1月26日(火)。
昨日の休み時間を使って、3学期にやっていくことを子どもたちに話してみて、
今日からは実際に手を動かし始めます。
これから撮影していく映像作品に欠かせないシーンであるとして、
大賀さんはとある「おまつり」を2月5日に開催することになりました。
今日はそのおまつりがどんなおまつりなのか、大賀さんのイメージを
子どもたちに伝えるべく、おまつりに名前をつけることにしました。
その名も「もう会えないのまつり」。

この「もう会えない」という言葉については、
大賀さんが12月から交流を続けてきた子どもとの何気ない会話から
出てきたキーワードで、この言葉を用いることで、
1年生から6年生までと幅広い発達段階にある子どもたちに
向けて大賀さんが考えるイメージに近いニュアンスを伝えることが
できるのでは、と考えて採用することにしました。
早速、おまつりに向けての活動がスタート。
おまつりをするにあたり、何が必要になるかを子どもたちと
考えるところから行いたいところですが、
まずは、撮影するシーンのヴィジュアルにも関わってくる、
準備するのに時間がかかると思われる衣装の制作からはじめることにしました。
新たに活動場所となる空き教室に集まってもらい、
「もう会えないのまつり」に着る衣装はどんなものが良いと思うか、
大賀さんの声かけに想像を膨らませながら、
子どもたちに用意した画用紙に衣装を描いてもらいます。


デザインが似通っている子どもたちは、
なにか共通のものから影響を受けているのかもしれないな、
と読み解いて、そこを聞いてみたり、
今後自分で衣装を作る際にどんな素材で作りたいか、
自分の思い描くことのできる範囲で具体的に描き進めています。
一人一人個性が伺えて面白いですね。
下の絵の肩(?)の凸部分はダンボールで作りたい、と話してくれましたが、
「もう会えない」からどうつながっているのか、気になりますね。
次に来てくれたときに聞いてみたくなりました。
中休み、昼休みをやってみて数的にはこんな感じです。
今日を振り返ってみて、
昨日の説明会に参加できなかった子どもがちらほらやってきてくれますが、
なかなか一人一人へ「もう会えない」の話をしていくのは、
丁寧に話していきたいが、圧倒的に人手不足を痛感しました。
今後はある程度工夫をしていかないとといけなさそうな予感です。
この準備段階の映像も作品の素材として撮影していかねばですからね。
大賀さんにはその余力を残しておいてもらわねば...!(大丈夫かな?)
今後ますますの奮闘にご期待ください。
担当コーディネーター 杉本