12月1日(金)
今日で東海林さんの有明小学校での活動も最終日を迎えます。
朝会の中で、子どもたちと作った絵とダンスのお披露目をします!
リハーサルのため子どもたちが登校する前に学校に集合。
東海林さんと今日のお披露目の生演奏をしてくれる馬頭琴奏者の嵯峨さんです。

朝会がはじまり校長先生から冬の過ごし方とお話があり、委員会の引き継ぎ式、合唱の練習。

そして東海林さんの出番です。
お披露目を見に保護者の方々や、給食室の方々、用務員さんたちが集まってきました。
先生の声掛けで、体育館の中心を空けて囲むように子どもたちが移動すると、
1年生から6年生までみんなと作った大きな絵が広げられ、縦が12m、横が8mくらいの舞台ができ上がります。
そこへ体育館の外で出番待ちをしていた東海林さん、嵯峨さんが入ってきて、絵を挟んで互いに向かい合います。

呼吸を合わせ、東海林さんが絵の上に足を踏み出すと、嵯峨さんが馬頭琴を奏で始めます。
足を滑らせ、くるりと回る動き、手のひらで色の線をなぞるような動きひとつひとつに馬頭琴の音色が重なります。
東海林さんが絵から絵へ渡り、絵によって動きもゆっくりしたものから激しい動きや鳥のような動きなどに変化し、それに合わせて馬頭琴やホーミー(喉笛)のリズムも変わっていきます。




東海林さんの動きと嵯峨さんの馬頭琴が一段と大きく力強くなり、
そしてすっと体育館に静けさが戻ると、東海林さんのひと呼吸でみんなの緊張が解け、拍手が湧きました。
踊りも演奏もすべてが即興の10分間の舞台。
真剣に見つめ耳を傾け、全身で体感しているようでした。

みんなどんなことを思いながら見ていたのでしょうか。
朝会の後、5年生たちが作った差し入れのオムレツとポテトコロッケを食べながら、嵯峨さんから
「東海林さんとこどもたちの視線が交差する瞬間がいくつもあって、この2週間で生まれた関係を感じた」
という感想をもらいました。
1日だけのイベントやワークショップでは作れない深い絆がこの2週間の中で東海林さんとこどもたちの間にできていたのだと思います。

中休み、今度はこどもたちの番です。
絵の中に入り思い思いに身体を動かしていました。
東海林さんの踊りを真似してみたり、絵の中に座って眺めたり、寝転がってみたり。




嵯峨さんの周りにも馬頭琴に興味津々の子たちが集まりお話をしていました。

昼休みはおとどけアート恒例のサイン会。
たくさんの子どもたちがノートを持って東海林さんに押し寄せました。

そして下校の時間になり下駄箱の前で「また夏のクロスカントリー走で!」
と再会を約束してハイタッチしながら、バス停に向かうみんなを見送りました。
静かになった校舎の中で片付け。しょーじのアトリエともお別れです。

こうして有明小学校でのおとどけアートは静かに終わりました。