アーティスト・イン・スクール ~転校生はアーティスト!~:十勝/北中小/平原慎太郎
2023-05-31T10:44:50+09:00
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小学校にアーティストが滞在し子ども達と交流する事業
Excite Blog
2008年10月17日(金) はつがダンス発表会
http://inschool.exblog.jp/7585883/
2008-10-19T18:27:00+09:00
2023-05-31T10:44:50+09:00
2008-10-19T18:28:33+09:00
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十勝/北中小/平原慎太郎
北中音更小学校で実施している今回の活動「はつがダンス」も今日が最終日。
平原さんと子どもたちは、今日が発表会ということもあり、朝から最後の仕上げにとりかかります。
「おい!そこ違うぞ!」
「だらだらするなよ!」
発表会直前ということもあり、子どもたちは、声を掛け合いながら緊張感をもって自主的に最後の稽古にはげみます。
この様子には、平原さんも驚き、というか感激。
かなりマジです。
お昼になり給食の時間。
給食は、滞在型のアーティスト・イン・スクール事業にとって、子どもたちや先生たちとアーティストが、ざっくばらんに交流するとても良い時間なのです。
笑っても泣いてもこれが最後、みんなで一緒に、おいしさと思い出を噛み締めながら楽しいランチタイムを過ごしました。
さて、お昼休みは、昨日同様朝のダンスの映像チェック。
これは意外と勉強になるし、子どもたちにとっては自分たちのダンスを映像で見るのは楽しいようで、皆集中して見入っています。
映像を見ながら、平原さんの指摘を受けるだけではなく、
「平原さん、ここはどうしたら良いの?」
と、最後までどん欲に、自分の踊りの完成度を確かめる子もいます。
とてもいいムードで発表会が迎えられそうです。
こうして、仕上がった「はつがダンス」いよいよ発表会の時間がやってきました。
小学校の体育館には、近隣の小学校の先生や、保護者の皆さん、そして知己住民の皆さんが多数お越し下さいました。ありがとうございます!
さて、発表会の序盤は、活動を振り返るスライドショーと踊りの解説を行いました。
平原さんとの出会いから、「はつがダンス」が完成していくまでの軌跡をたどる映像を見ながら、要所要所で子どもたちに創作した動きやキーワードを紹介してもらいました。
お客さんたちの頭の中は、おそらく「?」マークでいっぱい。
なぜなら、平原さんと子どもたちが創ったダンスは、今までに見たことのないおどりなのですから。
こうして2週間の活動を振り返る時間は終了。
いよいよ「はつがダンス」お披露目タイムです。
真っ暗になった体育館に、スポットライトの灯がつくと音楽がスタート。
それに合わせて踊りが始まりました。
今まで見たことのない真剣な表情で踊る子どもたち。
今までで、一番スムーズに、そして元気に踊っていきます。
難しいと思われた、巨大な布とのコラボレーションも、なぜか生き物のように面白い表現に仕上がっています。いや〜美しい!
後半は、ソロの踊り。
皆自分の見せ場だけに、動きのキレも抜群!
北中の子どもたちの気合いと本番での思い切りの良さに感激です。
最後まで、全力で踊ってくれた子どもたちのがんばりに脱帽です。
発表会の最後は、平原さんと一緒に踊ろうのコーナー。
言葉より、動きを通して会話し、コミュニケーションを深めて来た子どもたちと平原さんらしい、踊りを見せてくれました。
こうして、発表会は無事終了しました。
今回で、ここ北中音更小学校での活動は、三回目(三年目)。毎年秋に、このアーティスト・イン・スクール事業を開催してきました。その活動の中でも、今回の平原さんとの「はつがダンス」は、極めて異色な表現活動だったと感じています。
一般的にあまりなじみの少ないコンテンポラリーダンスを主な表現としている平原さんの創作は、驚きの連続でした。
「え?こんな動きもおどりになるの?」
「だったら、こんなのはどう?」
既成のステップやリズムにとらわれない踊りに、気がつくと一緒になって体を動かしている子どもたちの姿がとても印象的でした。
ちなみにこの「はつがダンス」は、10月25日に開催される北中音更小学校の学習発表会でもお披露目することが決定しております。お時間ある方は、ぜひ学習発表会に足を運んで、子どもたちの2週間の活動の成果をご覧ください。
ともあれ2週間最後まで、怪我もなく、元気に楽しく活動に参加してくれた児童の皆さん、本当にありがとうございました!
