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2007年1月29日(月)「できるか、できるか、しろがね城っ!」
【アーティスト・イン・スクール6日目 天気:雪  気温:−2.2℃】

野上さんの山の手南小でのアーティスト・イン・スクールも残り1週間となりました。土日には、たくさんの子どもたち、保護者や地域の方が来て、一緒にゆきのくにづくりに加わっていただきました。(ありがとうございます!)
白銀公園は、しろがね城の全容がわかる程になり、子どもたちの期待もますます高まってきまましたよ☆


●中休み:授業の準備(白銀公園)
●3時間目:授業(白銀公園)※3年生のクラスで雪の造形づくり
●4時間目:    〃
●昼休み:しろがね城壁ブロックづくり( 〃 )
●放課後:  〃

 * * * * * * * * * * * * * *

3、4時間目は3年生の授業で、しろがね城のまわりの装飾づくり。バケツや三角コーンで象った雪のブロックを使ってタワーをつくります。
はじめは野上さんが作り方を説明。とてもきれ〜〜〜いにできたバケツブロックをみて「うわ、すごい、」と言葉を漏らす子も。すかさず漆さんが「野上さんが何している人だか知ってる?」というと、皆、「ちょうこくかーーーーー!!!」と叫ぶシーンもありました。
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そして各グループに別れての、バケツタワーづくり。バケツのブロックを作るには、雪の他に水も必要なのです(凍り固めて頑丈にするため)。子どもたちはそれぞれに役割を持ち、雪を集める係、雪をバケツに入れる、水をじょうろでバケツに注ぐ、雪と水をかき混ぜる、といった係に別れ、楽しみながらバケツブロックをつくっていました。つくったブロックで土台をつくり、うまく上にのせていき、出来上がったときには、達成感の拍手がなりました。
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今日のお昼は、3年生のクラスでの給食。相変わらず、野上さんは給食の時間が嬉しそうです。
そして、昼休み。雪が降り積もる中、野上さんは先週と変わらず白銀公園で建設作業です。ミエポン(私です。)の用意が遅く、野上基地で一人もたついていると、「しろがね城の絵を描きたい!」という子が集まってきました。
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野上基地の掲示板には、野上さんがどこにいるのか分かるような張り紙が張ってありますが、次の時間の授業準備や、給食係ですぐに外には行けなかったという理由で、残念がる子どもたちもいます。今日は白銀公園に行きたいけれど行けなかったから、絵を描きたいということでした。1週間という期間で、「野上基地」の存在が子どもたちの意識にしっかり入っていったのだと思いました。中には、本を持ってきて、ゆったりと過ごす子も。もしも、ずっと外にいたら、分からなかったことでした。
空き教室が永遠ではないアトリエとして変わり、野上さんが去っていく日を考えると、改めてアーティスト・イン・スクールの根っこの部分を大切にしたいなと、思いふけりました。


放課後は、徹底してしろがね城壁のブロックづくり。皆、慣れてきて、とても手際が良いです。
雪はだんだん牡丹雪に。降りしきる雪のなか、一生懸命な子どもたちの優しい背中がありました。
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空がほんのり薄暗くなり、最後まで一緒にやりたいと粘っている4年生の女の子たちを、野上さんは「野上くんを応援する『のがみガールズ』になるかい?」と誘います。4年生の女の子たちは顔を見合わせ、「いいよ。」と答えます。レディたちはとても優しく、大人である野上さんに「がんばれ、がんばれ、の・が・み!がんばれ、がんばれ、の・が・み!」と声援を送りながら、再びブロックづくりに加わっていきました。(レディはおとなですね〜〜)

最後は5人で、ブロックを踏み固めて修了。野上さんと一緒に笑顔です。
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昨日、今日と、予想以上に雪が降り積もっています。明日の朝、白銀公園に行ったらおどろくぐらい今夜も降り積もるでしょう。
もしも、この雪が降ることが1週間ずれていたら、作業は難なく豪雪と向き合うものとなったと思います。しかし、雪の積もっていない札幌からスタートしたことは、子どもたちにも、野上さんにも、当たり前であった雪を見つめ直す機会をくれたということだったようにも思えて仕方ありません。やはり、天気や自然は不思議なものです。

