アーティスト・イン・スクール ~転校生はアーティスト！~

11月22日から始まった、月寒東小学校でのおとどけアート

中庭に巨大な人形を作る。

そんなアイディアから始まったこの活動。

正直、どうやってできるのか、作ればいいのか、

始まった当初は何も決まっていなかったのです。

長谷川仁さん、おとどけアートスタッフ、

そして、月寒東小学校の協力があり、

今回この「大笑い」を完成させることができました。

やればできる、

小学校の目標である言葉が、

いつの間にか、「大笑い」を完成させるために

日々試行錯誤する毎日と重なっていることに気が付きました。

やればできる、

それ、本当ですね。

子ども達に贈る言葉として、

自分たちに言い聞かせる言葉でもあり、

やり続けた約2週間の活動はこれでおしまいです。

新校舎になり、子どもたちが元気にやってくる月寒東小学校。

その、最初の年にこの校舎に

子ども達の「笑い」が響き渡ったのではないでしょうか。

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主催/おとどけアート実行委員会

アーティスト/長谷川仁

協力/札幌市、月寒東小学校

企画・運営/

おとどけアート実行委員会　

事務局　一般社団法人AISプランニング

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追記

月寒東小学校のサイトでも当活動の紹介をしてくれましたよ。

月寒東小学校HP http://www.tsukisamuhigashi-e.sapporo-c.ed.jp/

(サイト左下新着情報部分)

子ども達の前に表れた「なし男」

(本名は　スムージー・なし男(雄)とのこと)

圧倒的な存在感です。

彼が表れてから会場は大盛り上がり。

そして、ここで子ども達に一曲歌ってもらうことにしました。

曲名は「虹色の未来へ」

先日、50周年記念＆新校舎お祝い会の際に

子どもたちが歌っていた曲です。

みんなで元気に歌っていると、、、

おおっ、なし男の手元に指揮棒が！！

子ども達の歌声をリードしてくれています。

しかも、、、

なし男の頭に変化が・・・・

なんと虹が出てきたのです！！

「虹色の未来へ」の歌にのせて、

虹がなし男の頭から出てくるというすさまじい演出です。

子ども達も驚きの表情。

しかも、よく見ていると・・・

まだなんか出てきてますよ。

頭から出てきたのは、「やればできる」の文字。

月寒東小学校の校門にも書いてある、みんなの目標です。

これを見た子ども達も大喜び。

この盛り上がりようと言ったら！！！

つづく

さて、昼休み。

中庭にもりもり人が集まってきます。

中庭は人だかり。

正面階段にも人だかり。

トイレから見学する子。

色々な場所から中庭に視線が向けられます。

そして・・・

おおっ、首が持ちあがって来たぞ！！

そして体も！！

中庭がなんかすごい感じです。

そして、みんなで動かしてみます。

ほんと、大賑わいです。

続きます

最終日

12月2日、金曜日。

スッゴイ、雪降ってる・・・

(今日のお披露目大丈夫なのかな・・・・)

そんな気持ちはさておいて、朝です。

職員朝会であいさつ。

2週間あっという間に過ぎてしまいました。

そして、初日のようにテレビ朝会で、みんなに挨拶も行います。

どんなことになったのか、みんな中庭に集合ですよ。

挨拶が終わるとすぐに、準備を行います。

降りしきる雪の中、ひたすら準備準備。

準備準備。

黙々と準備。

(雪止まないかなぁ・・・)

