おとどけアート事業10日目。
学校閉鎖が明け、二日目の今日は、昨日降った雪から作品を救い出すことからスタート。
先生たちが、ブルーシートをかけ、作品を守ってくれていたおかげで、大きな被害はなさそう。しかし、この後も何が起きるか解りません。念には念を入れて作業するキーボー。
う〜寒さが身にしみます・・・。
さて、本日はキーボーランドに1年1組が皆さんがやってきました。
この太平小学校で、最も元気な学年といっても過言ではないでしょう。
とにかく明るい!
キーボーのお話にも、ガンガンリアクションを返す姿は、誰もが思い描くピカピカの一年生。
描く絵も、いままで制作して来たものに全く引けを取らない大胆で勢いのある作品に仕上がってきます。
完成した絵を、フレームに打ち付ける作業もみんな積極的。
トンカチを扱うのは、初めての子もたくさんいたことと思いますが、皆器用にこなしていきます。
うん、やればできるよね!
一年生の授業が終わり、休み時間。
いつものようにキーボーランドに集まる子どもたち。
今回の活動も残り後三日。
少しでも長く、子どもたちと触れ合いたいキーボーと、いつまでもキーボーに学校にいてほしいと願う子どもたちの交流は、とても心温まる情景を作り上げています。
さらに、子どもたちの創作意欲も、日に日に増し、描く絵が徐々に変化して来ています。
活動の当初は、
「どう描いたらいいの?」
「何を描けばいいの?」
と、自由に描くことに戸惑いを見せていた子どもたちも、今となっては、
「これいいでしょ!」
「こんな絵になったよ!見てみて!」
と、積極的に自分の描きたい物を描き、主張するようになってきました。
今日の給食は、1年1組と。
授業のとき同様、元気元気!
キーボーはいつものようにササッと給食をたいらげ、子どもたちとの会話に花を咲かせます。
放課後も、キーボーランドは、子どもたちでいっぱい。
とにかくガンガン絵を描く!
そして、ドンドンこの空間が楽しくなる。
今回のプログラムやキーボーのキャラクターもさることながら、子どもたちの自然な振る舞いや変化が、この場を創造的で面白い空間に作り上げていったのだなぁと活動十日目に実感しました。
ある子が叫びました。
「あ、虹だ!」
綺麗な虹がこの太平小を包み込むように現れました。
今回の活動も残り後わずかとなりましたが、この虹のように、太平小の子どもたちや地域の皆さんの心に残るものとなることを願って、ラストスパートがんばりましょう!