アーティスト・イン・スクール ~転校生はアーティスト!~:文化/大岸小/磯崎道佳
2023-05-31T10:44:32+09:00
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小学校にアーティストが滞在し子ども達と交流する事業
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2006年11月20日(月) いよいよお披露目会!
http://inschool.exblog.jp/4732089/
2006-11-22T02:24:00+09:00
2023-05-31T10:44:32+09:00
2006-11-23T14:24:16+09:00
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文化/大岸小/磯崎道佳
天気は快晴!ぜっこうの出航日和(?)です!
磯崎さんは、いつも通り朝から小学校へ。
今日の午後に控えたお披露目会の準備を早速開始しました。
まずは、この日の為に集まってくれたスタッフのみんなと、ビニールで創った大蛇の補強を行います。
あ、この大蛇もお披露目会で登場することになったんです!
今回のお披露目会の裏テーマは「危うし!ぞうきんしっぷ!」だとか(意味不明)。
中休み、アトリエからぞうきんしっぷを外へ運び出します。
4mもある巨大なぞうきん船。果たして無事に教室から出られるのか・・・。
そんな心配をよそに磯崎さんとスタッフは半ば無理矢理(?)ぞうきんしっぷを廊下に押し出します。
お、お〜、あ〜〜、もう少し〜、で、出た〜!
出ました。
そのまま外に控えていたトラックへ。
これで一安心。
でもまぁ、よくこれだけの大きなものを作ったな〜と一同関心。
お昼休みまでは、分校で会場づくり。
トラックでぞうきんしっぷを運びました。
船をトラックから降ろすと、なんだかテンションの上がった磯崎さんは、一人でぞうきんしっぷを走らせます。台車に乗せられたぞうきんしっぷは、その大きさとは裏腹に、軽々と動きます。
まるで子どものように夢中でぞうきんしっぷで遊ぶ磯崎さんに、スタッフも涼しい・・あ、いや暖かいまなざしを向けていました。
とにかく本番が楽しみ!
本校に戻って、子どもたちと最後の給食をすませ、いよいよ本番が近づいてきました。
大急ぎで分校へ。みんなの到着を待ちます。
そして、午後1時30分、地域の方々や子どもたちが続々と分校に集まってきました。
ぞうきんしっぷは、丁度本校と分校の間で待機。
最後に到着した5・6年生と磯崎さんが一緒に、ぞうきんしっぷを引っ張ります。
いよいよ出航です。
本校と分校を結ぶ道路の上をぞうきんしっぷが軽快に走ります。
女子と体の小さな男子を船に乗せ、ついに分校へ到着。
地域の皆さんと先生達に出迎えられ、子どもたちみんなで体育館に運び込みました。
体育館には、予想以上にたくさんの方々が集まってくださいました。
今回のアーティスト・イン・スクールは、こんなにたくさんの方々に支えられていたのだということを実感する瞬間でした。
そして、セレモニーがスタート。
まずは子どもたちの「モップマ〜ン!」のかけ声で「モップマン」が登場!
