【アーティスト・イン・スクール8日目 天気:雨のち曇り 気温:2.3℃】
棟上げ式まで残り1日。でも今日は、朝から雨です。
朝の学活が終わった休み時間に、「今日、外で作業やるの?」と不安げに聞いてくる子どもたち。
「大丈夫、今日もやるよ!」と、子どもに笑顔で言う野上さんが、そこにはいました。
●中休み:(野上基地)
●昼休み:しろがね城壁ブロックづくり( 〃 )
●放課後:しろがね城周辺整備( 〃 )
* * * * * * * * * * * * * *
今日は、しろがね城の穴掘りがメインになるのですが、雨が降っているため、野上基地でペットボトルと格闘です。
今回の、プログラムを考えたときに「雪不足をどう解決するか?」という課題があったため、秘策として山の手南の子どもたちにペットボトルを持って来てもらうように伝えていたものでした。1週間の呼びかけで、100本は超す数のペットボトルが集まりました。このようなところからも、皆のきもちが伝わってきます。
そのペットボトルをコーキングして、何やら形を作っています。これが何になるのかは、子どもたちにもみなさんにも内緒です。気になって、中休みに野上基地で野上さんの作業を見守る子どもたち。ペットボトルに乞うご期待です!
今日もお昼はおいしい給食。給食中からSTVの取材の方も来られました。
昼休みになり、雨が止みました。見計らって、早速掘削作業です。
20人以上の子どもたちが、雪のブロック、城の周りのお堀、ゆきの国のオブフェづくりなどを野上さんと一緒に楽しみました。
夕方になり、皆が帰る時間。「あと5分だけ、」と懸命にしろがね城の穴を掘る子どもたち。野上さんが山の手南小に来て、みんなの「ちょっとだけでもやりたい」が重なって、こんなに気持の込もったかたちができてきたのだなと、改めて胸に込み上げるものがありました。
今日は夜遅くまで野上さんは残って、城の仕上げをしていきました。塾の帰りの子どもたちが気になって通って、いきます。「すげぇ、城みたい。」と、言って明日がまた楽しみだと笑いながら帰っていきました。
ようやく、ここは「ゆきの国」になってきたようです。