12月11日(月)、活動7日目。
タイトルにもありますが、活動も後半編へと差し掛かりはじめました。
今日はまず、覗き穴の改良を行いました。
改良、といっても穴を大きくしたぐらいでしたが、少しは見えやすくなったでしょうか。
なんと大きさは約2倍!これでばっちりですね。覗き穴を整えていると図工室へ来客。ひばり学級の子が来てくれました。
川上りえさんが溶接する様子を覗き穴から覗き見るのですが、早速大きさ2倍が役に立ったようです。工場内で溶接マスクをかぶってみたりもしました。
中休みは、日本全国でアーティストと子どもが関わる事業やプログラムを行っている方々が、活動の見学に来ました。しかし、残念ながら子どもたちは委員会からの呼びかけで自分たちのクラスの窓拭き活動を行っていたりで、いつもより来てくれた人数は少なめ。たくさんの大人に囲まれるなかでの中休みだったのですが、子どもたちは全く気にせずに活動に取り組んでくれました。中休みが明けると、コーディネーターから山の手小学校での活動について、経緯などを説明。校長先生やりえさんからもお話しいただき、質疑応答などもあり、短い時間ながらも充実した内容だったのではないでしょうか。
昼休みは、りえさんが5時間目にキャリア教育の授業の一環で6年生を対象にお話をするための準備でりえさんが出かけている中での活動でした。組み上がっていく金属らの隣で、溶接マスク作りが進められています。早く作り終わった高学年の子が、低学年の子に作り方を教えている場面も見受けられました。個性的な溶接マスクが次々にできあがっていきました。
そうして迎えた5時間目。りえさんは自身が小学生のときに興味を持っていたことから、どうして金属を扱うようになったのか。これまでに作ってきた作品も見せながら話し、6年生は真剣な表情で話を聞いていました。美術家、川上りえの話は6年生にどう響いたのでしょうか。
最近は放課後、帰りの会が終わったあとに図工室に立ち寄ってくれる子がちらほらと増えてきました。ちょうど溶接作業をしていたので、出来上がったばかりの手作り溶接マスクを使って工場内で見ることができました。最初は恐る恐る見ていた子どもたちも、まじまじと食い入るように金属が溶けたり、光っている様子を見ていました。結構長い時間見ていましたが、この子たちは一体どんなことを考えながら見ていたのでしょうか。
水曜日にはお披露目を予定しているので、明日は山場になりそうです。
⭐︎今日のオマケ⭐︎作業の合間に体を休めているりえさんの図。お疲れ様です!(ずっと大きな音が鳴っている中で作業していると、ふとしたときに睡魔に襲われるそうな)