その格好のまま挨拶をする磯崎さん。
そのこっけいなコスチュームとシチュエーションに子どもたちも大喜び。
続いて、ビニールの大蛇が登場。
一気に空気を入れて膨らませます。
会場は、まさに磯崎ワールド一色。興奮もピークです。
子どもたちが大蛇と戯れる中、モップマンが言いました。
「実は大蛇がぞうきん船を狙っている!みんなで大蛇を退治しよう!」
半ば無理矢理な設定に少々戸惑う子どもたち。
とにかく大蛇の体の中に次々と入っていました。
そして、合図の後一斉にビニールを引きちぎり、蛇の体から出てきました。
一瞬にして退治された大蛇。皆、満足げな表情。
さて、セレモニーの終盤は、参加してくれた皆さんから感想をいただきました。
今回の活動を受け入れてくださった校長先生。
ぞうきんの縫い付けに駆けつけてくれた婦人会の方。
そして子どもたち。
皆さんからいただいた言葉は、2週間という短い時間ではありましたが、それぞれが、それそれの関わり方で、この活動を楽しんでくれたのかなぁと感じさせてくれるコメントでした。
セレモニーの最後はやっぱり磯崎さんの挨拶。
なんだか寂しそう。そうですよね。こんなにたくさんの人達と、そして明るくて愛らしい子どもたちとお別れなのですから。
でも、こんなに素晴らしい活動が出来たのも、みんなの思いが詰まったぞうきんしっぷを制作できたのも、磯崎さんのバイタリティーとアイディアがあったからこそ。
磯崎さん、お疲れさまでした!そしてありがとうございました。
今回のアーティスト・イン・スクールは、単に学校にアーティストが来て、子どもたちと交流することにとどまらず、短期間ではありましたが、地域を巻き込んだ活動に発展しました。勿論、今回のような活動がまたできる保証はありません。それは、こうした活動環境を目指して学校、地域、アーティスト、そして運営する私たちの思いが上手くかみ合う必要があります。そうした意味で、今回は、磯崎さんの企画と学校の受け入れ態勢、そして地域性がばっちりとかみ合い実現できたと感じています。
このある種理想的な活動が実現できたのも、磯崎さんの企画力と大岸小学校の子どもたち、先生、そして豊浦・大岸地域の皆さんのおかげです。
本当にありがとうございました。また会いましょう!
追伸:今回制作したぞうきんしっぷは、豊浦町立大岸小学校に2007年3月まで展示されます。
ご興味のある方は、ぜひご覧下さい。その後は、またどこかの場所へ出航予定?
次回のアーティスト・イン・スクールもお楽しみに!
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2006年11月17日(金) ぞうきんしっぷ千秋楽
http://inschool.exblog.jp/4710258/
2006-11-19T16:35:00+09:00
2023-05-31T10:44:32+09:00
2006-11-19T16:35:37+09:00
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文化/大岸小/磯崎道佳
活動最終日を快晴で迎えました。
朝には、私たちが滞在しているお家のドアがドンドンドン!
「磯崎さ〜ん!」子どもたちがおこしに来てくれました。
朝から元気な子どもたちに起こされて、いよいよ最終日のアトリエへ。
ぞうきんお縫い付け作業は、昨日で終了していますので、今日は子どもたちとの交流のみ。
今日は、先生達の研修会があるため、学校は午前授業。
ということで中休みには、アトリエでの最後の交流を時間の許す限り楽しみました。
磯崎さんも、子どもたちもどこか名残惜しそう・・・。
午後、子どもたちが下校。
そして、ぞうきんしっぷの制作はいよいよ仕上げの段階。
今日は、最後の帆の制作に邁進。
帆の先端に取り付ける船のシンボルとなる旗は、大岸小学校の「大」の字。
この文字は、六年生で書道日本一に輝いたことのある男子がかいてくれたもの。
大人顔負けの上手さに磯崎さんも唖然!
なぜか大岸には、こうした逸材がごろごろいるのです!
磯崎さんは、この「大」の字をトレースして布で旗を仕上げました。
その後は、子どもたちが描いてくれた、ビニールの絵を貼付け、ポールに結わえ、帆が完成。こうして日も落ちたころ、ぞうきんしっぷは仕上がりました。
帆が船体に差し込まれた瞬間、磯崎さんも私も、言葉を失い、しばらっく見とれてしまいました。そして、「できたんだ。いや〜、できちゃったね〜。」と磯崎さん。
予想以上に巨大で、想像以上にたくさんの方々の思いが詰まった、素晴らしいぞうきんしっぷが出来上がりました!
今回の活動は、単にぞうきんしっぷの制作をすることではなく、磯崎さんが作り出したアトリエが、ぞうきんしっぷの制作を通して人と人、人と場所が繋がっていく、そんなコミュニティを作り出すことが目的だったような気がします。
短期間ではありましたが、子どもたちや地域の皆さんにとって普段の生活では、あまり経験することのない出会いと交流の場を生み出せたのではないかと考えています。
さて、後は20日のお披露目会を待つのみです。
ぞうきんしっぷがいよいよ出航します。目標は、鉱山分校!