そんな感じで・・・・

準備完了です。。。

おおっ、なし男！！

つづく

さて、中休み。

集まってきた子ども達にひとつお願いをします。

「ちょっと歌ってみて」

歌ってもらうのは、「虹色の未来へ」という歌。

先日、月寒東小学校では

開校50周年行事＆新校舎祝いを行ったんですが、

その時、子どもたちが歌っていたのがこの曲。

ちょっと、お願いしてみました。

あまりに歌声が良かったで、昼休みにもお願いしてみます。

一階ランチルームにみんな集合。

6年生の子にピアノ演奏をお願いして、

歌ってもらいます。

なんというか、子どもたちの歌声ってすさまじいですよね。

おじさんの涙腺を刺激するパンチ力があります。

ついでに、1～2年生の子たちを集めて、

「ちょっと踊ってみてよ」と注文。

彼らならすぐに踊ってくれるかな？と思いましたが、

やっぱり恥ずかしくてもじもじ、していました。

そんな感じで、本日の交流は終了。

いよいよ、明日が最終日！！

つづく

１２月１日木曜日。

活動残り２日間。

さて、この日の活動をのぞいてみましょう。

あれっ、給食時間ですね。

この日は子どもたちに大人気メニューのビビンバ。

確かにおいしかったし、

みんな尋常じゃない量をおかわりしていました。

食べ終わって満足のピース

こうやって、一緒にご飯食べて話をするってのも交流。

一切の創作活動に参加していなくても、それはそれ。

２週間という滞在期間の中でひとりひとりの出会い方や、

付き合い方が違ってもいいんです。

案外、休み時間よりもゆったり話しができてこちらの方が

色々と話ができるチャンスでもあります。

毎日、各クラスを訪れこんな感じで友だちができ、

その友達が給食きっかけの縁でポンポン作りに参加してくれたり、

転校生が１００人友達できるのかどうか、実践している感じです。

次のブログでは本日の活動をご紹介します。

つづく

１１月３０日水曜日。

さあ、１１月も最後。

週も折り返し、活動はあと三日。

色々と追い込まれてきてますよ！

そんな中、用意されたのはこちらの板。

あと、ポップな色のガムテープ数種類。

これらを用いて・・・

こんな感じで貼りまくると・・・

おっ

おおっ

なんかすごいオシャレになって来てる。

すっごい、人集まってきたし。

色の組み合わせが面白いですね。

この子たちのはなんか、お茶漬けのパックみたいな色。

ペタペタ切って貼って、絵を描く子もいます。

おっ、いいじゃない。

適当にやってるけど、適当でキレイ。

今日は中休み昼休みとひたすら、

木の板にテープを張る作業をやってもらいました。

が、これがそもそもなんなのかは誰も知りません。

「これやって」というオーダーにただ無心で答える彼ら。

さて、これが何になるのか楽しみですな！！

残り２日、どうなるーーー

つづく

１１月２９日火曜日。
やばいですね、あと４日間で完成ですか？
これ終わるんですかね？

って、本心を飲み込んだまま２９日の活動が始まります。

仁さんが白い球体のものに色を塗っています。

それを見守る子ども達。

これが、顔になる予定です。

黄色なので、梨に似てるねってみんなが言います。

真っ黄色ですよ。

色塗りしている周りでは、確実に活動が進んでいます。

こちら、ポンポンの大量製作を可能にした、夢の機械。

名付けてTOJI-1go

５００メートルあるスズランテープで

大体１０個～１６個のポンポン製作が可能です。

この機械を使うことで圧倒的な作業効率に。

何より、６年女子による作業スピード。

やはり高学年の女子はもう大人ですね。

その隣では、永遠のこども「男子」がなんか遊んでいます。

この差！分かりやすいですね。

でも、律儀にポンポン細かく引き裂いてくれています。

乾いた頭をポコポコ叩く図。

発泡スチロールの頭なので、いい音がします。

でも、簡単に壊れます。

そんなかんじで、あっという間に中休みの２０分、昼休みの２０分がやって来ては過ぎ去り、

気付けば、残り３日間。

あらーー、人形大丈夫なのかな？？？

つづく

１１月２８日、月曜日。

あっという間に二週目で、最終集。

果して、巨大吊り人形は完成するのか？

今日もこの場所で、活動が繰り広げられます。

一応、名前を「ぶるぶるーむ」としていますが、非公式ですね。

ぶるぶる、震える人形を作る、ルームですね。

続々とやってくる子どもたちは、ポンポンを製作します。

こんな感じですよ。

結構な量になってきましたね。

ひたすら、作り続ける工場の様。

職人さんのような子ども達もいれば、

ただ遊びにやってくる子ども達もいます。

そんな感じで、各自が各自の動機でやって来て、

好きなことをして帰ってゆくような場所になっているようです。

小学校の中にそんな環境が生まれているのです。

つづく

休み時間、


ポンポンを着てみます。

すぐに子ども達に囲まれます。

ちょっと着せてみます。

やっぱり、すぐに子どもが寄ってきます。

人気ありますね。

さて、

活動室の中は子ども達で一杯。

せっかくなので、どんな顔がいいのか描いてもらいました。

さて、どんな顔にするのか・・・

子ども達のアイディアをもらいながら、

どうしたらいいのか

あっちこっち、さまよいながら制作活動は続きます。

つづく