もみじの丘小学校でのおとどけアート3日目。
本日は、2年生の授業に参加させてもらうところからスタート。
「書写」の時間。
ちゃっかりお休みの子の席に座って授業を受けます。
子ども達と同じ目線で授業を受ける心境やいかに。
活動が始まる前、松田さんは、今回の活動に入る自分の心境を
「他人の子どもの参観日」
というような表現をしていました。
でも、いわゆる保護者が行うような授業参観ではなく、一緒に授業を受けることになるとは想像していなかったのではないでしょうか?
中休みは、授業に参加させていただいた2年生と体育館で遊ぶことになりました。
『ケードロ』です。
普段あまり運動をしていないアーティストには過酷な遊び。
若手スタッフの花田君は、さておき、松田さんついていけるのか?
おお〜〜〜!軽快な走り。
でも、活動もまだ序盤なので無理しないでくださいよ〜〜〜!
2年生とはすっかり親睦を深めた松田さん。
3時間目は、そのまま体育館に残って3年生の体育に参加。
今日の体育はマット運動。
子ども達や先生の様子をしっかり観察しながら、、、、
でもやっぱり一緒にやってしまう松田さん。
おいおい、今日はずいぶんと体をいじめますね〜。
でも、こうして授業に参加することで、少しずつ現在の学校状況をつかんでいるとのこと。
こうした一つ一つの関わりが、松田さんの創作にとって必要なことなんですね。
その後も、学校内で様々な人々と交流。
ある時は、特定の子どもとクラスのことや学校について対話を深めて見たり、、、、
理科の専科の先生には、松田さんが興味のある人体のことについて質問して見たり、、、、、
松田「人が成長していく過程で大きさの変わらない部分ってどこですか?」
先生「目ですね!」
松田「やっぱり目!」
こんな感じで積極的にリサーチを重ねていきます。
そして給食。
今日は1年2組。
昨日に引き続き一年生ならではの賑やかなランチタイム!
午後は、特別支援学級「にじいろ学級」の図工にお呼ばれしました。
まずは自己紹介。
ちょっとシャイな子ども達。
今日の図工は、クリスマスツリーの飾りを考えるということで、松田さんも一緒に考えます。
先生が見本で見せてくれた様々なクリスマスツリーに翻弄されながら、思い思いに描いていく子ども達。
一方松田さんの手はなかなか動きません。
クリスマスツリーの飾りを考えるという題材は、子ども達にとってどういう意味を持つのか先生に尋ねると、特にすずらん学級では、季節を感じるということを大事にしており、四季折々に物作りをするようにしているとのことでした。
雪が積もり始めた札幌は、これからホワイトクリスマス一色になっていきます。
子ども達や先生とワイワイ会話しながら時が進み、最後にそれぞれのアイディアを発表。
松田さんのアイディアは、
「トナカイの目をつくる」
でした。
実際のイラストがこちら。
、、、、、。
さすがですね!こうして本日の活動終了。
本日は一日中授業に参加して、子どものこと、先生のこと、学校のこと、そこにある様々な考え方や視点など、いろんな発見があったようです。
今日の活動が、明日の動きにどうつながっていくのか。
乞うご期待!!!
コーディネーター:漆