今週の木曜までに、「ゆきのくに、しろがね城」はどのような形で私たちの前に現れるのでしょうか、

「がんばれ、がんばれ、の・が・み!」
「できるか、できるか、しろがね城っ!」
「みんなで、つくるぞ、ゆきのくにっ!」
# by sair_ais_programs | 2007-01-29 07:20 | トヨタ/山の手南小/野上裕之 | Comments(2)
2007年1月26日(金)「うわ〜〜〜〜っ!!!」 
【アーティスト・イン・スクール5日目 天気:晴れのち曇り、時々雪 気温:−4.7℃】

本日はとても寒くて天気が変わりやすい一日。「ゆきのくにしろがね城」をつくるには、まだまだ、雪が必要です。大人になって、これほど雪が降ってほしいと強く思っている毎日を過ごすのは、不思議な感覚がします。

さて、今日は2年生の授業や学校内での野上さんをお伝えします★

●2時間目:授業(多目的室)※2年生のクラスへのレクチャー
●中休み:雪山のかたちづくり! (白銀公園)
●昼休み:取材(野上基地)※3年生の新聞委員から
●放課後:雪山のかたちづくり!(白銀公園)

 * * * * * * * * * * * * * *

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朝から野上さんは、模型を再び調整して、2年生の子どもたちへのレクチャーの準備。職人気質な野上さんの目が集中して作業をしているのを物語っています。

そして、2時間目には、約80名いる2年生の授業が始まりました。
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野上さんがどんなお仕事をしていて、雪を使ってどんなことができるのかという内容のものをスライドを使って今回も説明。写真が変わるたびに、
「せ〜の、ど〜〜〜ん!!! ・・・うわ〜〜〜〜〜〜っ!!!!!」
と、言う声が鳴り響きました。雪でいろいろな形をつくれることに皆感動していたようです。
ひとつひとつの写真や野上さんの言葉に、今まで体験したことのない新しい要素をみつけて、子どもたちは経験を積み重ねているのだと実感した瞬間でした。

3、4時間目の準備の後は、ランチルームでの給食。くじ引きで席を決めました。いつのまに野上さん人気が高まっていたのか、野上さんと近くの席になれなかった子が泣き出す場面も!?
先ほどレクチャーのあとだったこともあり、子どもたちの身近な存在になってきたのでしょう。今日もみんなでおいしく食べました。
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    チンジャオロースーの野上スペシャル盛りです

昼休みは、3年生の新聞委員の女の子による学級新聞のための取材。「好きな色はなんですか?」「なぜ彫刻家になろうと思ったのですか?」など、あれよこれよと野上さんに質問をします。野上さんが笑顔で答えると、その話にとても素直にキャハキャハ笑っていました。授業をつかってのレクチャーのときとは明らかに違う反応です。
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教室、廊下、体育館、グラウンド、野上基地、白銀公園………、学校という空間のなかで、子どもたちが大きな社会を経験していて、その環境によってさまざまな表情をするのだということを改めて実感しました。その世界に転校生のようにやって来た野上さんが、2週間でどのような影響を与え、子どもたちに記憶されるのか。長い目で見たくなります。


しろがね城となる土台の雪山づくりも架橋に入ってきました。今日は、大勢の子どもたちが加わって、野上さんと一緒に汗を流しました。「上の方を固めたいから」と、言っては上にあがり、別の子に「下りろよ〜〜〜!」と注意される子の姿も。もしも、私が小学生に戻っていたら、真っ先に上がり、怒られるな。

1週間はあっという間でしたが、ようやく、ゆきの国が姿を見せ始めました。
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関わるということは、ひとそれぞれ。野上さんは明日も、しろがね城をつくります。
# by sair_ais_programs | 2007-01-26 21:51 | トヨタ/山の手南小/野上裕之 | Comments(0)
2007年1月25日(木)「きれ〜〜〜い!!!」
【アーティスト・イン・スクール4日目 天気:雪、ときどき晴れ  気温:−2.8℃】

先週までは、雪はほとんど降っていなかったのに、今日も朝から立て続けに雪が降っています。
お天気はきまぐれで、厳しくも、やさしくもありますが、山の手南小のみんなが笑顔で雪と楽しんでいるからでしょうか、野上くんが願ったからでしょうか。

さあ、今日は授業でのレクチャーが立て続けに入っています!雪が降ったのもあり、どれだけ雪山が大きく成長するのでしょう!?