そして、学習発表会前の忙しい中、本事業を積極的に受け入れてくださった北中音更小学校の教職員の皆様、ありがとうございました。
また、収穫期の多忙の中、たびたび学校に訪れ、今回の活動にご参加くださった、保護者の皆さんはじめ、士幌町教育委員会、中音更公民館活動推進委員会、士幌町の地域の皆さん、ありがとうございました。
そしてそして最後に、このような素晴らしいプログラムを遂行してくださった平原さんありがとうございました!2週間本当にお疲れさまでした!
さて、十勝アーティスト・イン・スクール事業次回のプログラムは、2月にシンポジウムを開催予定です。
詳しくはまた当ブログ(又はAISプランイングホームページ)でご紹介いたしますので引き続きご覧いただけると幸いです。
また次回の活動をお楽しみに!
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2008年10月16日(木) はつがダンス完成!?
http://inschool.exblog.jp/7580506/
2008-10-17T17:54:59+09:00
2023-05-31T10:44:50+09:00
2008-10-17T17:55:44+09:00
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十勝/北中小/平原慎太郎
今回の活動も、今日を含めて残り後二日。
明日の発表会にむけて、意気揚々と登校する平原さん。
今日は、朝からダンス!
平原さんは、昨日までは、のんびりと構えていた子どもたちに、残り時間を考えて少しだけ緊張感を持たせることに。
「明日の発表で、かっこいいダンスを見せる為に、今日は集中してがんばろう!」
平原さんの言葉に、子どもたちの目の色が変わります。
自分たちで声を掛け合って、昨日まではあまり見られなかったキビキビとした動きを見せてくれました。
そして、初めて音をつけて通し稽古開始。
今までみんなで創作し、体得した動きを流れの中で確実に表現できるか。
子どもたちは、平原さんのチャックを受け、自分や友達の動きを確認しながら踊ります。
さて、朝のダンスの時間が終わり、平原さんは学習発表会の劇の練習を見学。
ダンスの表現もさることながら、北中小の子どもたちは演技力も抜群。これだけ表現力があるのだから、明日の発表がなおさら楽しみになってきます。
お昼休みは、朝踊ったダンスを映像でチェック。
自分たちの踊りを客観的に見たときどう見えているのか。これはとても大切な活動です。
子どもたちは、真剣に映像を眺めます。そして、口々に、
「あそこはもっと素早く動いた方が良いね。」
「あ、あの動きが逆になってる!」
など、自分たちの動きの気になる部分を指摘し合います。
なるほど、こうしてまた踊るとダンスは変わってくるだろうなと納得。
午後は、「はつがダンス」の総仕上げ。
明日の発表にむけてみんな緊張感を持って稽古にはげみます。
先ほどの映像を見て、自分の注意点や全体の動きをきちんと把握したのか、今までにない動きのキレと、一体感を見せる子どもたち。今までののんびりしたムードが嘘のようです。
みんな、やるときはやるのね!
こうして活動開始から八日目に「はつがダンス」は、完成しました!
北中の子どもたちらしい、元気な動き、そして平原さんらしい、奇想天外の展開を持った踊りに仕上がりました。
さて、明日は最終日。
保護者の方々や、地域の方々に今回の活動の成果をお披露目する日です。
今日はゆっくり休んで、明日に備えましょう!
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2008年10月15日(水) 総仕上げ
http://inschool.exblog.jp/7577352/
2008-10-16T14:25:09+09:00
2023-05-31T10:44:50+09:00
2008-10-16T14:25:54+09:00
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十勝/北中小/平原慎太郎
さて、早いもので今回の活動も残すところあと3日。
本日から、今まで創作したダンスの総仕上げに入りました。
休み時間は、いつものように体育館に集合。
まずは全員で踊る部分の確認。
何度も繰り返しやってきた動きだけに、みな声を出して元気に踊ります。
よくぞここまでできるようになった!
次に、個々の動きの確認。
一人一人自信を持って動けるように平原さんは、細かい振り付けのアドバイスをします。
下の写真は「はつがポーズ」。
北中音更小学校で大ブームになっているポーズです。
午後も、踊りの総仕上げに没頭する平原さんと子どもたち。
学年ごとに動きのチェック!