また大岸の皆さんと楽しい時間を共有できることを期待しています。
お近くの方、お時間のある方はぜひお越し下さい!
<<ぞうきんしっぷお披露目会>>
場所 : 大岸小学校鉱山分校
時間 : 13:30〜14:30
一般の方には、お茶とお菓子をご用意してお待ちしております。
お誘い合わせの上、ぜひお越し下さい!]]>
2006年11月16日(木) ぞうきんしっぷいよいよ追い込み
http://inschool.exblog.jp/4698695/
2006-11-17T08:51:00+09:00
2023-05-31T10:44:32+09:00
2006-11-17T08:51:05+09:00
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文化/大岸小/磯崎道佳
今日も快晴で、気持ちいい朝!と、言いたいところですが、寝坊してしまい朝からバタバタ。
午前中は、いつも来てくれるお母さん達と一緒に制作を開始。今日でぞうきんの縫い付けは最終日。名残惜しい気持ちを抑えながら、黙々とぞうきんを縫い付けます。
中休みにやって来た子どもたちも最後の縫い付けに参加。お母さん達に教えてもらいながら、こつこつと縫い付けている姿は、いつ見ても新鮮で、心温まる光景です。
ぞうきんの縫い付けをしている最中、磯崎さんは一人となりの図工準備室で台車を作っていました。いよいよ最後の追い込み。磯崎さんは、ぞうきんしっぷを無事に分校に運べるよう入念に工夫を凝らしていました。
お昼になり、いつものように子どもたちと教室で給食。
そしてお昼休み。
子どもたちはいつものようにぞうきんしっぷで遊び始めました。今日大好評だったのが、磯崎さんと私で、子どもたちを抱え上げてぞうきんしっぷ目がけて放り投げる遊び。予想に反して、次から次に希望者が・・・。
結局、腕がぼろぼろになるまで、子どもたちを放り投げました。
いや〜疲れ・・・いやいや楽しかったなぁ。
午後は、3・4年生の授業時間にお邪魔し、磯崎さんと一緒にものづくり。
昨日分校の子どもたちと作ったビニールの大蛇の続きを作成。
子どもたちも期待を膨らませながら、ビニールを切り貼り。
そして、蛇の顔を作って完成!
早速体育館に集合。体育の授業を終えた5・6年生も合流して、いよいよ大蛇との格闘がスタート。ビニールの中に空気が入ると、全員大はしゃぎで体育館中を駆け回ります。普段はおとなしい子も、この状況には大興奮。
放課後、磯崎さんは、最後の仕上げ作業として帆の制作を開始。
子どもたちに描いてもらったビニールの絵が透明の帆に貼付けられます。
さて、いよいよ明日が活動の最終日。
悔いのない活動ができるよう、明日も頑張りましょう!
あ〜でも明日が最終日なんて信じられない・・・。
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2006年11月15日(水)今日は分校DAY
http://inschool.exblog.jp/4693520/
2006-11-16T09:15:00+09:00
2023-05-31T10:44:32+09:00
2006-11-16T09:15:42+09:00
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文化/大岸小/磯崎道佳
天気は快晴!気持ちいい朝を迎えました。
今日は、朝早くから地域のお母さんがぞうきん縫いに来てくださいました。
「家にいても暇だから・・・」等と言いながらも、今回の活動や 磯崎さんとの会話を毎日楽しみにして下さっているらしい!