●2時間目:授業(野上基地)※3年生のクラスへのレクチャー
●中休み:   (野上基地)
●3時間目:授業(白銀公園) 
●4時間目:  〃  (  〃  )
●昼休み:雪あつめ!(白銀公園)
●5時間目:授業 (野上基地) ※3年生のクラスへのレクチャー
●放課後:雪山のかたちづくり!(白銀公園)

 * * * * * * * * * * * * * *

2時間目と5時間目は3年生のクラスへのレクチャー。昨日、別のクラスで同じ内容の授業をしたこともあり、野上さんもリラックスして子どもたちとの会話をしていました。いつにも増して、軽快なトークです。
レクチャーの最後に、進行の漆さん(←今回も、しっかり野上さん+アシスタント佐々木を支えてくれいます!)が、子どもたちに「じゃあ、最後に。野上くんは白銀公園に何をつくりたいのかな?」という投げかけをしました。昨日は、「家!!!」「かまくら!!!」と答えていた子どもたちが、「ゆきのくにのしろがね城〜!!!」と、声をそろえて答えてくれました。言葉を伝えるのは難しいですが、野上さんが白銀公園の雪に向かっている姿を見て、思いを読み取ったのかもしれませんね。
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3、4時間目は、昨日先にレクチャーをした3年生のクラスの授業。今回は外での活動です。まだまだ量が足りない公園の真ん中にある雪山に、今降っている雪をどうやって積むか。雪を確保するために、なにかわくわくすることを子どもたちと一緒にやることを野上さんは考えていました。雪を楽しむことも、今回のアーティスト・イン・スクールの大きな核のひとつだからです。

授業では、まず3つのチームに分けて、たくさん積もった雪を3カ所に集めることから始めました。そして、集めた雪を、それそれのチームが真ん中の雪山に次ぎと持っていきます。
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写真をみると一見、集めているのか踏み崩しているのかわからいないのですが、これは列記として雪を固めて大きくしている様子です。(でも、皆がいっぺんにやると、すごい光景になりますね。)
子どもたちは昨日の授業を受けて、自分が一緒にしろがね城をつくる道具を持って来たのです。それが、ソリやバケツやスコップなどでした。そして、授業の最後には、それらの道具を使って、雪の型づくり。「きれ〜〜〜〜い!!!」と言って、自分で持って来た小さなバケツで型をつくって喜んでいる子どもたちの笑顔は、雪に対しての純粋な対話があったように思えました。
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   「白いプリンみたい!」

みんなが加わって大きくなったしろがね城になる予定の雪山は、たたずまいがとても誇らしげになってきました。学校の先生でも、地域の方でもない、おとなの野上さんが側に居るということが、子どもたちにとって存在感を持つようになってきたことを感じ始めた一日でした。


★おまけ★
今日から、給食をクラスのみんなと食べるようになりました。今日は3年生のクラス。野上さん、とっても真剣。みんなで食べるとやっぱりおいしい。
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# by sair_ais_programs | 2007-01-25 20:12 | トヨタ/山の手南小/野上裕之 | Comments(0)
2007年1月24日(水)「この城、何人入るかな?」
【アーティスト・イン・スクール3日目 天気:晴れ、ときどき雪  気温:−2.0℃】

野上さんが山の手南小学校に来て、3日目。今日は晴れです。
自然と向き合う今回のアーティスト・イン・スクールでは、毎日朝から天気の話が飛び交っています。

今日も朝から野上さんは、「ゆきのくにのしろがね城」をどのようにつくるか、模型づくりを行っていました。そして中休み以降は、次のような動きで、今日もしろがね城づくりが行われました。

●中休み:模型作り(野上基地)
●昼休み:雪あつめ!(白銀公園)
●5時間目:授業 (野上基地) ※3年生のクラスへのレクチャー
●放課後:雪あつめ!(白銀公園)


