夢のような時間。
![]() いつまでも続くように思えた、あのひととき。 ただただ、楽しかったんだろうなぁ。 そして、メリクリまつり最後の瞬間。 ![]() 佐藤さんが、手作りのツリーを背に子ども達に呼びかけます。 いっせいのーで・・・ ![]() メリークリスマス!! 準備していたクラッカーや紙テープを勢いよく発射します。 ![]() ![]() 会場がまた湧き上がります。 げげっ、またも「メリクリまつり」か・・!! ![]() 狂乱の宴がまた始まってしまう前に、 みんなを後方に集めて、写真撮影を行います。 ![]() みんなー、いいかー はい、チーズ! ![]() もう、佐藤さんがどこにいるのかさえ分かりません。 あっ、いた。 ![]() 給食が終わってからの30分間を利用して行われたこのメリクリまつり。 あっという間に終わってしまったけれど、 なんとも濃厚な時間を過ごすことができました。 保護者の方々も参観に来てくれて、 最後の瞬間には一緒にクラッカーでお祝いしてくれました。 小学校の片隅から始まったおとどけアート。 色々な出会いや、関わり合いの中で、活動がどんどん変化してゆきました。 それは、決まったルールの中で行われたものではなく、 「生きた遊び」を、子どもたちと創造し続けたから。 本物の芸術家が、 全身全霊で子どもたちと共に遊び抜いたこの4か月間。 濃厚で贅沢なソフトクリームのように甘い時間。 おとどけアート 佐藤隆之 in 北陽小学校 これにて、完結。 ![]() ------------------------------------ 主催: おとどけアート実行委員会 支援: 札幌市 後援: 札幌市教育委員会 助成: 財団法人 文化・芸術による福武地域振興財団、NPO 法人モバイルコミュニケーション・ファンド 企画・コーディネート: 一般社団法人AIS プランニング * 当事業は札幌市「第三次札幌新まちづくり計画」として実施します。 ▲
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| 2014-02-04 22:12
| おとどけ/北陽/佐藤隆之
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にぎやかな入場シーンが終わり、
![]() ちょっとムードが変わります。 佐藤さんが子ども達に語りかけながら、 これまでの活動をスライドを見ながら振り返ります。 ![]() 9月から、12月までの期間。 一週間に一度のペースで小学校を訪れました。 佐藤さんは、その間いつも子ども達のことを考え続けてくれました。 子ども達に驚きの輪が生まれた初日。 → クリック あれっ?ぼくの席に座っている! → クリック みんなで騒いだもみじまつり。 → クリック ミニ児童館で交流した時間。 → クリック 色々な事がありました。 本当に、色々な事が、この4ヶ月の間にありました。 もしかすると、 誰よりこの活動を思い出していたのは、佐藤さん本人なのかもしれません。 走馬灯のように目に浮かぶ、 あの一瞬、思い出の一コマ。 ![]() 駆け抜けた日々。 なんでしょうね、胸に広がるこの気持ちは。 佐藤さんがカエルダンサーズを呼び寄せます。 ![]() ※ これ以降はこの音楽を聞きながらご覧ください → クリック さあ、最後にやるのは。 ![]() これまで、使ったすべてのもみじや、その切れ端、 ありとあらゆる紙を「雪吹雪」としてみんなで行う、 メリクリまつり。 ご覧ください。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 体育館に集まったすべての子ども達が、 低学年の子も、高学年の子も、 拾ってはまき散らし、そして拾ってはまき散らし。 笑顔と、喜びが、視界に入るすべてで行われていたのです。 ![]() この景色、 ずっと目の奥に焼き付いたまま、離れません。 そして、ついに最後です。 ▲
by sair_ais_programs