中休み前には、「寿会」というお年寄りの皆さんがアトリエを訪れ、集まって来た子どもたちも縫い付けに参加し、にぎわいもピークに。
今日は特に低学年の子どもたちが、がんばってぞうきんを抜いてく手くれました。子どもたちの頑張りには、お年寄りの皆さんも顔がほころびます。
そして、今日は「分校DAY」ということで磯崎さんと私は、給食を持ってお昼前に分校へ向かいました。
分校の子どもたちと給食をとった後、少しお時間をいただいて、磯崎さんとたのしいもづくりをスタート。
今日は、ビニール袋を使って巨大な蛇を作りました。
一つ一つビニール袋を繋げて、テープで顔を描き、空気を入れて膨らませます。
「10、9、8・・・3、2,1、スタート!」
みんなのかけ声で、一気に膨らむビニールの蛇。
あっという間に、教室の中は大蛇の巣になりました。
そして体育館へ。磯崎さんが、蛇のしっぽをつかんで駆け回ると、子どもたちは大興奮!時間を忘れて、ビニールの大蛇と戯れました。
楽しい「分校DAY」も今日でおしまい。後ろ髪を引かれる思いで、本校のアトリエに戻りました。
アトリエでは、既に午後のお客さんがぞうきん縫いを開始していました。
午後は、のんびりとお母さん達との会話を楽しみながらぞうきんの縫い付け。
「後二日でおしまいなんて、寂しいね〜」といってくれる方もいて、なんだかとても大切な時間を過ごしているということを実感させられました。
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2006年11月14日(火) お客様が一杯
http://inschool.exblog.jp/4688101/
2006-11-15T09:18:00+09:00
2023-05-31T10:44:32+09:00
2006-11-15T09:18:42+09:00
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文化/大岸小/磯崎道佳
昨日の雪とは打って変わって、晴れて来ました。
子もまま最後まで晴れてくれると良いのですが。
さてさて、今日のアトリエにはお客様が一杯いらっしゃいました。
朝一番でやって来たのは、一年生のコンビ。
他に誰もいないアトリエを縦横無人に駆け回りながら、ぞうきんしっぷと戯れます。朝から元気、元気!
そして、「北のとびら」という北海道文化財団が発行している情報誌の取材の方々がご来校。今回の活動風景を雑誌の表紙に使いたいとか。
中休みにやって来た子どもたちは、カメラマンの方をオモチャのようにいじくり回ってもう大変。
ちなみに子どもたちは、ぞうきんしっぷに乗っかって大はしゃぎしていますが、これ実は今回の制作過程において重要なポイントなのです。中に入れたスポンジを馴染ませて、最終的な仕上げを行うための圧縮作業をしてもらっているんです。
中休みが終わり、婦人会の方々が来て下さいました。
何度かいらしてくださっている方々なので、もう手慣れたもの。
進み具合を見ながら、ぞうきんの縫い付けをスタート。
磯崎さんもこのお母さん達のパワーと技術には、信頼を寄せています。
丁寧且つスピーディ!
4時間目の時間には、2年生の子どもたちが、アトリエにやってきました。
磯崎さんとちょっと変わった似顔絵を描いたり、船の帆づくりを行いました。
2年生はとても明るくて元気!楽しい授業時間となったようです。
そしてお母さん達と、ぞうきん縫いに奮闘する中、お昼前には、主催者である北海道文化財団の方々が、様子を見に来てくださいました。
そして、アトリエにくる様々なお客さんにまぎれて一緒にぞうきん縫い。
なぜか給食もオーダーして、今回の活動をじっくり体験。また来て下さいね。
お昼休みの時間、今日は、なんと避難訓練がありました。
理科室から火災が発生したという想定。予告なしに突然ベルがなるのは小学校ならでわ。なぜか磯崎さんもこれに参加。まぁ何が起きるか解りませんから・・・。
午後も、婦人会の方、そして保護者のお母さん達が、ぞうきん縫いに駆けつけてくれました。保護者の皆さんは、日中お仕事なのであまりご参加いただけていなかったのですが、なんとか時間を作って来てくださったとか。
磯崎さんと子どもたちの話しで盛り上がり、楽しく作業を進めてくれていました。
と、まぁ今日はいろいろなお客様がこのアトリエに来て下さいました。これまでに、アーティスト・イン・スクールを実施してきてこれほど地域の皆さんとの関わりが持てたプログラムは初めてかも知れません。この後もまだプログラムは続きますが、最後まで、より多くの方々との出会いと交流を生み出す活動にできるよう頑張ろうと思わせてくれた一日でした。
明日は「分校DAY」!