 * * * * * * * * * * * * * *


中休みのチャイムが鳴ると、昨日までと違って、廊下がとても静か・・・。どうやら、スキー授業が始まったりしたこともあり、授業の準備等で忙しそうです。ただし、「俺、明日の昼休み来るから!」などと宣言し、野上さんのところに顔をだす子が増えました。皆、予定をしっかり立てて、野上さんと一緒になにかやりたいと思っているようです。

時間が経つにつれて、頭をひょっこりのぞかせて野上基地にぽつぽつと子どもたちが集まってきました。
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何を作っているのか、不思議そうに眺めながら、野上さんのもとへ子どもたちが集まっていきます。
目の前にある模型は、大きな板状の発泡スチロールを切ってつくっていること、よ〜〜〜く見て、手で触って、ものがつくられていく様子を子どもたちが見つめていました。
模型を見るたびに、「ここにはなんにんの人がはいれるのかなぁ?」とか、「つくえや椅子があったいいな。」という意見が子どもたちからどんどん沸き上がっていきます。なかには、「こたつを入れて、ベッドも入れて、寝たいなぁ。」という子も。
しろがね城で、どんなことがしたいのか、また、どういうように自分たちが手伝えるのかを、皆考えるようになってきました。
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午後から始まる5時間目は、今回初めての授業形式のレクチャーです。

「野上くんってどんなひと?」「彫刻家ってどんなことをするひと?」というレクチャーとともに、野上さんの作品や雪の造形物を学んでいきました。口下手な野上さんが真剣に語り掛けていき、みたことのない造形に子どもたちは目をまんまるにさせてじっと見入っていました。
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また授業の最後には、自分たちがどうやって雪のお城づくりや、野上さんに協力できるかを考えていきました。明日はそのためのアイデアや道具を持ってくるようです。とても楽しみですね。


放課後は、雪が固まってしまわないうちに雪はこび。

今日も、家からスコップやソリを持ってくる子、懸命に雪を運び続ける子、友だちと井戸端話をしながらでったり雪を集める子など、それぞれのペースで野上さんと一緒に雪を楽しんでいました。
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また、お母さんと一緒に来て、一緒に仲良く雪を積み上げているシーンも。おそらく、家族の方や地域の方が来てくれているということは、家に帰って小学校に見知らぬお兄さんがきたことを伝えているのでしょう。そうした光景を想像すると、とても微笑ましく思いました。


夕方4時半。帰るのを惜しみながら、最後まで高く積んだ雪を雪山に運ぶ子どもたち。
〈ここはぼくたちがつくっている「ゆきのくにのしろがね城」だ〉と、いう思いが見えてきた一日でした。

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# by sair_ais_programs | 2007-01-24 20:10 | トヨタ/山の手南小/野上裕之 | Comments(0)
2007年1月23日(火)「ほんとにお城できるの!?」 
【アーティスト・イン・スクール2日目 天気:雪 気温:−2.1℃】

昨日までの雪乞いのおかげか、夜明け頃から札幌の街に雪が降ってきました!朝からの雪に、野上さんと顔を会わす先生たちは、笑顔で「よかったね!雪降ったね!」という声。
「おとなになってから、雪が降ってほしいとこんなに思ったことはないなぁ」という先生もいました。

本当に待ち望んでいた雪が、今日はずっと降り続いています。

2日目の今日は、雪を少しでも集めて山にしておきたいということから、

●中休み:模型作り(野上基地)
●昼休み:雪あつめ!(白銀公園)
●放課後:雪あつめ!(  〃  )

というような動きになりました。


まずは、中休み。
昨日と比べて子どもたちの抵抗感がよりなくなったのか、チャイムが鳴ったとたん、野上基地には多くの子どもたちがまたなだれ込んできました。

おやおや、何を作っているのかな?
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発泡スチロールを雪のブロックに見立てたイグルーのような建物を見て、子どもたちは「俺ならこうやって屋根つくる!」「天井がまるいから、ブロック落ちないかなぁ。」というようなことを野上さんに話していました。
また、思い思いの雪のお城のアイディアを、床の模造紙に書いている子もいました。


