12月11日(金)。1日、間を空けての活動日。
今日も大賀さんはリモートでの活動を試みますよ。
学校に到着するとまずは、一昨日に設置した用紙の回収箱の確認です。
ドキドキ!

おおおおお!
なかなかに入っていますね。
というか、準備していた記入用紙がなくなっていました。
また切らねばなりませんね。笑
ステージで上映している作品の感想であったり、
子どもたちの将来の夢であったり、
最近見た夢の話だったり、
大賀さんへの質問だったり、
色々な書き方で面白いです。
大賀さんに渡すのが楽しみです。
さて、中休みのリモート交流です。

1日試してみた結果、リモートなりに子どもたちとの距離感を掴み始めた大賀さん。
コーディネーターとしてもその様子を見守りつつ、
記入用紙への書き込みの呼びかけや、
掲示している写真を見ている子どもへ声をかけていきます。
上映会やリモート以外で、アーティストと子どもとの交流の機会を増やすべく、
子どもたちとの会話から、大賀さんの情報の浸透具合を探ります。
友達の反応、ステージ上映の人数制限で入れなかったときのこと。
コーディネーターが個別に子どもたちとつながるチャンネルを持っておくことも
今後、アーティストが何かアクションを起こす際につながることもありうるので、
積極的に行っていきます。
中休みを終え、大賀さんなりの感触を聞き、昼休みにつなげます。
まさしくトライアンドエラーですが、確実に流れを掴んできた感があります。
その後は、一昨日から始めた日々の活動の様子を更新しながら、
ひたすら記入用紙の量産作業。
黙々と切っているのですが、廊下でそういった作業をしていると休み時間の度に
子どもたちや先生が声をかけてくれるのがありがたい。
これまではただの通り道でしかなかったところで、
何かわからないけど人がいて何かをしている、というだけで、
それを目にした人がにとって、なにか意味を持つ"場"として
認識されていっているような予感がしました。
昼休みは、大賀さんとリモートでつなぎつつ、
新たに来る子どもたちへ量産した記入用紙の呼びかけを行いました。
直接学校に来ないという状況で、アーティストと子どもをつなぐ仕組みは
少しでも多く持っておきたいところです。
昼休み終わり間際に来た子どもにも帰るときに持ってきても良いし、
お家で書いてきても良いよ、ということで授業に送り出して休み時間を終えました。
ちなみに、ステージでの上映をお任せしていた先生に、上映の様子を聞いたところ、
割り振り的にひととおりの学年にステージの作品を見てもらえたそうです。
(なんとこの時間、記録写真を撮っていないという痛恨のミス!
活動の様子を記録していくことは、廊下に掲示するためにも必要な要素なので、
自分で自分の首を締める行為。ということで今後気をつけなければいけませんね。)
最後に、大賀さんからの要望があり、
学校から去年までの卒業アルバムをお借りしました。
活動が始まる前段階に、小学校との打ち合わせの段階から行事の中止状況や
学校が置かれている現状について話を聞いていたことから、
今年度、感染症の影響で中止となった行事が行われていた場合、
どういったことが行われているはずだったのか。
また、文集部分で書かれた将来の夢などから
今を生きる子どもについて知ることはできないか。
もしかしたらアーティストなりに"小学校"を考える上で手がかりとなるかもしれません。

そしてお借りしたのですが、かなりのボリューム。(大賀さん全部読めるかな?)
卒アルと集まった記入用紙を手土産に、大賀さんの自宅へ訪問して、
来週の活動に向けた情報交換をしてこの日の活動は終了です。
明日から土日を挟みますが、お休みというわけでは決してなく、
むしろじっくり思考したり、備える期間となります。
来週からの活動の様子に乞うご期待!
担当コーディネーター 杉本