キーン コーン カーン コーンチャイムが鳴り、掃除したばかりのアトリエで子ども達を待ち受けます。
いつもそうですが、この瞬間はいつも少しばかり緊張します。誰か来るかな?と。
やって来たのはキャッキャと元気な一年生たち。興味に素直な年頃です。
みんな、クラスと名前を言って教室に入ってきます。
これ、職員室に入るのと同じルールのようです。みんな、緊張しながらもニコニコ。
自己紹介から、世間話と話が盛り上がってきたところ・・・
プォーーーーーーーと、サイレンが鳴り響きます。
今日の中休みは、避難訓練が入っておりさっきまでキャッキャ騒いでいた一年生が、
口にチャックでスッと教室から体育館へ避難を始めました。
ここら辺の切り替えが、すごくいいですね。
じゃあ、我々も避難、ということでスタッフ共々移動します。
上ノさんもしっかりと昭和風味強めのリアクションで避難を行います。
みんなまじめです。いたってまじめです。
体育館へ行くと、校内・グラウンドとあちらこちらから子ども達がやってきます。
先日の地震も経験した子ども達、こういった練習が非常時に役立つのです。
我々、おとどけアートメンバーも先生達の話を真剣に聞いて、午前中の活動は終了です。
もともと、「大きな転校生」という無茶苦茶な設定で入っているのですから、
なるべく学校行事にも入り込み、当たり前のような存在になり、
彼ら子ども達にとっていずれ「普通の友達」になるのが目的なのです。
つづきます。