給食を食べてからの昼休みは、今回始めての外作業、「雪あつめ」です。野上さんがスコップで雪を集めていると、低学年の子も、高学年の子も、自分が出来る範囲での力を最大限を発揮して、雪集めに加わっていきました。
大きなスコップを使うのは難しいから、みんなでソリに雪を入れたり、道具を巧みに使って雪を手早く集めてくる子もいました。また、高学年の子が低学年の子に、上手に集めるにはどうしたら良いのかを教えているシーンも。
皆、自分のペースで楽しみながら雪を集めていました。
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  「雪のおかいものなの♪でも、たくさん入れたらブロックできたよ。」


今日は、5時間目に1年生が授業で白銀公園に来ていたので、クラスで協力してのアクティビティ。雪の山は、踏まれ、乗られ、積まれ、固まっていき、どんどん形を変えながら大きくなっていきました。


そして、放課後。まだまだ雪は降っています。
「一度家に帰ったけれど、ゆき、集めにきた!」と、自分の家からスコップやソリを持参して、子どもたちが再参戦!
大きなソリやママさんダンプを抱え、自然と一体となってひたむきに作業している姿が印象的でした。
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今日だけで札幌は11cmの雪が積もったようです。
「お城できるの!?」と驚きの声がでる程、何もなかった場所に、1mの雪山が皆の力でつくられました。帰り道の背中が満足げな夕下がりでした。
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# by sair_ais_programs | 2007-01-23 18:02 | トヨタ/山の手南小/野上裕之 | Comments(0)
2007年1月22日(月) 1日目 「そんなに雪あるの?」 
【アーティスト・イン・スクール1日目 天気:晴れ 気温:−0.4℃】

「トヨタ・子どもとアーティストの出会い in 札幌」の第2弾が、いよいよ始まりました。
今回は彫刻家の野上裕之さんが、札幌市山の手南小学校で2週間をかけて「ゆきのくにのしろがね城」をつくるという内容です。

今回は新人アシスタントの佐々木ミエが、日々の活動をお伝えしていきます。


初日の今日は、山の手南小学校の始業式でした。(北海道の冬休みはとても長いのです。)
自由研究を抱え、ひさびさの登校にわくわくを隠しきれない子どもたち。いよいよ、始業式の始まりです。

体育館にて、元気なあいさつと校歌が響き渡たった後、校長先生のお話の中で、野上さんが紹介されました。
野上さんは簡単な自己紹介と、「遊びにきてね」という案内をして、笑顔で壇上を去っていきました。見たことのないお兄さんが教壇に立っていることに、皆、不思議そうな顔つき。
中休みの反応が気になるところです。

中休みの前に、先生方との打ち合わせやアトリエづくりを行いました。
どの先生からも「今年はなぜこんなに雪が少ないのだろうね・・・」と、いうため息の声。
当初は、”どか雪”をいかにつかってお城をつくるのかと考えていたのですが、今年はなんと、22年ぶりの暖冬!
いつまでたっても雪が降らず、土が見えるところもあるくらいの状況のなか、雪乞いの気持ちが日に日に増して当日を迎えたのです。
雪がない状況で、野上さんのあたまのなかでは様々なプランを浮かべながらの1日目。

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     願掛けを込めて、窓に書いた雪乞いの言葉

今日からは天気、気温など、自然と格闘しながらの作品づくりが始まるのだという、野上さんの決心が見えた瞬間でした。


さて、時間は初めての中休み!
学校3階の空き教室のアトリエは「野上基地(のがみきちぃ)」と、命名され、「の・が・み・き・ちぃ・・・?」とおそるおそる入ってくる子どもたちや、元気いっぱいの子どもたち。
ひとり増え、ふたり増え、たちまち野上さんは、押し寄せてなだれ込む子どもたちに囲まれてしまいました。
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野上さんは「どんな形を雪でつくったら面白いと思う?」と投げかけ、子どもたちは思い思いに絵を描き始めました。
床に大きく広げてあった模造紙には、雪をブロックにしてピラミッド型の建物をつくるといった絵もあり、個性豊かな想いがペンでたくさん描かれていました。
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今日は、始業式ということもあり、午前中で授業が終わりました。帰りも子どもたちが顔をのぞかせ、どんなことをやっているのかを探っていました。下校してから家でポータブルゲーム機で遊んでいたけれど、気になったから再び学校に戻っていたという5年生の男の子たちもいました。
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    「おなかへっているけれど、気になって寄ってみたの。」