| 2014-02-04 00:19
| おとどけ/北陽/佐藤隆之
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さて、ついにブログ完結の時。 北陽小学校×佐藤隆之 おとどけアート最終日、「メリクリまつり」の様子です。 体育館に集まる子ども達。 司会はこのブログを書いておりました小林が担当。 ![]() 簡単な説明をして、 「みんな、準備はいいかい?始まるぞ!」 体育館は一度真っ暗に。 そして、スポットライトが点灯。 ステージに立っていたのは、大きなカエルを背負った校長先生と教頭先生。 ![]() 子ども達も驚きです。 これまで活動の中で幾度も行われてきた、「もみじまつり」の様子を スライドで流しながら、歌うは「もみじ」。 ![]() 2人の声が体育館に響き渡ります。 ってか、歌めちゃうま。 ここで、子ども達の「ワイワイ!」「キャーキャー」を想像していたら、 うますぎて、みんな聞き惚れている状態です。 ![]() 普段とは違った校長先生、教頭先生が見れて子ども達も嬉しそうでしたよ。 そして、歌が終わりまた会場は真っ暗に。 その時! おーいみんなー、 こっちだよ~! 体育館後方から、佐藤さんの声が! ![]() ざわめきと共に、振返る子ども達。 先ほどのしっとりとした雰囲気が一転、ノリノリの音楽が会場に流れます。 カエルダンス始まるよ~! ![]() カエルキッズを引き連れ現れた佐藤さん。 子ども達も、先ほどの練習を存分に発揮!! ・・・・と思いきや、 佐藤さんがテンションあがりすぎて、踊りの進行無視! ![]() 段ボール一杯のもみじを子ども達にふりかけまくります。 でも、そんなこと知らない会場の子ども達はテンションあがりまくり。 ![]() いきなり、楽しさ爆発の「メリクリまつり」。 でも、カエルダンスの動画を毎日見てた子ども達も踊りたそうな感じ。 よし、せっかくだからもう一回! ![]() カエルダンサーズが並び音楽と共に踊り出します。 ステージ上でも元気な踊りを見せてくれました。 ![]() 子どもたちも立ち上がり、一時は体育館がダンスステージに! ![]() そして、きれいに決めポーズ! ![]() 最初からノリノリの「メリクリまつり」 つづく! ▲
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| 2014-02-01 18:02
| おとどけ/北陽/佐藤隆之
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子ども達との最後の中休みが終わり、あとは「メリクリまつり」に向けて準備をするだけ。 最終日ってのは、色々とやることが多い。 ![]() まずは、子ども達と共に作ったツリーを天井から吊り上げるのです。 そして、電飾を施します。 ![]() 暗い体育館の雰囲気づくりは大切です。 そして、ツリーの両サイドにはミニ児童館の子どもたちと共に作った でっかいリースも飾り付けます。 ![]() 中休みが終わるのが、10時40分頃。 メリクリまつりは、1時から始まります。 二時間ちょっとで、会場作りから、リハーサルなど一気にやってしまいます。 この会場作りだけでも、結構時間がかかります。 ![]() さっきまで子ども達が遊んでいたんですからね。 急ピッチで作業が行われます。 ちなみに、この日はこれだけではなくて ![]() 小学校の職員玄関側の廊下に、 佐藤さんがワイヤーで作ってきた作品も展示していたのです。 色々とやることが多い! ![]() これが最終日の魅力です。 今までのすべての活動がここに集約されてゆきますからね。 カエルの階段登り? ![]() こちらは、1月末まで小学校に展示されております。 一階にはこれまでの活動がまとめられた、写真の展示もございます。 北陽小学校を訪れた際にはぜひご覧ください。 展示もはさみながら、ある程度できました。 ![]() いやー、じっくりかけてやりたいんですが時間との闘い。 こんな感じでOKかな? ![]() それから、あっという間に時間が過ぎて 「メリクリまつり」始まる直前。 ![]() カエルキッズたちが視聴覚室に集合して、最後のダンスの確認に入ります。 みんなの前で、元気に踊り狂ってくれるがいい!! ![]() さあ、いよいよメリクリまつりの開始まであとわずか! つづく ▲
