テーブル上に地図をうつす準備をしたり、
地域を象徴する「藍」で染めた布を使った装飾物を制作中のまるみデパートのおふたり。
拓北小学校の一角を、
拓北の資源(地域にあるお店や、おもしろいところ)を集めた
「拓北デパート」にすべく、今日も準備を進めます。
今日も子どもたちに、作業を手伝ってもらいます。
みなさん、丁寧にお願いしますね。
テーブルに地図をうつす作業もすすめます。
地図の裏にカーボン紙をしいて…
あれ……
道が断絶してる…
気を取り直して作戦会議です。
いろいろ試したり、挑戦しながら納得のいくものを作っていきます。
公園は人工芝をしいて、ジオラマみたいですね。
作業は平行して行われます。
子どもたちの声を聴くのももちろんですが、
先生方にもこの地域の様子を伺ったり、
今後の活動について、考えていることをお話します。
拓北・あいの里付近の学校で務めることが多い先生。
この地域の変遷など、教えてくださいました。
ランチミーティングも。
最終的に今展開しているスペースにカフェスペースをひらきたいと思っている旨をお伝えすると、
来週、参観日があり、保護者の方がご来校することが判明!
地域のことをお話するには、もってこいかもしれません。
子どもたちにも何か振る舞えたら…と思うものの、アレルギーなどの点から注意をしなければならないことが多く、
年々食の提供は難しくなってきているとのこと。
学校や子どもたちの様子について、先生とお話することで理解を深められる点も多々あります。
さて、作業は室内だけではなく、屋外にも及びます。
フィールドワークです。
偶然見つけたドッグカフェ!
小学校では得られなかった情報も、子どもたちから得た情報も、
自分たちの目で、足で、とらえに行きます。
高学年男子にほぼ毎日、
「ピザ食べた?」と聞かれていたので、ピザ屋さんにもお伺いしました。
薄めだけどもっちり生地で食べやすく、ペロリと完食してしましました。
お話を聞いてみると、拓北小学校の児童の保護者さんのお店だとわかりました。
店舗に使っている建物について、子どもが入団していた少年団について、
ここでも学校では聞けない話を聞けました。
フィールドワークでは、お店はもちろん、公園や緑道にも目を向けます。
どんな植物があるか?
公園の特徴は何か?
子どもたちは何をして遊ぶんだろう?
そんなことを考えながら歩きます。
拓北・あいの里は大小はあるものの、本当に公園が多いですね!!
こんな素敵な緑道も。子どもたちが「拓北の森」と呼んでいるあたりです。
ふたりも気に入った様子。
切り株で妖精ごっこするくらい。
植物も少々拝借しました。
ふたりが来た広島にはない植物もいくつかあるようです。
ふたりが拓北小のこどもたちや大人たちに伝えたいのは、
「まちの見方」だと思います。
他の地域で暮らしたり、過ごしたり、旅行に行ったりすることが、いまは少ない子ども達かもしれませんが、
身近に”資源”はあふれていること。
怖いな、近づきたくないな、というところも見方によっては価値が生まれること。
「まちをすきになる」方法を、ふたりは教えてくれているような気がします。
明日は開校記念日で、金曜日は文化の日で学校がお休みで、子どもと過ごす時間は限られますが、
来週の「拓北デパート」オープンに向けて、日々、準備を進めます!