明日からも、色々が学年の子どもたちが「野上基地」に足を運び、どんなコミュニケーションが生まれるのかが楽しみです。


また、本日印象的だったのは、野上さんのアイディアスケッチを見た子どもが言った「そんなに雪あるの?」という言葉。
教室に来る子どもたちからは、しきりに「雪、降らないね。」「雪、降ってほしいな。」という言葉がありました。

近年特に取り上げられている地球温暖化の問題は、世界の主要都市の中で一番の積雪があると言われている札幌にも、今年は顕著に示されているように思いました。
1月末に雪がほとんど積もっていない札幌で今回のプログラムを考えるということは、「雪は降るものだと思っていた。」という概念にも投げかけるものにもなりそうです。

そのようなことも考えさせられる、山の手南小の晴れた一日でした。(佐々木)
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# by sair_ais_programs | 2007-01-22 20:13 | トヨタ/山の手南小/野上裕之 | Comments(1)
次回のお知らせ
2007年初回の事業は、「トヨタ・子どもとアーティストの出会いin札幌」第2弾です。
開催場所は、札幌市立山の手南小学校です。
今回は、彫刻家の野上裕之さんをお招きします。
これまでと同様に、空き教室の利用に加え、学校に隣接する「山の手白銀公園」を舞台とし、子どもたちや地域の方々との交流を主体とした雪の造形活動を行います。
引き続き、日々の活動を赤裸々に語った日記を更新しますのでお楽しみに!

以下開催概要です。

<<トヨタ・子どもとアーティスとの出会いin札幌 第2弾>>

開催校:札幌市立山の手南小学校(全校児童535名/教職員29名)

活動場所:札幌市立山の手南小学校内 3階 「野上基地」,山の手白銀公園

開催期間:2007年1月22日(月)〜2月 4日(日)

アーティスト:野上裕之(のがみひろゆき/札幌市出身/広島県在住/彫刻家)

活動タイトル:「ゆきのくにのしろがね城」

活動内容:
山の手南小学校の南西に隣接する「山の手白銀公園」のなかに、雪の中での生活を体験できる場所として「雪のいえ」をつくります。
この「雪のいえ」という建築物を取り囲む公園全体を、家であり、公園であり、一個の造型物になるように、期間中に制作していきます。それが「ゆきのくにのしろがね城」です。その制作を周辺の家の「雪かき」と連携することで、地域の「除雪」へのひとつの提案かつ、実践にしたいと考えています。
こどもにとっては、雪の中で過ごす時間を延長する仕組みとしての「雪のいえ」づくりであり、また「雪のいえ」という装置になります。
その制作に、大人もこどもも先生も、だれでも参加できるような仕掛けをつくりたいと考えています。雪で建築物をつくることを目的として、それにからめた、雪を使った工作や遊びをすることで、低学年の児童も「一緒につくった」と思えるようにしたいです。
基本的に子供達が学校にいる時間、野上裕之は毎日朝から晩まで、制作しています。学校の余裕教室を「基地」として、模型の制作展示や、雪で造型する為の道具の保管場所、休憩所にしたいと考えています。そのなかで、実験的なことを考えたり、こどもからでたアイディアを記録したいと思います。完成後棟上げ式(セレモニー)を行う予定です。お近くの方はぜひご参加ください!(野上 裕之)

クレジット:
主催:トヨタ・子どもとアーティストの出会いin札幌実行委員会,トヨタ自動車株式会社
企画:特定非営利活動法人S-AIR
企画協力:特定非営利活動法人 芸術家と子どもたち
制作協力:子どもとアーティストの出会い
協力:札幌地区トヨタ販売会社グループ
後援:札幌市,札幌市教育委員会
# by sair_ais_programs | 2007-01-20 17:42 | トヨタ/山の手南小/野上裕之 | Comments(0)
2006年12月15(金) お披露目会開催!
アーティスト・イン・スクール12日目。
快晴で迎えた今日、北中音更小学校での「マスクファクトリー」は最終日を迎えました。
あっという間の2週間。そして、今日は制作した仮面のお披露目会が開催されます。

朝学校へ行くと、いつもの様にマスクファクトリーには子どもたちがいました。
皆口々に「今日で最後だね」とルカさんに語りかけます。みんなとのお別れが、とってもさみしいルカさんは、言葉に詰まってしまいます。そして、追い討ちをかける様に一年生の子どもたちから、似顔絵入りの感謝状がルカさんに贈られました。おいおい!やばいよ〜!ありがと〜!

