
「白黒はっきりつけてやろうじゃないか!」

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序盤こそ一進一退の酵母を繰り広げていたスタッフ杉本と中島さんの勝負。
結果は、中島佑太の圧勝!
宣言通り、白黒はっきりしたなぁ〜。
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いったいなんなんだなんなんだこの時間は!?と考えるまもなく、放課後の時間を持て余している子ども達が遊びにやってきて、やはりオセロ勝負に!
「白黒はっきりつけてやろうじゃないか!」

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子ども達の予想以上の実力に押され気味。
かなりの接戦をものにしたのは、なんと中島佑太!

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子ども達も帰宅し、冷静になった中島さん。
ひとり井戸の部屋にこもって鉛筆でグラデーションを描いて思いにふけっておりましたとさ。

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明日の活動もお楽しみに!


コーディネーター:漆




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by sair_ais_programs | 2018-11-22 12:19 | おとどけ/本町小/中島佑太 | Comments(0)
【おとどけアート 札幌市立本町小学校×中島佑太】みんなでつくる


本町小学校でのおとどけアート四日目。早くも折り返し地点です。


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世界地図の一部を写真に撮るところから一日がスタート。レンズ交換により軽量化したカメラをたずさえ、ほかにもいろいろなものをふらりと撮影します。


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授業時間には図書室へ通い、文化人類学系の本を読んでいる中島さん。本は図書室にあるもののなかからピックアップしているので、同じものを読んだことのある子どももいるはず。

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一定時間が経過すると、図書室での着想や学びを書きとめたメモブロックを片手に井戸の部屋へ。メモを窓辺の木製トレイに貼付けます。
「変わりにくいものと 変わりやすいもの がある」
「人を/の見かけで判断する」
本町小学校で出会った何人かの子どもたちがルーツを持つマレーシアやインドネシアに着目したメモも。

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中休みは、それまで接する機会が少なかった低学年の子どもたちとの追いかけっこに参加。
一緒に体を動かし積極的にアイコンタクトをとろうとする中島さんに対し、だんだんと打ち解けていく子どもたち。追いかけっこを通じた意思疎通が行われているようでした。


その後の授業時間は、本町小学校周辺のお店や工場についての新聞記事を読んだという教頭先生が、中島さんのところへ記事を届けてくれました。学校の周辺地域にも目を向けている中島さん、興味深そうに記事を確認します。
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学校を現場とするアーティストインスクールでは、子どもたちだけでなく先生方との関わりも欠かせません。今回のように、情報提供などさまざまな形でアーティストと関わってくださる先生がいらっしゃいます。


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給食の時間は、4年生の教室にお邪魔しました。北海道の学校給食では大人気の揚げパンですが、群馬県出身の中島さんにとっては未知の食べ物。興味深そうに写真におさめます。

昼休みには、一日目から変わらず井戸を中心とした子どもたちの群像が。その脇で床に座って絵を描く中島さんと子どもたち。昨日のNさんの姿もあります。
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発想に任せ、いろんな速度で手を動かします。「あ、全然うまく描けなかった…」という声が聞こえると、すかさず中島さんから「うまく描く必要なんてないんだよ!」とつっこみが。

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放課後は、休み時間に約束していた野球に参加。「一人でやらない」をモットーとする中島さんのワークショップの根幹には、実は幼少期から始めたチーム野球の経験が息づいています。
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登校初日から子どもたちとの野球の機会を探していた中島さん。野球部の子どもたちに負けじと大きな掛け声をかけます。
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最後に、この日は「井戸の部屋」に2人の来訪者がやってきました。7年前から中島さんと協力し幼稚園でのワークショップを展開されている清心幼稚園の栗原さんと、中島さんの大学の後輩で偶然札幌を訪れていた遠藤さんです。
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アーティストインスクールでは、しばしば外部からの来訪者があります。彼らの来訪によってアーティストやスタッフに新鮮な視点がもたらされるのはもちろん、学校にとっても、アーティストの受け入れを起点として外部からの刺激に対応する機会が生まれます。このように、外部からのさまざまな刺激に対する学校の間口を広げるきっかけを創出するのも、本事業の狙いのひとつです。