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| 2014-01-28 00:40
| おとどけ/北陽/佐藤隆之
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さあ、おとどけアート「北陽小学校×佐藤隆之」も最終日。
12月24日(火)に行われた、「メリクリまつり」の様子をご紹介いたします。 今日の朝は、職員会議であいさつをすることから始まりました。 ![]() 思えば、9月からのお付き合い。 あっという間に、4ヶ月という月日が流れていったんですね。 いつの間にか、校長室にはいくつもの佐藤さん作品が並んでおりました。 ![]() ちなみに、右上のピンク色の作品は「シャコ」。 びっくりするぐらい、上手に出来ていますよ。 そして、この日は12月24日ということもあって、 佐藤さんからみんなへのプレゼントがありました。 ![]() 自作のクリスマスカード。 なんと、その数 400枚! ![]() 最終日の準備もしながら、1人1人にトナカイのクリスマスカードに直筆のサイン。 もちろん、この日も徹夜できています。 というかね、佐藤さんおとどけアートの前日はいつも徹夜しているんですよね。 翌日に遠足を控えた子どものように、ドキドキ・ワクワク溢れんばかりに、 前日からもりもり準備をしてくれました。 普段、医療関係のお仕事をしながら休日に小学校に通ってくれていたのです。 全身全霊ですね、正に。 最終日、ということで今日は「おとどけアート」スタッフも人数多目です。 ![]() 色々とやることがあるので、人数がいるんですね。 部屋がいっぱいです。 そうこうしていると、部屋をノックする音が・・・ ![]() 何かな?と思うと、保護者の方からうれしい差し入れが! 差し入れと言っても食べ物ではなくて「もみじ」の差し入れです。 学校を通じて、最終日の「メリクリまつり」で使用するもみじを頼んでいたのです。 どうやら、ご家庭でせっせと切ってきてくれたようです。 いやー、ありがたい。 ![]() こうやって、一つ一つ、みんなが切ってくれたもみじが、 今日、子ども達の手によって舞い散るのです。 楽しみですね。 そうこうしているうちに、休み時間がやってきました。 ![]() この、カエルたたずむ図工室も今日が最終日なんです。 そして、やってくる子ども達の元気な声。 やってきた子供たちは、すでに何かやりたいことがあるようで、 ![]() ハサミと紙を手に、もりもりと活動を行っていました。 佐藤商店という空間の中で、自由に遊ぶ子ども達。 その空間には、佐藤さんと紙とハサミ。 それだけで、十分に魅力的な空間なんですよね。 そして、部屋の反対側ではこちら。 ![]() カエルダンスです。 動画はこちら→ その2 いやー!! って、盛り上がりまくり。 ![]() 動画はこちら→ その4 すっごい、みんな踊れている。 これも、毎日昼休みに行ったカエルダンスの放送が効いているんですね。 ![]() そのビデオ→ 動画その5 こんな感じで、カエルダンスの確認は終了。 ![]() ビデオ効果で、どんどんカエルダンサーが増えていったこの状態。 メリクリまつりが楽しみですな!! つづく ▲
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| 2014-01-20 16:54
| おとどけ/北陽/佐藤隆之
