札幌おとどけアート事業3日目。
天気は晴れ。しかし気温は昨日よりも冷え込んでいて、雪の状態が少し心配です。
本日最初の授業は1年生のヨット作り。
先生方との打ち合わせにより、まだ体の小さい1年生は外では1時間だけの活動になりました。
さっそく校庭に集合し、作業を開始した1年生。雪と触れ合うことが新鮮で、雪集めも楽しくて仕方がない様子です。
一人では重くて持てない雪も、友達と協力しながら一生懸命運んでいきます。
先生のお手伝いもあり、予想していたよりも多くの雪が集められました。
雪集めを終えた1年生はスキー山でソリすべり。
スイカ山になってしまう前に、存分に雪山を満喫したようです。
昨日雪集めをした3年生は、今日は校内でヨットの帆と旗作り。
はじめ1組が帆を、2組が旗を担当し、1時間経ったら帆と旗を交換して両面を使うことにしました。
教室前のスペースに集まり、大きな透明のビニールでできた帆に、ペンやカラービニール、テープを使って「夏」をイメージしたものを描いていく子ども達。
スイカに花火、バーベキューにキャンプファイヤー、メロンにバナナ、船、イルカ…
夏から喚起されるイメージは本当に多種多様です。
中には「夏」という漢字をストレートに書いたものも!
同じものを作っても、子ども達がそれにどのようなイメージを持っているかで、そのものの見え方が全く違っているのは面白いなあ…といつも思うのは私だけではないはず。
1時間後、帆と旗を交換して更に作業を続ける3年生。
どんどん集中力が増していく様子が、こちらにも伝わってきます。
そして帆が完成!
給食を5年生の教室で食べ終え、昼休み。
夏村は、
①ハイビスカスを作るスペース
②雪で何をしたいかを書くたんざくスペース
③夏の果物をつくるスペース
の3つに分けられ、子ども達が自分の好きな作業をできるようにしました。
出来上がった作品は壁に貼ったり、窓に吊るしたり。
だいぶ夏らしくなってきた夏村です。
そして5時間目は2年生によるヨット作り。
鉄のスコップを持った子ども達が校庭へと集まってきます。
「鉄のスコップは重いのに、頑張るなあ」と思ってみていると、その後ろから先生が大きな机を持って現れました。
いったい何に使うのでしょうか…?
この机、実は廃棄予定だったらしいのですが、それを利用して船をかたどっていく作戦だったようです。
このアイディアには東方さんもびっくり。
先生方も色々考えてくださってうれしい限りですね。
2年生は連係プレーが得意なようで、協力し合って効率よく雪運びをしてくれました。
そして1時間でほぼ船型に!
明日の活動でさらに完成度を高めていきます。
放課後、一人夏村で作業する東方さん。葉の数も増え、だいぶヤシの木らしくなってきました。
その後校庭に来てくれた子ども達と一緒に雪集めをして、今日の活動は終了。
1日お休みをはさんで、金曜日から活動再開です。
いよいよ6年生の海の家作りも始まり、さらにビーチサイドが充実していくことを期待したいと思います。
次回の活動もどうぞお楽しみに!