さっさっさー、と雪の庭を掃くのは南国フィリピンからやって来たミカ。
雪をほうきで掃くって感覚、道民にはないですよね。
子ども達との交流を終え、中庭にやって来てまずするのがこの庭掃除。
ちょっと雪降るとすぐに庭が真っ白になってしまうので、
丁寧に雪をほろいます。なんか、見てて面白いですね。
で、庭をはいたらまた雪の庭制作をはじめます。
雪の庭・・・といえば、
世の中にはスノーガデナー(Snow Gardener/雪庭師 )という方がおりまして、
その内の一人が小川智彦さんというアーティストで、
実は昔、「おとどけアート」でスノーガーデン作りをした事がありました。
実は、ミカもこの小川さんに冬の活動を行うに際して、色々とアドバイスを受けており、
ある種、フィリピン人初、女性初のスノーガデナーと言えるのではないでしょうか!!
それはさておき、ミカさん、もりもりと庭を作っています。
こうやって上から見ると、面白いですね。
何かの細胞のようにも見えますし、
砂利の黒と雪の白とその中間のグレーの混ざり合いが不思議です。
そうやっているうちに、夕暮れが近づいてきました。
いつみてもきれいな山々の景色。
黄昏の藻岩山を見ていると、どこからか音楽が聞こえてきました。
音色はどうやら、音楽室から聞こえてくるようです。
ちょっと覗いて見ましょう。
入ってみると、先生がグランドピアノを弾いていました。
実は先日スタジオで作業している時に、どこかから音楽が聞こえてきて、
ミカが「これ誰が弾いているのかな?」と演奏者を探したところ、先生が弾いていたということが発覚。
「ぜひ、録音して作品に使いたい!」とのことで、お忙しい所無理言って演奏していただいたのです。
先生曰く、録音されていると思うと緊張して、実技試験の時を思い出しました、との事。
本人は謙遜していたのですが、びっくりするぐらい上手な腕前。
快く協力していただいて、感謝ですね!!
どんな作品になるのかはお楽しみに!!
つづきます