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by sair_ais_programs | 2018-11-21 09:02 | おとどけ/本町小/中島佑太 | Comments(0)
【おとどけアート 札幌市立本町小学校×中島佑太】ナカジからのお手紙
札幌市立本町小学校でのおとどけアート三日目のおまけ。

アーティストの中島さんから本町小学校のみなさんにお手紙が送られていました。

以前のお手紙は、北海道に来る前の旅先から送られてきたものなので、
え?もう既に学校に通っているのでは?
という声が聞こえてきそうですが、、、、
確かに札幌に滞在し学校にいながらも、様々な発見や出会いの旅を続けているという中島さんなりのメッセージなのかもしれません。

そんな粋なお手紙ぜひご覧ください。

一つ目は、小学校に通い始めてすぐ送られてきたお手紙。
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二つ目は、活動3日目の旅のお話。

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by sair_ais_programs | 2018-11-21 00:14 | おとどけ/本町小/中島佑太 | Comments(0)
【おとどけアート 札幌市立本町小学校×中島佑太】一枚の写真
札幌市立本町小学校でのおとどけアート三日目。

活動拠点となっている通称「井戸の部屋」には、
「ナカジいる?」「今日は給食どこで食べるの?」
と、朝から子ども達が顔を出して、中島さんの1日の動向の確認しにやってきます。

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その井戸の部屋に、中島さんが一枚の写真を掲示しました。

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どこかで見たことある建物の写真。
何の脈絡もなく掲示されたこの写真が意味するものは一体何なのでしょうか?

そして、先日から室内の棚に置かれたケースにも、何やらいろいろなものを収納。

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井戸の部屋の環境は、少しずつ変化し始めていますが、一体何をしようとしているのかはわかりません。
謎は深まるばかりです。


そんな周囲の戸惑いを尻目に、中島さんは、ひょうひょうと校内をウロウロ。
「ん〜?何だろうこれ。これいいな〜!」
と、気になるものを見つけては写真を撮ります。

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中休みの時間は、いつものように子ども達にもみくちゃにされる中島さん。
いろんなところに連れ回され、戸惑っているのか楽しんでいるのかよくわからない状態。
子ども達は必死に自分のことを知ってもらおうと、時に会話で、時に触れ合って、様々な手段でコミュニケーションを図っているように感じます。

中休みが終わって、一つの謎が解決。
朝井戸の部屋に掲示された写真の場所。
教頭先生が案内してくれました。
学校の敷地内にあった小屋だったんですね。
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中島さんにはこの小屋が気になっていた理由はいくつかあったようなのですが、中に入るのは初めて。
実は、その昔陶芸の焼き窯が設置されていた小屋だったんです。
釜はもう外されてなくなっていたのですが、中に入っていろいろ物色するとかつての学校を彷彿とさせる懐かしい品々が眠っていました。
母校ではないのに、なぜかノスタルジックな感覚に浸る一同。
私たちは、自分たちの経験の中で、学校という存在を普遍的な何かで共有しているのだろうと感じる瞬間でもあります。

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小屋の視察を終えると日課のように通い詰めいている図書室へ。
中島さんが図書室に通う理由は、北海道や札幌を知る手がかりがたくさんあり、しかも子ども向けに編集されている書籍ばかりなので、初心者にはうってつけの分かりやすい情報が満載。
ちなみに今彼が愛読しているのは、宮本常一監修の「北海道に生きる」です。

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午後になり、とある子が中島さんに声をかけます。
お父さんがインドネシア出身という女の子Nさん。一緒に絵を描きたいとのこと。
実は中島さん、登校初日から本町小学校に外国籍や外国人を親に持つ子どもが多いことに気付き、宗教上の理由で給食にお弁当を持ってきている子ども達の存在に関心を持ち、彼らの日常や習慣ごとについてきっかけがあれば知りたいと考えていたのです。
まさか本人からアプローチをうけるとは!!!
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そのまま「井戸の部屋」でお絵描きタイム。
何人かのお友達も集まって、一つの紙を囲みます。
Nさんが描いた絵にイタズラするかのように書き足していく中島さん。
嫌がらないのかと思いきや、彼女の口からは「芸術的だ!」と、むしろ喜ばれている様子。
彼女の中で「芸術家:中島佑太」は、どのように受け止められているのでしょうか。
休み時間が終わるまでお絵描きを通したこのやり取りは続いていきました。

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お昼休みが終了し、6時間目の時間がクラブ活動に位置付けられていました。
どうやら今年最後のクラブ活動日ということで、覗きに行ってみると、野球とサッカーのクラブの子ども達が合同でドッチボールをやるとのこと。
「野球がしたい!」と常々公言していた中島さんは、体を動かしたくて仕方がなかったのか喜び勇んで参加!

