もみじの丘小学校でのおとどけアート活動10日目。
本日より3週目の活動に突入!
先週から増殖し続けていた宇宙人。
まずはこれらをどうにかするところから10日目の活動が始まりました。

松田さんからは、
「宇宙人たちにまえならえをさせたい」
というミッションを受け、サポートに来てくれた北海道教育大学の学生さんたちが作業に取り組みます。



その間、松田さんは3年1組のコーピーに勤しみます。
教室の後ろに掲示されている一人一人の目標を書いた紙を手書きでコピーしていくという途方も無い作業に没頭。

39人分のコピーは、まるで写経をするお坊さんのごとく。
近づきがたい雰囲気すらあります。
休み時間には、いつものように子ども達が襲来。
無の境地にある松田さん。
そんな時は、子ども達は、サポートに入ってくれている学生さんと絵を描いたり、、、、、

おとどけアート実行委員長と、作品を介して交流したりと、それぞれの過ごし方を見つけて同じ空間を楽しんでいます。

他の教室や共有スペースのように、厳密なルールや使い方が決まっていない「もぐら教室(仮)」。
子供達はどのような場所として受け止めてくれているのでしょうか。
休み時間が終わって、作業に復帰する一同。
一旦お掃除を始めました。

新しいアクションの前には、一度片付けをしてからの方が気持ちよく進められますよね。
それにしても宇宙人の抜け殻がこんなに散乱していたとは!!!
そして、まえならえの作業へ。
試行錯誤を繰り返す学生タポートチーム。

なんだかんだ悩みながら、それでもお昼になる前には、一列「宇宙人のまえならえ」が完了。

お!ちゃんとまえならえしてるじゃ無いですか!
、、、、わかりますかね。

これならわかりますね。
しっかりまえならえできてますね!!!
作業をひと段落させて給食へ。
本日は、5年1組へ。
調理実習などで早くか面識のあったこのクラスは、テンション高めで、サポート学生チームも一緒に給食を食べさせてもらって大満足!

さて、お昼休みになっても松田さんの苦行は続きます。
お手伝いしますか?と尋ねても、
「これは自分でやらなきゃ意味がない!」
と、ひたすらコピーに集中。

若干意地になってる感も否めませんが、手を抜くことなく制作に邁進する姿はカッコいいです!
遊びにきた子ども達も松田さんの邪魔をすることなくむしろ励ますように見つめています。
そして放課後。
帰り際に、続々と「もぐら教室(仮)」に入ってきては
「わぁ〜ここまでできたんだ!」
「今何を作ってるの?」
と、進捗を確認するかのように質問してきます。
まえならえをしている宇宙人と交流しているようにも見えます。

子ども達がこの教室の中で展開されていることの先にどのようなイメージを持っているかは定かではありませんが、自分自身が関わりを持ちながら、日々変化していく状況を日常の延長で噛み締めているようです。
さて、いよいよ本格的な制作モードに突撃した3週目。
明日以降もまたどのように変化していくのかお楽しみに!
そして、松田さんのコピー作業は夜遅くまで続くのでした、、、、

コーディネーター:漆