面白いことに、子どもたちは、何度も踊りを繰り返していくうちに、また新しい踊りのアイディアが浮かんで来るようで、勝手にリズムをつけて踊り始めます。平原さんも驚きながら、その動きを取り入れるように構成を仕上げながら変化させていきます。
これは直前まで変化し続けそうですね。
そして、本日の最後は全体の動きの確認。
一年生から六年生まで、全員が一体となって踊ります。
動きや声にもメリハリが出て、とっても個性的な踊りが出来上がってきました。
後は、みんなの集中力と表現力がどれだけ発揮できるか!ですね。
さて、今回の活動も残すところ後二日。
最終日の発表にむけて、みんな心を一つにしてがんばりましょう!
* おまけ
地域のよさこいグループに招待され、ストレッチや体の使い方を伝授する平原さん。ダンスならではのたのしいコミュニケーションの取り方をおしえてくれました。こんなこともできちゃうんですなぁ〜。
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2008年10月14日(月) 巨大布とダンス
http://inschool.exblog.jp/7574980/
2008-10-15T18:07:00+09:00
2023-05-31T10:44:50+09:00
2008-10-15T18:07:58+09:00
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十勝/北中小/平原慎太郎
今日から第二週目の活動がスタート。
週末少しリフレッシュして、いざ登校。
子どもたちは相変わらず元気いっぱい!
今週も平原さんは、子どもたちのテンションに翻弄されることなく、活動を展開することができるでしょうか?
さて、休み時間は、勿論ダンス。
今日は、先週送られて来た、舞台装置の巨大な布を使って、踊りを考えます。
子どもたちは、この奇妙な布に興味津々。
潜ってみたり、広げてみたり、伸ばしてみたり。
その様子を見て、平原さんは振り付けを考えたようです。
「じゃ〜こうしよう!」
と、次々と布を絡めた踊りを展開。
午後は、踊りの復習の前に、また一工夫。
みんなで手をつないで、隣の人に握られた手の反対の手で反対側の隣の人のてを握り、力を伝えて一周するゲームをしました。
みんなの集中力と人に伝える気持ちが一体となって初めてスムーズに力が伝わっていきます。
「あ、きた、きた!」
子どもたちは、集中力を高めて、いざダンス開始!
といっても、まだまだ振り付けが完成したばかり。
一つ一つの踊りに、ばらつきがあり、メリハリもあまりないのが現状。
でも、連休明けで久々のダンスにみんな楽しそう!
今日の段階では、とにかく全体の流れを把握すること大事。
踊りの質を高めるのは、明日以降で十分。今日は、もう一度原点に戻って楽しく踊ろう!
という訳で、第二週目もスタートし、いよいよ最終日にむけて「はつがダンスが」の完成形ができつつあります。
今日から導入された巨大な布とのコラボレーションや全体の構成等、明日以降本格的に仕上げにかかる平原さん。
いったいどんなダンスに仕上がるのか乞うご期待!
*おまけ
学習発表会の舞台美術のお手伝い。
筆を使う姿勢はやはりダンサーですね。
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2008年10月10日(金) ソロダンス
http://inschool.exblog.jp/7574094/
2008-10-15T09:39:00+09:00
2023-05-31T10:44:50+09:00
2008-10-15T09:39:57+09:00
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十勝/北中小/平原慎太郎
今日で早くも第一週目の最終日。
「あっというまだな〜。」
と、平原さん。
これも充実した活動が展開できている証拠です。焦らずじっくりやっていきましょう。
ということで、今日も休み時間はダンシング〜!