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しかし、待てど暮らせどボールは回って来ず、たまになげても誰にもあたらず、狙われてキャッチできず、全くいいとこ無し!
正直ブログに掲載することすら迷うほど、、、。でも楽しそう!

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次は本当の野球でリベンジを誓う中島さんでした!

こうして3日目の活動は終了。

本日のおまけ。
毎週木曜日に学校に現れるパン屋さん。
先生方の週に一度のお楽しみ。

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by sair_ais_programs | 2018-11-16 11:52 | おとどけ/本町小/中島佑太 | Comments(0)
【おとどけアート 札幌市立本町小学校×中島佑太】地球と北海道


札幌市立本町小学校でのおとどけアートが二日目に突入しました。


はるばる群馬県前橋市からやってきた中島さんは、北海道の冬や寒さに興味津々。登校するとさっそくコンビニの袋を取り出して、教頭先生が毎朝6時半に点火するというストーブで熱します。

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あつあつになったら窓を開けて…

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「袋がしぼんだ!」北海道の冷たい外気を利用した、理科の実験でした。



その後は図書室に移動。図書室の机には、きのう四年生が授業で描いた絵が並べられていました。

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さまざまな国と地域にルーツを持った子どもたちが通う本町小学校。それぞれの色使いや線から、その多様な文化的背景がにじみ出ているようでした。

再び井戸の部屋へと戻ると、本町小学校の皆さんへ向けた三通目のお手紙を執筆。

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登校以来はじめてのお手紙には、子どもたちとの会話の中で中島さんが見つけた「あれ」について書かれています。「あれ」って、一体なんなのでしょう??

休み時間になると、井戸のある部屋を訪問する子どもたちがちらほら。何をする場所なのか、何のための場所なのか…分からないことが多いなりに、今日は部屋のなかでやりたいことをなんとなく見つけて、独自の方法で時間を過ごす子どもが散見されます。

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新たに出現した北海道地図と世界地図を囲んで「ここに行ったことあるよ!」。

子どもたちと中島さんを中心に、いつのまにか始まる井戸端会議。

そして昨日に引き続き、気分の高揚した子どもたちにより崩壊の危機にさらされたダンボールの井戸。壊れないように、修復と保全を継続します。

ところで、こちらは玄関の片隅に積まれていたところを中島さんに発見された木製トレイたち。

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どうやら昔むかしに道具箱として使われていた模様。井戸のある部屋の棚に並べてみると、棚とぴったりのサイズ!絶妙なフィット感でおさまっていますが、この先何に使われるかは、まだ分かりません。

今日は42組の教室にお邪魔して給食を食べたあと、子どもたちが暮らす地域についてもっと知りたくなった中島さんのために、子どもたちが社会科の授業で使う札幌市についての読本を届けてくれました。

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「サイロってなんですか?北見のカーリングの人たちが食べてたお菓子??」食べ物の話題が気になる中島さん。独自の視点で読み進めながら、新たな発見を重ねているようです。




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給食の時間に約束した鬼ごっこに興じる中島さんと子どもたち。少し遠くから様子を観察している子もいます。


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図書館に戻って本を読んでいた中島さんのところに、3年生の一部がたまたま授業でやって来ました。一緒に本を読みながら、小さい声でお話しします。


最後に、今回あえて最初から具体的な活動プランを固めないことにしている中島さん。子どもたちや先生から色々な話を聞くうちに、いくつかの書きとめておきたい情報と出会ったようです。そこで登場したのが、このメモブロック!

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今後おもしろい発言やアイディアが見つかったら、その都度ここに書きとめていきます。明日からはどんなことがメモされていくのでしょうか?引き続き本ブログでレポートしていきます。



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by sair_ais_programs | 2018-11-15 10:05 | おとどけ/本町小/中島佑太 | Comments(0)



小学校にアーティストが滞在し子ども達と交流する事業
by sair_ais_programs
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