さて本日の様子。
子どもや保護者の方が、ふらっと遊びに来て陶芸を作る場所になっております。
そして本日は上ノさんのお友達の陶芸家、
馬渡新平さんが手伝いに来てくれました。
普段、出会うことのないプロの陶芸家が、この場所にはふらりとやって来るのです。
中々ないですねこの空間。
そして上ノさんは何をしているかと言うと、
みんなが使い終わって、カピカピになった粘土たちに水をかけ、
こんな感じで、後は足で踏んで粘土を復活させる模様。
ホント、一緒にいると色々なことをやっているのでめちゃくちゃ面白いんですよね。
放課後になると、ミニ児童館の子ども達がやってきます。
ろくろを回したり、粘土を使っていろんなものを作ってゆきます。
ごつい、カブトムシとクワガタが出来上がりました。
彼らはこれで完成!と自慢げですが、この後上ノさんは「素焼き」「本焼き」と
場合によっては釉薬(ゆうやく)をつけるという作業を任されるわけです。
上ノさんは今年の春先、小学校に訪れ「陶芸室」を見せられた際、
ある程度この状況を覚悟した、
コミュニティスペースとしての場づくりは完璧なのですが、
活動15日目にしてもなお、アーティストとしての活動は後回しになっている状態が続いております。
アーティストとしてはこの状況、結構ストレスがたまるんですが、
上ノさん、元気にガンガン活動を行っております。真のタフガイとはこういうことなんでしょう。
つづきま
コーディネーター/小林亮太郎