分校のみんなよろしくお願いします!
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2006年11月13日(月) ふんわり
http://inschool.exblog.jp/4682564/
2006-11-14T08:57:00+09:00
2023-05-31T10:44:32+09:00
2006-11-14T08:57:27+09:00
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文化/大岸小/磯崎道佳
新しい週の始まり。
大岸小学校の周辺は、なんと雪が積もりました。
いよいよ冬の到来!
さて、今日もあいにくの天気にもかかわず磯崎さんのアトリエには、午前中から、ぞうきんの縫い付けに地域の方々がいらしてくださいました。
ふんわりとした形に成長したぞうきんしっぷに驚いてくださる方ばかり。
やはり、制作経過が気になるようで、何度も足を運んでくださる方もいらっしゃいました。
お昼休みは、素材のスポンジブロックで遊ぶ子どもたち。
アトリエの中は無法地帯に。
休み時間ぎりぎりまで、ブロックと戯れていました。
午後も、地域のお母さん達がいらしてくださいました。
今日は、近所のお母さんから「チカ」をいただいたので、お料理やお漬け物の話しをいろいろと聞かせていただきました。
余談ですが、豊浦は、これからホタテの収穫の季節だとか・・・ゴクリ。
子どもたちやお母さんたちが帰った後は、本格的な船体作り。
息ができないぐらいスポンジをどんどんつめていきました。
船がパンパンに膨らんだところで作業は終了。
「おぉ〜見えて来たね〜。」
磯崎さんも満足げな表情。
今週も、小学校の余裕教室を使った磯崎さんのアトリエで、ものづくりを通じたのしいであいがあることを楽しみにしています。
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2006年11月10日(金) 順調?ぼくたちのぞうきんしっぷ
http://inschool.exblog.jp/4671258/
2006-11-12T09:26:09+09:00
2023-05-31T10:44:32+09:00
2006-11-12T09:26:09+09:00
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文化/大岸小/磯崎道佳
久々に晴れて気持ちよい朝を迎えました。
少し残念なのが、朝いつも折り紙をくれる一年生の女の子が今日はお休みだったんです。う〜ん残念。
さて、磯崎さんは、いつものように朝からアトリエへ。
今日の午前中は、地元の老人会の皆さんがご来校。
リピーターの方も含めて8名の方が、ぞうきんの縫い付けに駆けつけてくださいました。
それにしてもお年寄りの方々の集中力はとにかくすごい!
「休みながらやりましょうね。」と声はかけるのですが、会話をしながらも手を止めることはありません。あっという間に一面ぞうきんだらけ!
ですから、楽しんでいただいてると信じて、どんどん縫い付けてもらっています(笑)。
その後中休みが終了し、4時間目の授業時間には、6年生の子どもたちが、アトリエでミシンを使ってぞうきん制作体験!
「ミシンは授業で習ったから大丈夫!」と意気込んでいたものの、使い勝手の違うミシンに「うわぁ〜。ちょっと待って〜!」と大騒ぎ。
とっても個性的なぞうきんを制作してくれました。
そして給食を終えお昼休み。
午後も地域の方々が、続々といらしてくださいました。
これまで、船の帆づくりに参加していた子どもたちも、徐々にぞうきんの縫い付けに興味を抱き、学年関係なく、船を囲んでぞうきんを縫い付けていました。
五日目にして、磯崎さんが滞在しているこのアトリエが、地域の大人と子ども、そして磯崎さんというアーティストの三者が交流する場として、定着して来た感があります。
お年寄りの思い出話や、お母さんたちからの地域のお話。色々な会話が飛び交う空間に、子どもたちも自然と入り込み、その雰囲気を楽しんでいるようです。
残り一週間の活動ですが、学校という環境の見え方が少しずつ変化していくのを誰もが体験・実感できる場なっていると考えています。
さて、放課後は、船の内部につめる材料を加工。なかなか融通の利かない材料と何度も格闘しながら、来週に向けての準備をしました。
だいぶ船の形が見えて来たかな?