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おとどけアート 12月12日(木) 北陽小学校×佐藤隆之 その3 ※ この活動は2013年に終了しております。 カエルのダンスに夢中の隣では、クリスマスツリーの作成が粛々と行われておりました。 ![]() ![]() 子ども達が色をぬってくれた土台に、切りためてきた様々な模様が張り付けられています。 もくもくと張り付けてくれる。 ![]() 何がおもしろいのか、僕らにもわからないけれど、そこには夢中になる何かがあるんでしょうね。 夢中になる。 ![]() このおとどけアートが行われていたのは、9月1日~12月24日まで。 その間、佐藤さんは、ほぼ一週間おきに北陽小学校に通っていました。 活動に向けて、ほとんど寝ないで準備をしてきて、 活動が終わると、また次回に向けて何をするかを考える。 ![]() そんな4か月間だったと振り返ってくれました。 こうやって何かを作っている時、何かを切っている時。 ![]() 佐藤さんはいつも、夢中になってその行為にのめり込んでいました。 時間という感覚を忘れ、ただその行為に没頭する。 夢中になる、とはどういうことなのか。 普段は5分もじっとしていられないような子ども達が、 紙を前に、一生懸命何かを作っているその瞬間。 ![]() 彼らは、時を忘れ、音や景色もその世界から消え、 あるのはただ、向い合っている「その」行為。 「集中力」 、という言葉があります。 それは、忍耐や精神力によって育てられるような、 そんな「力」なんだと、そう思っていました。 でも、子ども達を見ていると、 ![]() 「集中力」とは、 最高に楽しい瞬間に、引き出されているように思います。 確かに。 好きな事なら、何時間だって、何年だって、続けられますもんね。 それは、みんなが持っている力なんじゃないでしょうか。 そして、今回 この「おとどけアート」の中で、ひとりひとりの「夢中」の力によって生み出された結果が、 最終日のメリクリまつりに集約されてゆくのです。 ![]() 完成した、ツリーを体育館に設置してみます。 実際に小学校に通った日数は10日前後。 ![]() でも、子ども達と付き合い、そして考え続けた4か月間。 佐藤さんの背中に、色々な気持ちが語られていました。 ![]() 様々な思いが交差する。 進みながらも、終わりに近づいてゆく心境。 暗くしてみると、ムーディー。 ![]() さあ、残すところこのブログも最終日のみ。 ![]() 次回は、12月24日(火)。 最終日、「メリクリまつり」の様子をお伝えいたします。 つづく ▲
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| 2014-01-15 17:04
| おとどけ/北陽/佐藤隆之
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現在は2014年ですが、 ブログは昨年12月12日(木)の おとどけアート北陽小学校×佐藤隆之の活動をお送りしております。 おとどけアートは、主に休み時間(中休み、昼休み、給食時間、放課後)に 子ども達と交流しアート活動を行います。 そして、子ども達が授業をしている間、 大人たちはこんなことをしているのです。 教室の隅で2人。 ![]() やっ! ![]() ハッ! ![]() 遊んでいます。 いや、正確に言うと「遊びながら、子ども達のダンス」を考えているところなんです。 佐藤さんも、その動きを見ながら、黙々と紙を切っております。 ![]() 「踊ってるなぁ~」なんて、感じですね。 「遊び」のよいところとは、何かひとつのことを極める、 ということではなく、 大人も子どもも、遊びながら その「遊び」の中で生まれたものを、広げ→まとめてゆく。 その、伸縮性なのだと思います。 切り絵が楽しい子は、昆虫やもみじを切り、色々な物を切る。 時には、オリジナル、時には、全然関係ないものを切ったり。 踊りが好きな子は、カエルダンスを踊る。 カエルダンスに便乗して、自分が目立ちたいだけの子もいます。 勝手に自分で踊り始めたり・・・。 自由ですなぁ。 