
活動2日目。10月3日です。
基本、小学校にやって来るのは月曜日と木曜日。
森迫さんが大学や専門学校で先生をしているので
授業のないこの月木が主な小学校での活動日となっています。
写真は奥の畑でトウモロコシ&ニンジンの収穫&掃除をしていた
3年生と窓越しに交流した際にもらったもの。もらったものもどんどん展示します。

で、今日は何をしているかというと、、、
おっ、部屋をいじり始めましたよ。
子ども達がやってきて、遊べるように教室に紙のロールを敷き詰めます。

やっているうちに中休み、子ども達もやってきてみんなで敷き詰めます。
この学校の子ども達、元気一杯なのもいいところですが、
手伝いとかもすごい積極的にやってくれます。
先日の全校朝会が終わった後、六年生たちが一斉に後片付けしてたのは印象的でした。

で、みんなの協力もあってこんな感じ。
いいですね、これで床にベターッと座り込むこともできる、空間も変化した感じがします。
大体、この「おとどけアート」の前半の活動として、「自己紹介」でアーティストがどんな人なのか、
これまでどんな事をしてきたのか紹介します。
そして、同時に行われるのが、このアトリエ制作です。
場所を一変させてゆく、もしくは変化させてゆくことで
いつもの小学校なんだけれど、「あそこだけなんか違う!!」という雰囲気作り出します。
そして子ども達や時に先生達に伝わることで、いわゆるワクワク&ドキドキが醸成されるんだと思います。
「今日はどうなってるのかな?」とか「後で見に行こう!」って
思わせることが実はかなり大事なんですよね。
人間って不思議なもので、「楽しそう」とか「面白そう」って想像するだけで、
活動的になったり、前向きな姿勢になるそうです。
「明日から休みだ!!頑張ろう!!」効果ですね。
そんな環境作りもやりながら、こちらはとある教室。そして森迫さん。

五年生と一緒に給食を食べた後、「昼休みはビデオ撮影なんだー」という話を聞き、
早速、その現場にお邪魔することに。この映像は後程、給食時間に放送されるとの事。
ほんと、色々子ども達やってるんです。
まさか日本の小学校で30年以上もこの曲が愛され、
キャンプファイヤーの前で踊り狂っているとは知らないでしょう。
さて、ジンギスカンはいいとして、昼休みが終わって戻ったアトリエ。
課外学習から帰ってきた4年生が、遊びにきてくれました。

アトリエが1階にあり、しかも玄関からちょっとの距離、
そして、十分に遊べるスペース、ということで様々な学年の子ども達が遊びにきてくれます。
この場所、最高ですね。使わせてもらって良かったーーーー

作りたての、きれいな床がどんどん子ども達の絵や文字や
謎の跡で埋め尽くされてゆきます。いいことですよ。
こんな風にどんどん遊びにきてほしいものですね。

子ども達が帰った後、
彼らの残した絵やらサインやらに「かわいい」を足してゆく森迫さん。
これもある種のコラボ。毎日通えないことによって、
逆にコール&レスポンスって言うんですか?
僕らがいない時に、子ども達がこの部屋にやってきて好きに絵を描いたりして、
この自由に描いて遊べるスペース自体が相互のコミュニケーションボードというのか、
言語を介さない会話になっているのです。良く言えば。
さあ、次はどんな風になっているのか、また次回が楽しみです。
コーディネーター/小林