札幌市立もみじの丘小学校で札幌アーティスト・イン・スクール事業おとどけアートが始まりました。
今回、もみじの丘小学校にやって来たのは、長野県を拠点に活動する現代美術家の松田朕佳さん。
国内外で活動している松田さんは、はたして小学校でどのように過ごしていくのでしょうか?
登校初日。
まずは、先生方にご挨拶を済ませ、校長室での作戦会議を経てテレビ朝会に出演。
校長先生から
「大人のワニの転校生です!」
と意味不明な説明を受けて本人登場。

不思議な帽子をかぶり、ワニのオブジェをぶら下げてリーコーダーを吹く。
ぴ〜ぴ〜ぴ〜ヒョロヒョロ〜〜〜
メロディとも言えない音色が放送室を包み込み。
校長先生も苦笑い。
謎すぎる!こ、これが松田ワールドなのか!?
放送室からは外の様子は一切伝わってこないのですが、
この不可解な自己紹介に、おそらく学校中がどよめいたのではないでしょうか。
校長先生巻き込んじゃってすみません!
そんな素敵なテレビ朝会を終えて、活動拠点となる4階の教室へ。
今回松田さんは、約3週間学校に通う予定となっているため、じっくりと学校を観察しながら、自分なりにやってみたいことを考察するとのこと。
なので、のんびりスタートしていくのかなぁ〜と思いきや、黒板に何やら描き始めました。

こ、これはなんですか?
「え〜と、もぐらです。」
ほ〜、もぐらですか、、、、、(なぜ?)
急に描き始めたので驚いたのですが、その後も迷いなく描き続ける松田さん。

お昼休みが始まる前には、こんな仕上がりに!


うわ〜、モグラがいっぱい!
下にも上にも!いったいこれは何ですか?松田さん!!!
「今回のテーマは、ネガ・ポジなんですよ。」
と一言。
なるほど、、、、、、

完成して一息ついた松田さんはこんな感じ。
小さい頃はマジシャンになりたかったようです。
さてその話はいいとして、中休みになりテレビ朝会の効果があったのか、「もぐら教室(仮)」に続々と子供達や先生方が覗きに来てくれました。

松田さんが描いたもぐらの絵を見て、、、
「すご〜い!」
「アートだね!」
「シロクマ?もぐら?」
と、みんな素直にリアクションしてくれます。
そして、やはりみんなが気になっていたのは、自己紹介で使っていた小道具たち。
帽子とワニとリコーダー。
中でもワニは大人気です!

こんな感じで中休みにはたくさんの子ども達が遊びに来てくれました。
中休みが終わると、授業の様子を見学に。
廊下にある展示物や飼育されているザリガニ、など教室の外にも学校の要素がふんだんに溢れています。
何もかもが新鮮な様子の松田さん。

教室に入って、子ども達の様子もチェック。
もみじの丘小学校は、特別教室が充実していてみんなのびのび活動ができているのがとても印象的です。

そして待ちに待った給食時間。
本日はお隣の3年生との給食。
久々に食べる給食ということもあって、
「おいし〜!」
と笑顔の松田さん。

給食を終えてお昼休み。
子ども達から積極的に話しかけてくれます。
図鑑を持ってきて一緒に読もう!と誘ってくれる子や、

とにかく松田さんの持っているものに興味のある子など、みんな思い思いに関わり方を探ってくれているようです。

5、6時間目も積極的に学校の中を観察する松田さん。
先生方のご好意で授業中の様子もたくさん観察することができました。

放課後は、ミニ児童会館の子ども達が遊びに来てくれました。
ただ、これといってまだ何かやっているわけではないので、おしゃべりをしたり絵を描いたり、、、
あとはそれぞれ思お思いに時間を過ごしていきました。

さて、こうして1日目の活動が無事終了。
謎のパフォーマンスから始まった松田さんの今回の活動。
松田さんが何を企んでいるのかそちらも謎ですが、初日にしてたくさんの方々と交流できて良いスタートが切れたのではないかと感じました。
明日以降の活動もぜひお楽しみに!
コーディネーター:漆