日々、発展していくはつがダンス。
今日はまず、体を動かす準備体操からスタート。
といっても普通の体操ではなく、みんなで地べたに並んで転がり、一人の人を転がりながら運ぶというもの。
「ウギャ〜。」
乗っかる子は、おっかなびっくり。
みんなで呼吸を合わせて転がらないと上手に運べません。
こうした、体の使い方も平原さんならではの手法で、楽しくみんなの気持ちを一つにしていきます。
さて、準備の後は、昨日までのおさらい。
もうだいぶ振り付けを体得した子どもたち。
確かに、普段の子どもたちの動きをそのままダンスに取り入れているのですから、子どもたちにとっては覚えやすく無理なく体にしみ込んでいく訳です。
逆に、大人から見ると、とても斬新で変わった踊りが展開されているという印象を与えます。
更に今日は、ソロの踊り・振り付けも開始。
子どもたちと一人一人話し合いながら、振り付けを考える平原さん。
相変わらず斬新なアイディアを提案する平原さんに対して子どもたちは
「え〜〜、これは嫌だ!」
「これならどう?」
など、どんどん意見やアイディアを出し合い創作していきます。
子どもたちも、今回のダンスの自由度や面白さに気付き、「はつがダンス」というテーマから、自分たちの中にあるイメージを形にしようという気持ちを持ってくれているようです。
こうして、本日の活動は終了・・・
と、思いきや、本日は地域の公民館活動推進委員会の方々が主催の「ダンスの夕べ」が、ここ北中音更小が校にて開催されました。
勿論ゲストはダンサー平原慎太郎さん。
ここ士幌町北中地区の地域の皆さんとアーティストの交流をより充実させることを第一に考え昨年度から企画している催し。
更に、町内の別な地域や小学校へ、アーティスト・イン・スクール事業の理解と関心を促し、地域全体が、こうした文化活動に対して積極性を持っていただくきっかけづくりとして構想しているものです。
開演時間となり、北中音更小学校の体育館には60名ほどの地元の方やkん鈴の小学校の先生、文化団体の方々がお集まりくださいました。
さっそく推進委員長さんからのご挨拶。つづいて校長先生より平原さんをご紹介いただきました。
この次点では、来場くださったほとんどの方が
「コンテンポラリーダンスって何?」
といった様子。
そんな空気を予期していたかのように平原さんは、ご自身の表現に関して解説を加えながら、徐々に踊りを始めます。
「たとえばここに1という数字があるとして・・・。」
と始まった踊りに一同釘付け。
解説しながら、見たことのないダンスが繰り広げられていきます。
約10分間、喋りながらのダンスが終了。
「おお〜〜〜。」
唖然としたお客さんから拍手がわき起こります。
これでつかみはオッケ〜。
続いては、私コーディネーターの漆と共にお送りするアーティストトークのコーナー!
平原さんの半生を赤裸々に語っていただき、写真や映像を通して、解りやすく現在の表現活動に至る経緯やその面白さについて語っていただきました。
お客さんからの質問にも丁寧に答えてくれる平原さん。
その人柄もあって、皆さん真剣にお話を聞いてくださいました。
そして、後半は平原さんのコンテンポラリーダンス。
前半のダンスは、デモンストレーション的なものだったのに対し、この後半のダンスは、彼が普段舞台で踊っている作品です。
落ち着いた音楽に合わせて踊る平原さん。
前半のダンスとは違い、開場全体を大胆に使ってダンスを展開。
もちろん、初めて見るような人の動きや踊りのリズムが次々と展開されていくものですから、お客さんは唖然、呆然。
子どもたちも改めて平原さんのダンスを見て、目を奪われていました。
さて、そんな素晴らしいダンスを見た後は、みんなで踊ろうのコーナー!
平原さんの呼びかけにほとんどの来場者の方が参加。
現在北中小の子どもたちと一緒にやっている踊りの振り付けを指導し、一緒に体を動かしました。皆さん以外にもノリノリで最後まで、楽しく踊りに参加してくれました。
こうして、地域の方々との交流も果たし、「ダンスの夕べ」の公演も無事終了平原さん。公民館活動推進委員会の皆様、そしてご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
さて、活動は残り一週間。
日々発展していく「はつがダンス」来週は、いったいどんな踊りに展開されるのでしょうか?週末にゆっくり体を休めて、一週間がんばりましょう!
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舞台装置
http://inschool.exblog.jp/7563951/
2008-10-11T22:15:09+09:00
2023-05-31T10:44:50+09:00
2008-10-11T22:15:52+09:00
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十勝/北中小/平原慎太郎
今日も朝から子どもたちと一緒にマラソンをする平原さん。
ちなみに、今回の活動に一週間だけ同行してくれているカメラマンの加藤くんも参加。
平原さんは、一番早い男子を抜いて大人げなく一位でゴール。
子どもたちは、悔しそう!