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2006年11月9日(木) お母さんはすごい!
http://inschool.exblog.jp/4657067/
2006-11-09T18:34:00+09:00
2023-05-31T10:44:32+09:00
2006-11-09T18:34:56+09:00
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文化/大岸小/磯崎道佳
今日も豊浦町は雨降りです。
週末までは、天気が悪いとか...。しょうがない!気分だけでも晴々と行きましょう!
朝、昨日と同様、一年生の女の子が、折り紙のプレゼントをくれました。
またしてもかわいらしいメッセージ付き。
手紙には「がんばれーお」と書かれていました。
これが、朝の活力をくれるんです!
明日も書いてくれるのかな?
さて、午前中は、大岸の婦人会の方々が、ぞうきんの縫い付けに駆けつけてくださいました。皆さん明るく、元気なお母さん達。昨日の皆さん同様、針仕事はお手の物!っといった様子で、どんどんぞうきんが縫い付けられていきます。いろいろと地元のお話等も聞けて、とても楽しく良い時間が経過しました。やはり母は強し!たくましく元気なお母さん達に、磯崎さんも私も元気をいただきました。
中休みになると子どもたちが集合。婦人会の皆さんと一緒になって、船にぞうきんを縫い付けていきました。子どもたちも、学校に地域の方々が訪れることになれて来たようで、自分から話しかけたり、縫い方を教わる様子が随所で見られました。
その後、給食をすまし、お昼休みへ。
午後は、婦人会の方々に変わり、豊浦町の民生委員の方々が、ぞうきんを縫いに駆けつけてくださいました。また、5、6時間目の授業時間には、3〜6年生の子どもたちが、アトリエにやって来ました。
一度にたくさんの人が午後のアトリエに訪れたものですから、アトリエの中は大にぎわい(大忙し)。そこでも磯崎さんは、子どもたちに、様々なネタや簡単な造形を披露し、楽しい空間づくりに全力投球してくださいました。
それにしても今日は、地域のお母さん達と子どもたちのパワーに圧倒させられた一日でした。
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2006年11月8日(日) みんなでぞうきん縫い開始!
http://inschool.exblog.jp/4655007/
2006-11-09T08:52:00+09:00
2023-05-31T10:44:32+09:00
2006-11-09T08:52:13+09:00
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文化/大岸小/磯崎道佳
今日も豊浦町は、雨、あめ、アメ・・・。
早くカラッと晴れて欲しいものです。
朝、アトリエとなっている教室へ行ってみると、机の上に嬉しいプレゼントが置かれていました。一年生の女の子が、磯崎さんへメッセージ入りの折り紙を折ってくれていたのです。そのメッセージには「お仕事がんべってね!」と書かれていました。とてもかわいらしいメッセージに朝から感動させられてしまいました。
今日の午前中、地域のご年輩の方々が、ぞうきんの縫い付けに駆けつけてくださいました。中にはお孫さんが通っている方もいらっしゃいました。
「ちょっと難しいわ〜」などと言いながらも、手慣れた手つきで黙々とぞうきんを貼付けていく姿は貫禄感じさせます。
次々に貼付けられていく状況に「さすがだな〜」と磯崎さんも関心。
休み時間、アトリエに集まって来た子どもたちは、その状況をおっかなびっくり様子を伺いながらも、一緒にぞうきんを縫い付ける作業に参加してくれました。子どもたちとご年輩の方々が、少しずつその距離を近づけていく。その微笑ましく、心温まる状況は、今回の活動ならでは。
年齢も経験も関係なく、参加しているすべての人が、その場でわきあいあいとそして楽しく時間を過ごしてもらえたらとても嬉しいことです。
さて、今日のお昼は大岸小学校鉱山分校へ。
今日は分校の児童が分校で過ごす「分校DAY」らしい。
分校は、先生が3名、児童が6名。ノリの良い先生達と、ちょっとはにかんだ子どもたち。本当に一つの家庭のようで、私たちもどこかのお宅にお邪魔しているような、心温まる空間でした。
そして、自己紹介を交えた楽しい給食タイムがスタート!