さぁ、元気を出して仮面を仕上げましょう!ということで、早速色塗りを開始。
昨日のうちに制作した全員分の仮面にみんなで色塗り。
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ルカさんだけでなく、先生たちの協力もあって、お昼休みには見事に全ての仮面を仕上げました。かぶってみると・・・おぉ〜ちゃんとかぶれますね!ルカさんもホット一安心。
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さて、最後の仕上げに夢中になっている最中、昨日同様にまた美味しそうなにおいが、マスクファクトリーに充満しはじめました。そして3・4年生からお誘いが。「待ってました!」っと言わんばかりに理科室へ。子どもたちが、すてきなチョコレートタルトをごちそうしてくれました。そして、それだけでは終わらず、自作のショートコントも披露してくれました。子どもたちが一生懸命考えてくれた演出に、ルカさん大感激。ありがとう!ありがとう!
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お昼休みは、最後の全校遊びに参加。今日は、紙飛行機大会。この全校遊びは、子どもたちとルカさんとの距離を近づけることに大きく貢献してくれました。そして最後まで、子どもたちと一緒に大はしゃぎのルカさんでした。
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さて午後は、いよいよお披露目会です。会場には、保護者の方々も来てくださいました。
子どもたちは、ルカさんと一緒に作った仮面を手になんだか緊張気味。なぜなら、今回制作した仮面をルカさんに紹介しなくてはならないのです。そう、ルカさんは、今日、このお披露目会で初めて仮面の真相を知るのです!
そして、いよいよお披露目会スタート!まずは5・6年生から順番に、仮面の題名と感想を聞きました。「いろんな材料に触れて面白かった」「色を塗るのが難しかったけど、出来上がった時はうれしかった」等々、実感のこもった感想をたくさんもらいました。
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お次ぎは、ルカさんからインタビュー。
「その仮面の物語は、どういうものですか?」と言う問いに、子どもたちは一生懸命答えてくれます。特にオリジナルキャラクターを作った子は大変。でも、言葉に詰まると他の子がフォローするのが北中流。みんなで、何とかる加算に解りやすく説明してくれます。
これまでのルカさんとの交流の成果が発揮され、とても楽しいお披露目会となりました。
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お披露目会の最後には、ルカさんから皆さんへ、粘土を使ったアニメーション(ショートムービー)をプレゼントし、上映しました。実は裏で進行中のプロジェクトとは、このこと。子どもたちが作った粘土細工を巧みに操って、およそ2分の映像作品を作ったのです。
さらに、のこり時間を使って、ルカさんの普段のアトリエの様子や彫刻作品等の紹介をさせてもらいました。
「今回の活動や交流を通して、子どもたちが何か自分の好きなことに積極的にチャレンジする気持ちを持ってくれたら」と、ルカさんは願っています。
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こうして、今回の北中音更小学校で行ったアーティスト・イン・スクールは、無事終了しました。
今回の活動が、学校や子どもたちに取って、十分な内容であったか定かではありません。しかし、今回の活動のプロセスや、その展開を振り返ると、今までにないこの事業の可能性を感じさせてくれる出会いや、交流ができたと実感しています。それは、子どもたちや先生、そして地域の方々のあたたかさとおおらかさ、そうしたホスピタリティーが、この活動を支えてくれたおかげです。そしてとても充実した2週間を過ごすことができました。ありがとうございました。

アーティスト・イン・スクールは、学校で日常的に子どもたちとアーテイストが出会い交流するプログラムです。そこには、たくさんの可能性が眠っています。
今回は、ルカ・ローマさんというキャラクターと学校がタッグを組み、学校が、地域のコミュニティとして十分に機能しえるという可能性を証明する、一つのきっかけを生み出すことができたのではないかと考えています。

北中音更小学校の皆さん、そして士幌町の皆さん、本当にありがとうございました。
そして、実行委員、スタッフの皆さんお疲れさまでした!
そしてそして、ルカさん、2週間お疲れさまでした。また北海道で、はしゃぎましょうね。

