おとどけアート12日目。
今日で、今回の事業も最終日。
インフルエンザによる学校閉鎖というハプニングにもめげず、なんとかこの日を迎えることができました。
朝、職員の皆さんに最後のご挨拶。
キーボーを始めスタッフ一同職員室へ。
これまで休み時間や授業、給食などの交流時間をサポートしてくださった先生たちに感謝の気持ちを伝えます。
「本当に勉強になりました!」
キーボーのお話は、とても実感がこもっておりました。
最後まで、快く私達の活動を受け入れ支えてくださってありがとうございました。
さて、いよいよ作品のお披露目会の時間。
体育館には、全校児童と職員皆さん、そして保護者や地域の皆さんも多数ご参列くださいました。
初めに、キーボーと一緒に今回の活動を振り返るスライドを上映しました。
学年ごとに映し出される活動と交流の風景は、なぜか懐かしさを感じます。
「こんなこともあったね。」
「あ、これは大変だったな〜、ビッックリしたよ〜。」
などと解説を加えるキーボーに、みんなが喚声で答えます。
3週間分の思い出が詰まったアルバムのプレゼントでした。
お次ぎは、各学年ごとに出し物の披露。
未だかつて、これだけプログラムのぎっしり詰まったお披露目会&お別れ会が合ったでしょうか!?
しかも、それぞれの学年が、全く違った手法で、歌ったり、踊ったり、メッセージカードをくれたり・・・・・。ミニ学芸会といった感じ。
アーティストはじめスタッフ感動しっぱなしです。
みんなありがとう!!!
セレモニーの最後は、キーボーからのご挨拶。
みんなと出会えてよかった!
ものをつくったり創造することって楽しいだろう!
みんなも自分の好きなことがもっとできるはずだよ!
熱いトークに、子どもたちは釘付けです。
そして、会場をグラウンドに移し、作品のお披露目会。
グラウンドには大小合わせて7つの「コ」という文字の作品が並んでいます。
キーボーは、
「この作品はまだ完成していません。最後にこの点々を入れて完成だよ。」
と、最後に「コ」を「ゴ」にする為の濁点を各学年の代表に配りました。
そして、キーボーからの合図。
「ゴゴゴゴゴゴゴ〜〜〜〜!!」
子どもたちも
「ゴゴゴゴゴゴゴ〜〜〜〜!!」
「コ」に濁点が入り、めでたく「ゴ」が七つ完成。
「ゴ×7=35」で35周年を記念するモニュメントが、キーボーと太平小のみんなの手で完成しました。
そして、最後に記念撮影!
「せ〜の!35!!」
と両手で数字を表現したポーズでパチリ!
こうして、太平小学校開催したキーボーこと高橋喜代史さんのによる「おとどけアート」無事終了。
キーボーの大胆不敵な作品スタイルとその無邪気なキャラクター、子どもたちの純粋さ、そして教職員や保護者、地域の皆さんの暖かいサポートが、一体となったおかげで、活動に参加したすべての人たちの記念に残る作品が出来上がりました。
皆様本当にありがとうございました。そしてお疲れさまでした。
今後も札幌アーティストインスクール事業「おとどけアート」は、継続して市内の小学校で開催を予定しております。
学校が、単に子どもたちの学び舎としてだけではなく、その地域で育まれている文化や価値観を伝える場として、様々な人が交流できるようなコミュイティーとして理解される日を目指して、今後も活動を展開していきたいと思います。
尚、次回の活動は雪をテーマに実施します!詳細は、改めて本ブログでご紹介いたします。
今後とも本事業で行う活動に、ご理解、ご協力をお願い申し上げます。