今週末控えている士幌町内の駅伝大会にむけて、子どもたちにはとてもいいライバルが現れたようです。
さて、本業の方は、と言いますと・・・
今日も勿論ダンスダ〜ンス!
休み時間に集まって来た子どもたちと一緒に、オリジナルの動きを考え、振り付けしていきます。
平原さんの振り付けは、とても斬新。
「困った、困った。」
とか
「鳥〜!」
とか
「わかった〜!」
など、など。
頭の中のイメージと、言葉と、動きが、すべて一体となって表現に繋がります。
これは子どもたちにとっても、とても解りやすく、真似して自分からドンドン体を動かしていく子もいます。
こうして徐々に「はつがダンス」の全体像が出来上がってきました。
さて、今日は、平原さんのパートナーの方から、贈り物が。
なんと「はつがダンス」をより魅力的なものに発展させる為の舞台装置が送られて来たのです。
伸縮性に優れた素材でできた巨大な布に、いくつもの穴があいています。
この布を利用して、子どもたちがどのような踊りを踊るのか全く想像できませんが、これまでにない踊りが生まれそうな予感のする装置。
平原さんも、広げたり、自分を包んだり、吊ってみたり、試行錯誤しながらこの装置とのコラボレーションを考えます。
これはなかなか面白い展開になってきました。
さて明日は、北中地区の公民館活動推進委員会文化部さん主催の「ダンスの夕べ」が体育館で開催されます。踊るのは、勿論平原さん。
本気のコンテンポラリーダンスを地域の人たちに見て、知ってもらう格好の機会。
ぜひご期待ください!
*おまけ
農場で牛と会話する平原さん「こういう場所で踊るのも面白そう」
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レッツダンス
http://inschool.exblog.jp/7557633/
2008-10-09T18:10:01+09:00
2023-05-31T10:44:50+09:00
2008-10-09T18:10:44+09:00
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十勝/北中小/平原慎太郎
今朝も、日課のようにマラソンに参加し、子どもたちと積極的に交流を図る平原さん。
3日目にして子どもたちともすっかり打ち解けています。
さて、今日はまず昨日の音づくりの続きからスタート。
みんな好きなものやうれしかったことなど、人に伝えたいことを自由に録音します。
時には、奇声や叫び声等も収録。
いったいどんな音が出来上がるのか楽しみです。
子どもたちが授業の間は、踊りの創作。
急遽今回の滞在に参加することになった写真家の加藤くんと一緒に、振り付けを考えます。平原さんは、ひとりでぶつぶつと言葉を発しながら踊りを組み立てていくのですが、これがまた面白い。
「こまった、こまった、わかった〜。」
「ニョロニョロニョロ〜。」
など、意味不明な言葉を動作に移していきます。
この状況も子どもたちに見せてあげたいものです。
そして、休み時間はダンスダンス!!
まずは、一・二年生のグループと創作・振り付け開始。
平原さんは、自分の考えた振り付けを見た子どもたちの反応やリアクションを見て、変化を加えたり、子どもたちからアイディアを拾いながら、面白おかしく踊りを続けます。腰をフリフリ、体をクネクネ、そして元気いっぱいの踊りになりそうです。
さて、高学年が授業を終えて放課後体育館に集まってきました。
さぁ、全校児童でレッツダンス!
昨日のダンスの復習もそこそこに、子どもたちは、新たな振り付けを平原さんから伝授されました。え?もう先に行くの?と若干心配になりましたが、全く持って問題なし。
とにかくみんな飲み込みが早い!
そして、自由な時間での活動にも関わらず集中力がある!
それだけ平原さんの存在とダンスに対する興味がわいているのでしょうか。
子どもたちの表情を見ていると、とても気持ちが良さそうに、踊っています。
しかも見たことも、体験したこともないようなダンス。
平原パワー炸裂の一日でした。
みなさん明日も精力的にダンスしましょうね。
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はつがダンス創作開始
http://inschool.exblog.jp/7554845/
2008-10-08T18:15:00+09:00
2023-05-31T10:44:50+09:00
2008-10-08T18:16:03+09:00
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十勝/北中小/平原慎太郎
今日も朝から子どもたちは元気。
今週末に開催される駅伝大会にむけて朝からマラソンを行うようです。
子どもたちとの触れ合いを少しでも持ちたいと考えている平原さんは、気合いを入れてこれに参加。
約1キロ半子どもたちと一緒に走ります。
子どもたちも負けていられません。いつもよりペースを上げて、勝負!