個性が活きるってのは、こういうことなのかもしれません。 そして、準備が終わって休み時間。 ![]() 早速、子ども達と一緒に踊ります。 初めて、見た踊りなのに 「ノリノリ」 子ども達。 ![]() いいね~ 普段は、おとなしそうな子や、 多分、ダンスなんて普段しないような子もおどっている。 ![]() 佐藤さん製作の段ボールガエルを背負って、 テンションあがったのかな? そして、今回注目していただきたいのは、 ちょくちょくこのブログにも出てきていた、この右の男性。 ![]() この「おとどけアート」に社会人インターンとして参加してくれているのですが、 実は、ただ者じゃあ、ないんです。 奥山健恵(おくやま たけよし)さん。 なんと「札幌舞踊会」に所属するダンスのプロなんです!! その奥山さんが、振付を考えてくれたダンス。 しかも、「カエルダンス」。 微妙にセクシー。 絶妙にファニー。 一度は見てもらいたいですよ。 皆さんも、見たいですよね? 見れるんですわ! このブログにしげしげと通ってくれたあなたに、 贈ります。 「カエルダンス 1」 ← クリック いかがだったでしょうか? この映像は、12月24日の最終日「メリクリまつり」に向けて 子ども達にカエルダンスをどうにか覚えてもらいたいという願いから作られました。 12月16日(月)~20日(火)までの5日間にかけて、 毎日給食時間に放送で流れたものなんです。 こんな感じで、小学校にいない時にも「おとどけ」しちゃう、 おとどけアート。 ![]() 次回は、12月12日(木)の最後、その3をお送りいたします。 それが終われば、ついに24日(火)のメリクリまつりのご紹介です。 今しばらく、お待ちあれ~ ▲
by sair_ais_programs
| 2014-01-07 17:31
| おとどけ/北陽/佐藤隆之
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2014年ですね。 みなさん、いかがお過ごしですか? 明けましておめでとうございます。 熱く情熱的に過ぎていった、2013年。 皆さん、やり残したこともあったと思います。 でも、もう新しい年。 気分一転、また頑張りましょうね。 ということで、軽く前ふりをしましたが、 昨年行われていた、北陽小学校×佐藤隆之のおとどけアート、ブログがまた完結しておりません。 活動は、最高の終わり方だったんですよ。 これを、まずブログ上で紹介して、勢いよく新年のスタートにつなげたいと思います。 時はさかのぼり、2013年12月12日(木)へ。 佐藤さんが、何やら子ども達とやっていますよ。 ![]() 手にしているのは、ペットボトル空気砲。 小学校に来た子ども達は、教室に入っていい時間まで玄関でこんな風に待っているんですね。 「時間まで、玄関で待機する」、というルールがあります。 子ども達はちゃんとその「掟(おきて)」を守っているんですが、 ![]() それをいいことに、安全圏内から佐藤さんが、空気砲で子ども達を狙い撃ち。 全然痛くもかゆくもないんですが、顔に当たると「オッ!」と目をつぶるぐらいの威力があります。 この空気砲は、佐藤さんの知り合いの科学教師からもらってきたもの。 子ども達に見せて、遊ぶことで自分の楽しい事を、いろんな人に伝える。 楽しさを、みんなに。 と、 いうことではなく、佐藤さん曰く、 この空気砲を持ってきた理由は、子ども達に打ち込むためではなくて、 ![]() この「もみじ」に撃ってみたらどうなるんだろう? という好奇心から。 早速、まき散らしたもみじに空気砲を打ってみます。 ![]() ドーン!! ![]() あれっ? もみじ重くて、空気砲ぜんぜん効果なし!! まあ、そんなこともありますよ。 ![]() 結果どうなるのか? それが分からないからやる。 すべての発見や進歩は、この単純な論理から生まれています。 結果が分からないからやらない、上手くいかないからやらない、 ってのは「何もやらない・やりたくない怠惰な気持ち」を納得させるための言い訳です。 