あっという間に、活動一週目の最終日、金曜日がやってきます。
人口密度問題を解決すべく、受付場所を廊下へ移動することに。
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金曜日。一週目の週末。これまで一つの部屋で会議とちょとくの受付をしていたのだが、
この日から、ちょとくの受付は廊下、会議は室内と分けることにした。
深澤孝史「とくいの銀行西岡支店営業日誌 4日目・12月9日」より
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活動がどんどん校内に侵食してゆく感じです。
そして、ここにきて
やってくる子ども達の理由・動機が色々と見えてきます。
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とくいをひたすらあずけ、記帳に喜びを感じる人や銀行に対する根本的な質問をする子どもたちは
廊下で対応し(こちらが大多数)、とにかく通帳に自分のとくいがたまっていくのがうれしい
子供達はとくいをあずける。(圧倒的にこちらが多い。)
とくいをつかったり披露したり、なにかつくりたい人は中の企画会議に参加する。
深澤孝史「とくいの銀行西岡支店営業日誌 4日目・12月9日」より
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必ずしもやってきた子ども達がとくいの銀行の「流れ」を分かっているわけでもなく、
その流れの中で楽しもうとするわけではありません。
この活動を楽しむための「手続」の部分に虜になる子ども達も多いようです。
でも、それでいいのだと思います。
この活動は各自の自主性で参加するということが重要なのだから。
開かれた場に、各自の意志によって参加する。
能動的な公共へ関わり方ですね。
つづく