
窓から強い日差しが差し込む、11月20日(火)が始まりました。
朝から続々とアトリエにやって来るのは、上ノ大作ニコニコ陶芸教室(仮)に参加の保護者の皆様です。

20日と翌日の21日の2日間実施し、参加者は満員御礼の約40名。

「
僕は教えませんが、みんな頑張って作りましょう」と上ノさん。
普段、ワークショップで誰かに作り方を教えるという経験がないのですが、
PTAのお母さんからお願いされたこともあって、今日に至ったのでした。
石灰透明、白マット、黒マット、黄セトの4種類の釉薬を塗ったもの。
かわいいこいつらは、今回の陶芸体験でこれらは色見本として活躍するのです。
で、簡単なあいさつの後、陶芸教室が始まります。

大きく分けると「皿」「コップ」「自由形」の3グループ。
大まかな説明をした後には、各自で頑張ってもらいます。

細かな質問には、時々答えたり答えられなかったりしましたが、
基本的には各自の自主性を重んじた進行となりました。

中休みを挟んでの活動なので、自由に子ども達がやってきます。
大人が制作するのを子ども達がじっと見つめるという、普段の逆パターンですね。
で、本日はこれだけではありません。
来週月曜日、6年生約70名がシーサーを作るというので、その仕込みを行います。

まずはみんなに上ノさんの作品紹介を行い、制作意欲を最大限まで盛り上げます。

どんな風に作品に向き合っているのか、その姿勢を伝えることで
子ども達がこれから行なうシーサー制作に役立ててもらおうという狙いです。
そして、子ども達にはひとつ宿題。
明後日、22日までに「シーサーとは何か?」各自で調べてもらうことにします。
まず、何を作るのか、イメージをすることから創作活動が始まるのです。
さあ、どんなことになるのか、楽しみですね。
つづきます
コーディネーター/小林亮太郎