札幌おとどけアート7日目。
本日の天候は晴れ。久しぶりの青空が嬉しい反面、気温は下がり、かなり冷え込んだ朝になりました。
さて、日々変化していく夏村の今日の様子は…
なんとビーチパラソルが設置され、その下に置かれた机には「サロンde夏」の文字が!
机上にはすだれが敷かれ、夏気分を盛り上げています。
さらに3本のヤシの木の葉には緑色が塗られ、ますますヤシの木らしくなりました。
なんと東方さん、これらを作るために、昨日は夜10時過ぎまで作業していたそう。お疲れさまです。
さて、夏村を訪れた子どもたちはというと…
「すごい!」「冬なのに夏になってる!」とまじまじとヤシの木やビーチパラソルを見上げる子や、
「なんかほんとに暑くなってきた」と上着を脱ぎ始める子も!
東方さんの狙い通りの反応と言ってもよいのではないでしょうか。
中休みは引き続きバナナ作りや短冊作り、ハイビスカス作りが行われます。
中でも今日登場した「サロンde夏」は、とりあえず座ってくつろぐ子どもたちで大盛況。
ビーチパラソルの柄の部分を藁で作ってくれた子もいました。
そして本日最初の授業は1年生。まずは帆と旗作りが行われます。
1年生はどうしても一つ一つのモチーフが小さくなってしまいがちですが、なるべくカラービニールを大きく切って、とてもかわいらしい作品が出来上がりました。
そして続いては外でヨット制作。もう要領をつかんだ子どもたちは雪を集めるチームと船の形を整えるチームに分かれ、すぐに作業に取り掛かります。
子ども達が作業する中、ふと船の横のバックネットに目をやると…
なんと東方さんがバックネットに登って昨日作っていた太陽を設置しています!
「あぶないよー」
「大丈夫―?」という子どもたちの声を受けながらも、すばやく太陽を設置完了した東方さん。
またひとつ、校庭が夏らしくなりました。
給食は1年生と一緒に頂き、準備から後片付けまで手早くこなす1年生にただただ感心しきりでした。
昼休みはさらに多くの子どもたちが夏村を訪れ、特に「サロンde夏」はかなりの賑わいを見せています。
子どもたちは東方さんと話したり、遊んだりと本当に楽しそう。
そして5時間目は4年生の帆と旗作り。
その前に、実は今日1日スタッフとして参加してくれている道教大研究生の南くんの紹介をする東方さん。
4年生の先生の歌のリクエストにも即座に「千の風になって」を熱唱するというノリのいい南くんは、すぐに子どもたちの人気者になったのでした。
これは女の子たちの作品。カラービニールを折り紙のように使って、きれいな模様を作っています。
授業終了のチャイムが鳴るまで熱心に作業を続けていた4年生。時間を過ぎても片づけまできちんとしてくれました。
今日は子どもたちの委員会活動があるため、今日の授業はここで終了。
夏村に戻り、「サロンde夏」でくつろぐ東方さんでしたが、間もなく委員会を終えた6年生がやってきました。
とりあえず「ブルーハワイ」ならぬ緑色の「グリーンハワイ」でカンパイ!
このあとも帰り際に続々夏村にやってくる子どもたち。放課後にこんなに夏村がにぎわったのは今日が初めてかもしれません。
子どもたちが帰ったあと、東方さんは会議室で行われる先生方との会議に向かいます。
今日の会議では23日に行われるお披露目会に向けて、先生方からアイディアが次々と出されました。
そのアイディアの豊富さには東方さんや、コーディネータの漆さんもびっくり。
さすが、毎日子どもたちを見ている先生ならではの意見が多く、とても参考になったようです。
そして会議後、出されたアイディアをさらに詰めていき、今日の活動は終了。
今日から東方さんはいったん東京に戻るため、次回の活動は週明けの22日、月曜日となります。
夏村もほぼ完成し、校庭にもヨットや海の家が続々完成していく中、来週は天の川に見立てたキャンドルスペースやスイカ山が作られる予定。
そして23日にはいよいよ校庭に真夏のビーチが出現、お披露目会が行われます。
来週の活動もどうぞお楽しみに!