12月13日(水)、活動9日目。
ついに迎えた作品発表日。
そして、川上りえさんが中休みと昼休みに子どもたちと会える最後の日です。
作品公開のタイミングは中休み。
設置場所は、体育館前の廊下となりました。
作品の設置テストは、前日の放課後にしていましたが、
日中での設置は初めて。。
子どもたちのが2時間目の授業を受けている間に、ひっそりと移動、調整します。
光の入り方が想像していた以上に違いがあり、微調整を繰り返します。
途中、来校していたPTAの方たちにも作品を見ていただくことができました。
廊下に4基。窓にも1枚。
調整をし終えるとあとは中休みを待つばかり。
授業時間の終わりを知らせるチャイムが鳴り、教室のドアが開く音が遠くから聞こえてきます。そして、階段を下ってくる足音。
ついに来ました!子どもたちの第一声は「すごい!」「すげー!」。色んな学年の子が設置されている作品を取り囲み、一瞬で作品たちが見えなくなるほどでした。
触って手触りや質感を感じてみたり。授業で作ったらしい"小さい自分"を作品の中で遊び回らせてみたり、と反応も本当に様々。子どもによっては、雪だるまに見えたり、人の顔にも見えたりしたようで、地面に反射した光や、影に気づいた子もいました。
その後3〜4時間目も引き続き、廊下に設置させていただき、中休みに来られなかった学年の子たちが授業の時間を使って見にきてくれました。期間中にりえさんと会える最後の日だからか、これまでの休み時間などには見られなかった、個別にりえさんと話している子も度々見受けられました。
給食の時間にはお昼のテレビ放送に出演し、お別れの挨拶。りえさんからのお話、みなさんちゃんと聞いてくれたでしょうか?
お昼休み。作品を2階の職員室前に移動しました。2学期の間中は、こちらに展示させていただけることに!またしても子どもたちがやってきます。
そして、実はこの日、りえさんのお誕生日!子どもたちからりえさんが作った作品を模した素敵な寄せ書きをいただきました!!すごい!!入れ替わり立ち代りやってきては、りえさんに向けてハッピーバースデーの曲を歌ってくれる子どもたち。りえさんもあんなに連続でハッピーバースデーの曲を歌われた機会も初めてだったのでは。
そうして作品の発表を終えて一息。
残念なことに「山の手すぐできる工場」の解体に向け、掃除をしなければいけません。粉塵が飛び散ったりしないように細心の注意を払いながらの作業です。工場床面に養生のため敷きつめていた木製パネルの板です。左側が掃除機をかけた部分。工場の中はこんなに黒くなっていたのです。まるで掃除機の宣伝をしているような気分になります。
掃除の合間、子どもたちの下校時間となりますが、ランドセルやカバンを背負ったまま図工室を訪れ、りえさんに挨拶や、お誕生日プレゼントを渡していきました。
そうした光景を横に、工場の解体は進み、屋根や壁が取り除かれたところで今日の作業終了。一気に元どおりの図工室に近づきました。明日は後片付けだけの活動になります。りえさん、工場での製作お疲れ様でした!