教室で朝のチョキチョキタイム。 ![]() 写真上を見てください。 子ども達が、佐藤さんの切り絵以上に空気砲に興味を持ってしまいました。 危機感を感じます。 挽回を図ります。 ![]() 持ち前の、爆笑トークと切り絵で子ども達を引きつけます。 見よ、この高精度ザリガニを!! ![]() こんな風に、子ども達の朝の時間に教室を訪れて早4ヶ月が過ぎてゆきました。 想像してみてください。 小学校の頃に、朝学校に行ったら、自分の席に大きな和服の人が座っている。 何してるのかな?と見ていると、陽気な話をしながら 手元であっという間に、カブトムシやトンボやザリガニが出来上がってしまう。 それって、興奮しませんか? おおっ、すごい!!って、思いませんか? 20年、30年、40年生きてきた、今の感覚ではなく、 7才~12才の頃の自分が、もしそんな場面に遭遇したら? 友だちとその話をしたり、 帰ってからお母さんに話をしたり、 誰かにこの「驚き」を伝えたいという気持ちを抱くんじゃないでしょうか? その「驚き」はどんなことだってかまわないんだと思います。 誰かと共有したくなるほどの気持ちを胸に抱き、それを経験するってことが 未来に向かって生きる子ども達の瞳の中に輝きをもたらす、ということなんだと思います。 ![]() これぞ、「おとどけアート」。 みなさん、思い出していただけましたか? 次回は、12日の活動その2をお送りいたします。 ▲
by sair_ais_programs
| 2014-01-05 19:04
| おとどけ/北陽/佐藤隆之
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みなさん、こんにちは。
札幌は昨夜から雪・雪・雪ですね。 今日から最高気温もずっと氷点下。 そんなんでも小学生は半袖なんですよ。 元気だわあ。 さて12月5日のおとどけアートです。 みんながいるところではあんまり聞けないけれど 人が少ないときに、こっそり教えて欲しいことがある。 質問するのって少し勇気がいるからね。 ![]() 「佐藤さん、ぼくも紙が欲しいんですけど 佐藤さんはいつもどこで紙を買ってるんですか?」 佐藤さんは丁寧に住所を書いていました。 家でも紙を切ってくれているのかな、 創造するととても微笑ましい光景です。 毎回毎回、佐藤さんは‘おみやげ’や‘ニューアイテム’を学校に持ってきてくださいます。 全てはみんなに喜んでもらうため。 粋な計らいです。 今日はこれ ![]() 色とりどりのトナカイ! クリスマスといえばトナカイだよね。 中休みに飾り付けをしていきます。 ![]() 子どもたちが帰ったあとも、 せっせと作ります。 本日のニューアイテムその2 ![]() なんだか雪の結晶みたい!! 小さなパーツが8~10個組み合わさって、こんなすてきな飾りができあがります。 そしてカエルに紐を付ける佐藤さん。 ![]() 紐つけてどうするの?って? ![]() 背負うんです。 背中に映えるカエル。 素敵でしょう? ![]() まるで、黒板につけたカエルがモナリザを見つめているようです。 ![]() でか!!!!!! トノサマガエル!? 大人男性用のカエルもいます。 ふふふ そうして毎度おなじみ給食です。 ![]() 片付けだって、 子どもたちと一緒にするんですよ。 給食時間を一緒に過ごした子どもたちは、 昼休みも大抵やってきます。 は!! カエルが図工室から脱出だ!!!!! ![]() 向かう先は… ![]() もみじ祭。 ![]() 見てください。 この歓喜の表情。 舞い上げては笑い、 降ってきては笑える。 服や髪をほろっては笑える。 ただ、もみじ祭りの遊び方はこれだけじゃないんです。 ![]() 寝っ転がる。 ふっかふかの紅葉の上、 寝っ転がってみたい! 「やってみたい」 が すぐに叶えられるのは子どもならではかもしれません。 でも、その気持ち、ずっと忘れないで欲しいな。 普段だったら、学校の廊下に寝っ転がるなんて ありえないことかもしれないですね。 