では、次回のアーティストインスクールもお楽しみに。ありがとうございました。(漆)
# by sair_ais_programs | 2006-12-18 16:56 | 十勝/北中音更小/ルカローマ | Comments(0)
2006年12月14日(木) ラストスパート
アーティスト・イン・スクール11日目。
いよいよの今回の活動も残すところ後二日。
最終日のお披露目会に向けて、いよいよ追い込みです。

ルカさんは、朝から子どもたちと一緒に未だ完成していない仮面を制作。
何とか明日までに全部の仮面を形にしたい。
これまで自分たちのことをあたたかく受け入れてくれたみんなの思いを胸に、大急ぎで仮面作りに励みます。
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仮面が出来上がった子どもたちは、最後の仕上げに色塗り。
真っ白な仮面をどれだけ自分のイメージに近づけられるか。
ルカさんのアドバイスを受けながら、好きな色を重ねていきます。
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そして、どんどん個性的な仮面が出来上がってきました!
明日の発表会では、どんなプレゼンテーションをしてくれるのでしょうか?
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さて、仮面作りに邁進中のルカさんに5・6年生からお誘いがありました。
「調理実習で作ったハンバーグを一緒に食べませんか?」と。
なるほどそれで先ほどから美味しそうな臭いが立ちこめていた訳ですね。
給食前ではありましたが、そのおいしそうなハンバーグの魅力には勝てません。
ご飯とお味噌汁もセット。思わぬプレゼントにルカさん気合いも最高潮です。
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放課後、地域の方がマスクファクトリーを訪問。
他の小学校に通うお子さんを連れて、マスクファクトリーミニ体験。
こうした交流が持てるのも、この北中音更小学校が、オープンなスタンスを取り続けてくれたおかげです。次は君の小学校に、芸術家が行くかもよ。そのときはよろしくね。
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# by sair_ais_programs | 2006-12-18 15:23 | 十勝/北中音更小/ルカローマ | Comments(0)
2006年12月13日(水) パニック!
アーティスト・イン・スクール10日目。
朝学校に向かうと、グランドの並木に蝦夷リスが!朝のお出迎え?
北海道ならではの光景。ちょっと嬉しい一日の始まりです。
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残り後三日と迫り、マスクファクトリーは大忙し。
仮面づくりの参加者が徐々に増え、今日の時点ですべての児童が、参加することになりました。ですからルカさんは、次から次へと仕上がる下地の型取りに奔走。合計18個の仮面。本当に出来上がるでしょうか?
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もちろん子どもたちも、一緒に仮面づくり。
新しい作り方をどんどん取り入れてチャレンジ!
「ルカさんみたいに上手にできるかなぁ〜。」と心配しながらも、器用にこなす子どもたち。自由に発想して、どんどん新しいことに挑戦しよう!
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色塗りの段階に入った子は、本当に楽しそう。
後少しで、オリジナルの仮面が出来上がる!
わくわくしながら、筆を動かしています。
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お昼休みは、子どもたちと「バラド」!
「バラド」とは、ドッチボールにアレンジが加わった小学校ならではの遊び。
気分転換とばかりに、ルカさんも参加。
なんといっても、全校児童全員で遊ぶのが北中音更小のいいところです。そして、アーティストと子どもたちの交流の一環としてこうした時間が持てるのも、アーティスト・イン・スクールの醍醐味といえるでしょう。
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放課後。ルカさんは、また黙々と仮面づくり。
想定以上のマスクの数。
う〜ん、ここは腕の見せ所。試行錯誤を繰り返し、今までの経験をフルに生かす。時に合理的に、そして丁寧に、新しい材料も試しながら、着実に・・・。
遅くまでその作業は続きました。
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作業を終えて帰宅。
今日は、教頭先生のご自宅で夕食をいただきました。奥様手づくりの餃子と生春巻きをたくさんいただいて大満足!申し訳ないと思いながらも、毎晩のように皆様にお世話になっております。ありがとうございます!
今日の恵みに感謝して、明日の活動に備えましょう。
# by sair_ais_programs | 2006-12-14 16:43 | 十勝/北中音更小/ルカローマ | Comments(0)



小学校にアーティストが滞在し子ども達と交流する事業
by sair_ais_programs
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