ちょっと恥ずかしそうな子どもたちと、色んなおしゃべりをしながらいつもより少し長めの楽しいランチをいただきました。
今日は、とにかく「分校DAY」なので、給食の後も引き続き分校に滞在。
お昼休みの時間を使って、船の帆を制作。
先生も混じって、みんなでビニールの帆にテープで絵を描きました。
お花や魚、車などなど。自分の名前を書いている子もいました。
それにしても、この鉱山分校は、とてものびのびとした素敵な環境。磯崎さんも私も胸をときめかせ、後ろ髪を引かれる思いで分校を後にしました。
その後は、アトリエにて船の中につめる発砲材の加工に邁進。
その融通の利かない素材に、燃え尽きるまで立ち向かう!でも久々の肉体労働に、体はボロボロ。燃え尽きたところで、今日の作業を終えました。
お疲れさまでした。明日も素敵な出会いがあることを期待して、休みましょう。(漆)]]>
2006年11月7日(火)
http://inschool.exblog.jp/4646207/
2006-11-07T20:35:57+09:00
2023-05-31T10:44:32+09:00
2006-11-07T20:35:57+09:00
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文化/大岸小/磯崎道佳
朝からどしゃ降りです。
今日は、昨日に引き続き制作環境と材料を整えました。
ぞうきんを貼付ける下地の布のサイズを測って切り出します。
なってったって長さ4メートルの船ですから、下地作りも大変。
磯崎さんは、帆の準備。ビニールシートを繋ぎ合わせ、大きな透明の帆。このビニールの帆には、子どもたちに自由に絵を書いてもらう予定。
素敵な帆ができそう!
中休みには、アトリエに子どもたちが集まってきました。
今日は、船の支持体となる巨大な発泡スチロールに落書き大会。
みんな絵を書くのは好きなようで、マジックを使って思い思いに描いていきました。
でも、この発泡スチロールは数日後に解体され、船の中に入れて見えなくなってしまうんじゃないでしょうか?
あ、だから落書きしても良いんだ。
さて、中休みが終わり、引き続き準備作業。
そしておなかがすいたところで給食タイム!
今日は、一年生の教室にお邪魔しました。
大岸小学校の一年生は男の子と女の子の2人と担任の先生。子どもたちはとても面白いキャラクターで、3人とはいえとても明るいクラスでした。
楽しいランチタイムが終了して、午後は、ぞうきん船の下地作りに邁進。
ぞうきん船の型に切り取った布を今度はミシンで縫い合わせていきます。
放課後も子どもたちがアトリエに訪問してきます。
磯崎さんの存在にだいぶ慣れて来た子どもたちは、「いいな〜毎日図工ができて・・・。」とボソリ。磯崎さんも私もドキッとさせられる一言でした。
でもまぁ、確かにそうね。
その後、ぞうきん船の下地は、徐々に、パーツを組合わせ、完成。
明日から、子どもたちや地域の皆さんと、この布にぞうきんを張り合わせていきます。
いったいどんな船が出来上がっていくのでしょうか。
明日の活動が楽しみです!]]>
2006年11月6日(月) ぞうきんシップ制作スタート!
http://inschool.exblog.jp/4640062/
2006-11-06T20:44:00+09:00
2023-05-31T10:44:32+09:00
2006-11-06T20:44:06+09:00
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文化/大岸小/磯崎道佳
今回の文化の宅配便事業では、昨年度のニセコ小学校に引き続き、美術家の磯崎道佳さんをお招きし、「ぞうきん船が行く〜ぞうきんシップ」を実施します。小学校の子どもたちや、地域の方々に呼びかけて、たくさんのぞうきんを集め、そのぞうきんを縫い付けた巨大な船を造ろうという試みです。また出来上がったぞうきんシップは、最終日に大岸小学校の分校で、今年度いっぱいで廃校になる鉱山分校まで、子どもたちと一緒に運搬します。
ここ大岸小学校は、分校と合わせても全校児童32名という小規模校。豊浦町の大岸地区は、海、山、川、田んぼに囲まれ、自然がいっぱい。そんな環境の中、子どもたちと職員の皆さんは、まるで家族のように仲良く楽しく学校生活を送っていように見え、とてもほのぼのした気持ちになる学校です。
さて、初日の今日は、まず朝一で職員の皆さんに挨拶をさせていただきました。
そして、早速磯崎さんのアトリエとなる教室へ。
まずは制作環境を準備、準備!
