みなさまお待たせしました。
2007年度十勝アーティスト・イン・スクール事業の第二弾が、帯広市立広陽小学校でスタートしました。
今回も、コーディネーターの漆(うるし)が、日々の活動を赤裸々に記録していきますので、どうぞよろしくお願いいたします
さて、今回お呼びしたアーティストは、パフォーマーのanti-cool(アンティ・クール)さん。彼女の作品は、不可思議且つユニーク。牛とお友達になったり、チューイングガムでオブジェを作ったり「え!?こんなことして何になるの?」と一瞬思わせ、でもその無意味ともいえる行動がとてもユニークで、なぜか見る人を魅了する不思議なパフォーマンスなのです。
彼女は、主に海外で活躍しているため、北海道での活動は、今回がはじめて!勿論、小学校で活動するのもはじめてです。
今回の広陽小学校での活動内容は、anti-coolさんが監督となり、子どもたちとコマーシャル作りに挑戦します。テーマは、自分が宣伝したいものをソウルフルに表現すること!ソウルフルというあたりが、ポイントです。
さて、活動初日。
学校に登場したのは、アフロヘアにサングラスという出で立ちのanti-cool監督。
まずは、校長室にて待機します。
そして職員の皆さんにご挨拶。
監督というイメージを若干勘違いした感のあるanti-coolさんに、職員の皆さんは少々引き気味です。
しかし、そこは数々の修羅場をくぐって来たパフォーマー。そんなことはおかまいなし!とにかく元気にご挨拶!
2週間よろしくお願いいたします〜。
そして、今回活動の為にお借りする教室へ。
ここをコマーシャルの撮影スタジオにするベく準備を開始。
まずは、配置を決めて・・・
お次ぎは、暗幕をつけて・・・
最後にカチンコをつくって完成!
これでいつでも撮影に臨めるぞ〜!
監督は今日、子どもたちがコマーシャル作りに興味を持ってもらえるように活動のプロモーションビデオを制作しようと考えていました。ですから、今日は子どもたちとの撮影は考えていませんでした。
しかし、休み時間になると、いつもと違う雰囲気を嗅ぎ付けて、大勢の子どもたちが続々とスタジオにやってきました。
アフロヘアの監督がとっても気になる様子(そりゃそうだ)。
「N○Kか何かの取材ですか?」「その髪の毛は地毛ですか?」
子どもたちは、次々に質問してきます。
「こんなに関心を持ってくれる子が多いなら・・・」
と、予定を変更してコマーシャル撮影を開始。
しかし、どんなに元気な子たちも、いざ撮影となると恥ずかしがってなかなか思うように行きません・・・。さぁ勇気を出して!ほら!
お昼は、アーティスト・イン・スクール恒例の学校給食タイム。
子どもたちは、こんなにもアフロヘアの怪しい監督を快く仲間に加えてくれている様子。一時はどうなるかと思いましたが、これで一安心!
食後は、お昼休み。
今度は、音楽室で数名の先生に参加してもらいプロモーションビデオの撮影。
予め準備したダンスで、監督と先生たちが一緒に踊ります。今流行のヒップホップダンスだとか!!本当か!?意味は全くわかりませんが、とても楽しそう!
ご協力ありがとうございました!
その後も監督は、プロモーションの素材集めに奔走。
廊下や体育館、学校のありとあらゆる場所で撮影。
一つ一つのカットには、あまり意味を感じませんでしたが、監督の頭の中には、すてきなプロモーション映像がイメージできているのでしょう。
このプロモーションビデオは、明日お昼休みに放送予定。
お楽しみに!
広陽小学校の皆さん、2週間どうぞよろしくお願いいたします。