結果、平原さんは3着。なかなかの成績。
でもその後、廃人のようにぐったり。
無理は禁物ですよ!
さて、本日は、士幌町の全小学校を対象にした芸術鑑賞会の日。
街の中心にあるホールで人形劇のお芝居があるということで、我々も同行しました。
士幌町内すべての小学生が集まる規模にまず驚き!
なんせ北中音更小学校は、全校児童数14名と小規模ですから。
そして、芸術鑑賞。
今回のダンスとはまた違った舞台公演ということで、新鮮な眼差しで、子どもたちと一緒に人形劇を楽しむ平原さん。
何かヒントになるようなことがあったかな?
さて、学校に戻り、給食を終えお昼休み。
今日から早速、はつがダンスの創作と振り付けを開始。
昨日一日子どもたちとしっかりと触れ合ったおかげで、皆平原さんの動きや表現に注目しています。とてもいいムードの中、ダンススタート!
一見難しいと思われる振り付けも難なくこなす子どもたちに圧巻!
平原さんが伝授する動きに
「え〜、そんなことやるの〜?」
と、最初は愚痴をこぼす子もいましたが、やってみると楽しい!
平原さんは、特別なステップや動作ではなく、普段みんながやっている動きを言葉やリズムで解りやすく伝えてくれるので、子どもたちの飲み込みも予想以上に早い!
こりゃいけるぞ!
放課後は、音づくりを開始。
既存の音楽を流すのではなく、オリジナルの音を作ろうと企んでいた平原さん。
子どもたちを呼んで、
「名前と好きなものを喋ってみて!」
と、何やら自己紹介的な声を収録するようです。
みんな半信半疑でしたが、言われるがままに自己紹介する子どもたち。
その声に、リズムだけの音を重ねると、あら不思議、とても素敵な曲の完成!
この音をバックに踊るのか〜考えましたね!!
収録の後は、引き続きダンス!
昼休みに伝授された動きをおさらいしながら、少しづつ動作を増やしていきます。
戸惑いながらも、一生懸命考えて体を動かす子どもたち。
みんなで同じ動きを重ねていくと、徐々にダンスになっていくその変化がとても不思議です。
この「はつがダンス」の創作はまだ始まったばかりですが、二日目でこれだけ動けるのだから、平原さんも子どもたちもテンションが上がります。
飛んだり叫んだり絡み合う様子は、まるで動物のようです。
早くも野生の感覚を目覚めさせてしまったのか!
明日の活動もご期待ください!
*おまけ
5・6年生の体育でフットサルに参加。
平原さんアクロバティックな動きを見せながらも、ダンスのように上手くはいかないようでした・・・
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はつがダンス開幕
http://inschool.exblog.jp/7552049/
2008-10-07T17:52:00+09:00
2023-05-31T10:44:50+09:00
2008-10-07T17:53:30+09:00
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十勝/北中小/平原慎太郎
開催場所は、士幌町立北中音更小学校。
全校児童14名の小さな小学校。
実は今回の活動は3回目(3年目)になり、この周辺地域では、本事業もすっかりと定着し、これまでにも様々な出会いと交流を生み出して来た学校です。
そして、アーティストには、北海道小樽市出身のダンサー平原慎太郎さんをお迎えしております。平原さんは、昨年の夏まで新潟にあるダンスカンパニーNOISM(ノイズム)に所属し、その後フィリーで活躍中。国内外の様々な場所で活動している若きダンサーです。
さて、そうした訳で、活動初日がスタート。
期待に胸膨らませて、平原さんが登校。
学校に着くとすぐに体育館で準備運動を開始。子どもたちとの出会いの瞬間によりインパクトを持たせようと考えた結果、このような状態で待機。
かなり怪しいです。
そうこうしているうちに、子どもたちが体育館に集まってきました。
平原さんの姿を発見し、
「わ〜、死んでるみたい〜。」
と騒ぎ始めました。
そして、徐々に動き始める怪しい物体。
奇妙奇天烈な踊りがスタートしました。
「わ〜、怖い〜!」
「気持ち悪い〜。」
と、平原さんがアクションを起こすたびに、口々にリアクションを返す子どもたち。
平原さんが踊り続けている間中、その踊りと喚声のおかしなやり取りがつづきました。
このような衝撃的な出会いの後、自己紹介をすませ、今回の活動についてご紹介。
「まずはみんなで体を思いきり動かしてダンスを楽しもう!」
と平原さん。
あの奇怪なダンスを見た後の子どもたちが、今後どのような行動にでるのかとても楽しみです。
中休みになると「はつが村」と名付けられた音楽室に、子どもたちがぼちぼち集まってきました。
やはりかなり興味を持ったようで、何となく体がむずむず動きだしそう・・・。
それを素早く察知した平原さん。
さっそく子どもたちに働きかけて一緒に体を動かします。
当然子どもたちはノリノリ。
なるほど〜これはいけそうだぞ!
