札幌おとどけアート事業5日目。
土日をはさんでの活動スタートです。ちなみに本日の天候は曇り。
朝、夏村に到着すると先週の金曜日とはかなり雰囲気が違うことにびっくり!
実は東方さん、みんなが休んでいる日曜日にも学校に来て、夏村をさらに南国らしくするため、作業を続けていたのでした。
果たして夏村はどんな変化を遂げたのでしょうか!?

まずはヤシの木が3本に!
そして入り口から向かって左側にはさらにパワーアップしたハイビスカス畑と、その奥には「雪でしたいこと」を書いた短冊が貼り付けられています。
さらに右側に目を向けると、なんとそこには巨大バナナが!
「バナナ・バー」の看板の下には子どもたちが作ってくれたバナナがカゴに入れられ、さらに南国の雰囲気をかもし出しています。

子どもたちもこの変化には驚いたようで、ヤシの木に触ったり、バナナを手にとってみたりして、さらに興味を持ってくれた様子です。

そして本日最初の授業は4年生。
いよいよヨット作りも終盤、今日の授業での完成を目指します。
1組は放課後もヨット作りをがんばってくれた子どもたちを中心に、ヨットの側面に丸いざるを使った半円形の飾りをつけていきます。
そして後半はヨットの中心部を掘っていき、人が乗ることの出来るスペース作り。
ヨットを作る中で、ひときわ積極的に関わってくれた女の子が、「遊んでるみたいだけど、その中で作品が出来上がっていくのが楽しい」と話していたのが印象的でした。
一方2組はすでに形はほぼ出来ていたため、とにかく完成度を上げていく作戦。
ヨットの内部に作られた運転席やヨット入り口の階段など、とてもきれいに作り上げていきます。
その中でも1番びっくりしたのはヨットの後ろに作られたウサギ。

雪まつりの雪像顔負けの完成度です。
これだけでもお分かりいただけたかと思いますが、4年生は面白いことを考え付く子が多い学年。
このほかにも雪のかたまりを大根おろしのように削ってきれいな四角形のブロックにしたり…

コンテナの裏で削った雪は隙間を埋める接着剤として使ったり。

子ども達のアイディアは尽きることがありません!
1,2組ともにヨットをほぼ完成させ、授業は終了。しかしまだまだやり足りない様子の子どもたちは「放課後も来る!」と宣言して教室に戻っていきました。
給食も引き続き4年生と一緒に頂き、昼休み。
ハイビスカスを作る女の子や短冊を書く子どもたちの横で、東方さんが大きなビニールを広げてなにやら始めたようです。

子どもたちにも協力してもらい、赤いテープで半円形をかたどっていく東方さん。
今度はいったい何ができるのでしょうか。

と、ここまで出来たところでチャイムが鳴り、残念ながら昼休みは終了。続きはまた明日です。
東方さんは5年生の海の家作りをするために急いで校庭へ。
基本的な作り方は先週の6年生と同じですが、四角くブロックを並べた6年生に対して5年生は丸くブロックを積み上げ、円柱のような形をつくっていきます。

担任の先生方のすばやい指示と、最初にきっちり役割分担を行ったおかげで、みるみるうちに出来上がっていく海の家。

その横では用務員さんが除雪機でスイカ山の形を整えてくれています。

当初の計画ではブロックを5段目まで積み上げることになっていましたが、なんと2組は2時間で6段目まで積み上げほぼ完成、1組も4段目まで完成させるという驚異のスピード!

これには東方さんもびっくりです。

放課後はこれからの打ち合わせをして、今日の活動はちょっと早めに終了。
ちなみにそのあと、同じく雪の造形活動をしている石狩の生振小学校に視察に行ってきました。東方さんもいろいろ刺激を受けたようです。
今日の活動で全日程のうち早くも半分が終了、明日は3年生によるスイカ山とスイカ畑の制作が行われる予定。
もちろん夏村も更なる変化を遂げることでしょう。
明日の活動もどうぞお楽しみに!