札幌市立本町小学校でのおとどけアートが二日目に突入しました。
はるばる群馬県前橋市からやってきた中島さんは、北海道の冬や寒さに興味津々。登校するとさっそくコンビニの袋を取り出して、教頭先生が毎朝6時半に点火するというストーブで熱します。
あつあつになったら窓を開けて…
「袋がしぼんだ!」北海道の冷たい外気を利用した、理科の実験でした。
その後は図書室に移動。図書室の机には、きのう四年生が授業で描いた絵が並べられていました。
さまざまな国と地域にルーツを持った子どもたちが通う本町小学校。それぞれの色使いや線から、その多様な文化的背景がにじみ出ているようでした。
再び井戸の部屋へと戻ると、本町小学校の皆さんへ向けた三通目のお手紙を執筆。
登校以来はじめてのお手紙には、子どもたちとの会話の中で中島さんが見つけた「あれ」について書かれています。「あれ」って、一体なんなのでしょう??
休み時間になると、井戸のある部屋を訪問する子どもたちがちらほら。何をする場所なのか、何のための場所なのか…分からないことが多いなりに、今日は部屋のなかでやりたいことをなんとなく見つけて、独自の方法で時間を過ごす子どもが散見されます。
新たに出現した北海道地図と世界地図を囲んで「ここに行ったことあるよ!」。
子どもたちと中島さんを中心に、いつのまにか始まる井戸端会議。
そして昨日に引き続き、気分の高揚した子どもたちにより崩壊の危機にさらされたダンボールの井戸。壊れないように、修復と保全を継続します。
ところで、こちらは玄関の片隅に積まれていたところを中島さんに発見された木製トレイたち。
どうやら昔むかしに道具箱として使われていた模様。井戸のある部屋の棚に並べてみると、棚とぴったりのサイズ!絶妙なフィット感でおさまっていますが、この先何に使われるかは、まだ分かりません。
今日は4年2組の教室にお邪魔して給食を食べたあと、子どもたちが暮らす地域についてもっと知りたくなった中島さんのために、子どもたちが社会科の授業で使う札幌市についての読本を届けてくれました。
「サイロってなんですか?北見のカーリングの人たちが食べてたお菓子??」食べ物の話題が気になる中島さん。独自の視点で読み進めながら、新たな発見を重ねているようです。
給食の時間に約束した鬼ごっこに興じる中島さんと子どもたち。少し遠くから様子を観察している子もいます。
図書館に戻って本を読んでいた中島さんのところに、3年生の一部がたまたま授業でやって来ました。一緒に本を読みながら、小さい声でお話しします。
最後に、今回あえて最初から具体的な活動プランを固めないことにしている中島さん。子どもたちや先生から色々な話を聞くうちに、いくつかの書きとめておきたい情報と出会ったようです。そこで登場したのが、このメモブロック!
今後おもしろい発言やアイディアが見つかったら、その都度ここに書きとめていきます。明日からはどんなことがメモされていくのでしょうか?引き続き本ブログでレポートしていきます。