地面の目線から、 舞い降りてくる紅葉を見つめる。 目を細めて見つめる。 落ちてくる紅葉の音に耳を澄ます。 子どもたちは全身で紅葉を感じているのかもしれません。 放課後、いつものようにミニ児の子たちと活動です。 色塗りや飾り付け、 いつも一緒に遊んでくれて、本当にありがとう!!! ![]() みんなが帰ったあと、 今日もたくさん遊んだなぁ たっくさん笑ったなぁ と思う。 みんなに会うのは、また来週までの楽しみ! ![]() いつも荷物をおいている図工準備室。 活動に必要な道具や 出来上がった荷物がどんどんどんどん増えていった部屋。 これを片付けなくちゃならない日もやがてやってくるんだなあ、。 登校できる日もあと二日。 もう、最後まで全力でみんなと遊ぶしかない!! ▲
by sair_ais_programs
| 2013-12-13 16:57
| おとどけ/北陽/佐藤隆之
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みなさん、おとどけアートです。
いやー、やばいですね。 更新が遅れまくっています。 言い訳している場合じゃないので、11月26日(木)の分を終わらせてしまいましょう。 ちなみに、12/5(木)と12/12(木)の分がまだ残っている状況です。 ひぇえ・・ ということで、給食時間からご説明。 ![]() みんなならんで食べてている場所に、 こんな風に、お誕生日席のような感じですわって食べています。 ![]() この日は、一年生と給食。 もう、みんな元気すぎて、あらゆる方向から質問が飛んできていました。 さすがの、佐藤さんも閉口してましたね。 で、給食時間が終わると1時~1時半ぐらいまで休みがあります。 ![]() そんな時には、もみじを盛大にぶちまけます。 子ども達は、最初見ているんです。 ![]() それは、やっていいのかどうか見ているのかもしれません。 でも、一度誰かが始めたら、あたりでみんなもみじ祭りが始まってゆきます。 ![]() 子どもだけに言えることではなく、 最初の1人、はいつも勇気がいるのです。 その勇気は、面白いな!楽しそうだな!という気持ちとつながってゆけばいいと思います。 何かを壊す。 自分自身の、動かない部分を壊す。 ![]() 日常の平穏が揺れそうな事に、人は怯え、恐れます。 それが、わるい事や恐ろしい事ならなおさらですが、 たとえ、楽しい事であっても 人は、今ある自分の均衡をあえて崩そうとはしません。 たとえ、それが今の人生をもっと楽しくするような事であっても。 ね。 さて、図工室。 ![]() みんな遊びにやってきます。 この四か月でいろいろな遊びをしてきました。 ![]() そして、色々な遊びに変化してゆきました。 遊び、のプロである佐藤さんも全力で子ども達と向き合いました。 ![]() 普段しないようなことにたくさん挑戦してみました。 段ボールで色々作っていましたが、佐藤さんは「切り絵」のアーティストですからね。 ![]() 切りダンボールではございません。 でも、流れでいろいろやっている。それがまた、面白い。 そして、子ども達も新しい事にチャレンジしてみる。 ![]() 最初から、「えー無理」、とか「やだー」が口癖になっている子どもはいるけれど、 好奇心があるからこそ、この場に来ているんだ。 そう彼らを理解して、付き合ってゆきます。 おもしろい事や、新しい事を目の前に、 自分ができるかどうか、まだわからないのに、 まず、言葉やいいわけで、壁を作り、安全になろうとするのは良くない。 それは、自分を守っているのではなく、 自分が信頼できないから、 自分に向き合う機会から逃げているんじゃないか。 ![]() ものをつくる、という遊びでさえ、 自分を空に閉じ込めるのに足りうる、立派な障害に感じてしまうのか。 大人になると、今よりももっともっと、肩書や世間という環境や外部の状況が 自分の行動に影響を及ぼし、自分の行動の範囲を狭くする。 せめて、まだ「こども」である間に、 可能性に恐れず、手を伸ばし 失敗を受け入れて、 突き進んでほしい。 