さて、給食の後はお昼休み。
北中音更小学校恒例の全校遊び「バラド」で、コミュニケーションを図る平原さん。
子どもたちの運動能力や動き等を見るのにこうした遊びに参加することも重要です。
さすがはダンサー身のこなしも軽やかに、子どもたちと遊んでくれます。
そして、放課後。
今日は、踊りの振り付けやトレーニングはしないで、子どもたちとのコミュニケーションを重視しよう!ということで、放課後も、子どもたちの普段やっている遊びに参加させてもらうことに。
で、実際にやったのは「いろはにほへと」という遊びで、二本のロープをランダムに動かし、止めた所で、上・中・下を選択して、引っかからないようにくぐり抜けるという遊び(うまく説明できないので、詳しく知りたい方はご連絡ください)。
この遊びは、以外にもアクロバティックな要素があり、北中音更小の子どもたちの運動能力の高さに、平原さんもビックリ!
明日以降の表現活動に期待が持てると共に、自分の考えていたレベルを超えている彼らの運動能力に焦りを見せる平原さん。
これは楽しみな展開になってきましたね!
明日からは、いよいよダンスの創作、振り付けを実行する予定。
乞うご期待です!
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十勝アーティスト・イン・スクール第二弾開催のお知らせ
http://inschool.exblog.jp/7551997/
2008-10-05T17:21:00+09:00
2023-05-31T10:44:50+09:00
2008-10-07T17:26:04+09:00
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十勝/北中小/平原慎太郎
今回の舞台となるのは、士幌町は士幌町立北中音更小学校。アーティストにダンサーの平原慎太郎さんをお迎えして、踊りの創作、発表を通じた交流活動を行います。活動タイトルは「はつがダンス」。子どもたちの創造性、そして身体表現に関わる潜在力を引き出すダンスパフォーマンスを2週間じっくり体験します。
今回の日々の活動も、当ブログにてご紹介していきますので、ぜひご覧下さい。
以下、事業の詳細になりますご確認の上、お近くの方は、ぜひご見学、ご参加いただけると幸いです。
<活動タイトル>
はつがダンス
<アーティスト>
平原慎太郎(ダンサー/小樽市出身)
<開催場所>
士幌町立北中音更小学校
<開催日時>
2008年10月6日(月)〜17日(金)
午前8時〜午後5時(主に中休み/昼休み/放課後)
<活動場所>
はつが村(音楽室)及び体育館
<活動内容>
平原さんと子どもたちが、主にダンスを中心とした創作活動を行い、自分の身体と向き合うきっかけ作りや、その身体表現を活かしたコミュニケーションにチャレンジします。また、特殊な舞台装置を制作し、オリジナリティあふれるダンスを創作します。最終的には、2週間の中で培った表現をお披露目する機会を設け、学習発表会等その後の子どもたちの表現活動に活かされ、発展する機会の提供を目指しています。
<事業クレジット>
主 催十勝アーティストインスクール事業実行委員会
十勝毎日新聞社
協 力士幌町立北中音更小学校
後 援士幌町町教育委員会
企画・コーディネート AISプランニング(漆)
<企画・アーティストに関するお問合せ>
AISプランニング
〒061-3212 北海道石狩市花川北2条6丁目209
TEL:0133-75-6505/FAX:0133-75-8845
E-mail:info@ais-p.jp
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代表:漆 崇博(うるし たかひろ)
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