ということで、制作に使う材料や道具を教室内に運び込みました。事前に発注しておいた巨大な材料(発泡スチロールとウレタン)を教頭先生のお力をお借りして、押し込みました。
この巨大な資材には、子どもたちや先生達もびっくり!
「え〜いったいなにができるの〜?」
こうして徐々に教室がアトリエと変化していく中、地域の婦人会の方々が学校を訪れてくださいました。
な、なんと今回のぞうきんシップの制作を精力的にお手伝いくださるとか!そしてその手には、たくさんのぞうきんが!
一方私たちは、まだ準備か整っていない状況。
「できることがあるなら何でもやるわよ!」とおっしゃってくだるご婦人方。
今日は初日なので、とにかく今回の活動に関して、いろいろとお話を聞いていただきました。
力強く、頼もしい協力者の登場に、少々面食らいつつも初日から幸先の良いスタートとなりました。
その後も地域の方や取材の方が、学校を訪れ、にぎやかな時間が経過し、校長室で給食をいただき、お昼休みへ。
お昼休みには全校児童の皆んと顔合わせの集会を開いていただきました。
校長先生にご紹介していただいた後、磯崎さんが自己紹介。
今回の活動について、親切丁寧に説明しました。子どもたちの反応は・・・あれ?おとなしい?
まぁまぁ、これから徐々に仲良くなろうね!
午後は、子どもたちが代わる代わるアトリエにやってきました。
子どもたちは、活動に関してというよりは磯崎さんという人に興味がある様子。
「ね〜どこに住んでるの?」
「他に何つくってるの?」
子どもたちの素朴な質問に、磯崎さんは優しく楽しく受け答え。
徐々に、子どもたちとのコミュニケーションがとれてきました。
さて本日は、予想以上に大勢の方がアトリエを訪れてくださり感謝しています。正直、磯崎さんも私もこの反応にはびっくりしております。今日は、準備でいっぱいいっぱいの一日でしたが、明日も同様にアトリエ環境の構築に時間を費やすことになりそう。子どもたちや地域の皆さんと一緒に充実した活動を進められるよう頑張ります!(漆)
---<おまけ>---
滞在先の宿舎の室内になぜかテントを張る磯崎さん。
全く持って理解できない行動ですが本人はすごく嬉しそう。
写真:「え?漆君テント持って来てないの?」
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次回のお知らせ
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2006-11-05T02:01:00+09:00
2023-05-31T10:44:32+09:00
2006-11-05T02:01:38+09:00
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文化/大岸小/磯崎道佳
今回は、学校に通う児童や、職員の方々だけでなく、保護者の方々や地域の皆さんにも積極的に関わっていただく様な活動に発展していくことを期待しています。
本ブログも日々更新いたしますので、ぜひぜひご覧ください!
<<財団法人 北海道文化財団”平成18年度 文化の宅配便"事業>>
開催校:豊浦町立大岸小学校&鉱山分校
開催期間:2006年11月6日(月)〜17日(金)
タイトル:「ぞうきん船が行く−ぞうきんしっぷ」
アーティスト:磯崎 道佳
主 催:財団法人 北海道文化財団
共 催:豊浦町教育委員会
後 援:北海道,北海道教育委員会
協 力:豊浦町、豊浦町立大岸小学校
企 画:NPO法人S-AIR(小田井 真美・漆 崇博)
写真1)豊浦町立大岸小学校鉱山分校と磯崎氏
写真2)大岸の海と磯崎氏
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