可能性で輝く、子ども達をみると、そんなことを思います。 そして、 その可能性の「塊」である彼らが色をぬると、 ![]() なんじゃこれ! 泥色やないか! しかも、塗りすぎでダンボールぺらっべら。 新聞紙ひいているのに、絵具で床・机べちゃべちゃ。 でも、「掃除しようよ・・・」って言ったら。 ![]() みんなしっかりやってくれるんだよね。 しかも、結構楽しんで。 「ふふふ、私たちお母さんだね。」 ![]() とかいいながら、手を冷たくして 一生懸命、最後までパレットや筆を洗ってくれました。 その姿、恐ろしくかわいらしい。 汚すのも精一杯やるし、きれいにするのも精一杯やる。 なんて、清々しいんだろう。 ああ、 子ども達はたくさん汚れて、 その汚れを自ら落とすことで、また成長するんだ。 と、見ていて思いました。 早足で、書ききったような気もしますが、11月26日の活動状況報告でした。 次回は12/5(木)の活動の様子をお伝えいたします! ▲
by sair_ais_programs
| 2013-12-13 02:38
| おとどけ/北陽/佐藤隆之
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カテゴリ
全体 事業概要 おとどけ/もみじの丘小/松田朕佳 ウイマム/白老小/加賀城匡貴 おとどけ/手稲北小/斉藤幹男 おとどけ/美しが丘緑/森迫暁夫 2019年度AIS おとどけ/本町小/中島佑太 おとどけ/西園小/永田壮一郎 おとどけ/ひばりが丘小/上ノ大作 2018年度AIS 天神山AS/澄川南小/ミカ おとどけ/山の手小/川上りえ おとどけ/もみじの丘/松田朕華 おとどけ/拓北小/まるみデパート おとどけ/有明小/東海林靖志 ウイマム/白老小/加賀城匡貴 2017年度AIS おとどけ/苗穂/進藤冬華 おとどけ/西岡/深澤孝史 おとどけ/月寒東/長谷川仁 おとどけ/鴻城/山崎阿弥 2016年度AIS おとどけ/平岸高台/黒田大祐 おとどけ/栄東小/小町谷圭 おとどけ/星置東/永田壮一郎 2015年度AIS おとどけ/山鼻/持田敦子 トヨタ/苫小牧/藤沢レオ おとどけ/藻岩/藤木正則 おとどけ/元町/ダムダン・ライ おとどけ/北陽・白楊/加賀城匡貴 2014年度AIS おとどけ/北陽/風間天心 おとどけ/三里塚/加賀城匡貴 おとどけ/北陽/佐藤隆之 おとどけ/資生館/アサダワタル 2013年AIS おとどけ/もみじの森小/小川智彦 おとどけ/富丘小/本田蒼風 おとどけ/石山東/トムスマ 2012年AIS AIS/茨城・守谷/磯崎道佳 おとどけ/みどり小/山本耕一郎 おとどけ/あいの里西/冨田哲司 十勝/中札内/遠藤一郎 おとどけ/稲積/小助川裕康 2011年AIS おとどけ/旭小/片岡翔 おとどけ/常盤小/富士翔太朗 2010年度AIS冬期 おとどけ/福住小/斉藤幹男 十勝/大樹小/荒川寿彦 おとどけ/清田小/長谷川仁 2010年AIS秋期 おとどけ/北小/東方悠平 おとどけ/屯田南小/今村育子 文化/厚内小/開発好明 十勝/北中小/タノタイガ 2009年度AIS 十勝/シンポジウム おとどけ/幌西小/ルカローマ おとどけ/太平小/高橋喜代史 十勝/北中小/平原慎太郎 十勝/東士狩小/wah 2008年度AIS トヨタ/新光小/河田雅文 トヨタ/新陵東小/宝音&図布 札幌/シンポジウム 十勝/北中小/荒川寿彦 十勝/広陽小/anti-cool 十勝/佐倉小/ルカローマ 2007年AIS 十勝/岩井WS 十勝/途別小/祭太郎 トヨタ/有明小/石川直樹 トヨタ/山の手南小/野上裕之 十勝/北中音更小/ルカローマ 十勝/大正小/クニ&美佳 文化/大岸小/磯崎道佳 トヨタ/清田小/加賀城匡貴 2006年度AIS 十勝/花園小/杉浦圭太 文化/ニセコ小 /磯崎道佳 2005年AIS お知らせ 未分類 タグ
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