12月16日 活動9日目 つづき
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DJ TAMAさんは昼休みもミニDJ体験をひらいてくださるということで、とくいの銀行迷路に戻る。
首倒立のだいごろうくんがまた授業を抜け出してやってくる。
図工の先生がやってきて版画を提出しないと冬休みがこないぞといわれるが、
版画板がそもそも家にあるのでできないという。
だいごろうくんはまったく今日は版画をやる気がないようだ。
TAMAさんがだいごろうくんのためにミニDJレクチャーをしてくれる。
そうするとだいごろうくんはスクラッチにどっぷりはまりだす。
TAMAさんも、無茶苦茶だけどリズムがある、どんどんうまくなっていくと感心する。
給食の時間になる。3年1組に僕、小林さん、ひきだされた鈴木さん、TAMAさんのみんなでいく。
3年1組は一度給食を食べたところだが、
「ごはんをおいしそうに食べる」をひきだしたみかさんがこのクラスだったのでみんなでもういちどお邪魔する。
鈴木さんは、みかさんの向かいにすわり一緒にごはんをたべる。この日はスープ麺だった。
おいそうにごはんを一緒にたべていた。
昼休みにはDJ TAMAさんの体験コーナーを開いてもらう。
最終日なので、いままで迷路を作ってきたはいいが、
ちゃんと迷路をまだ回っていないことに気づき、迷路体験ツアーを開催する。
入り口はまず家具デザインのコーナー。
ひろこさんはデザインだけして完成させなかったので、
小林さんが途中までつくったものをみんなで見学する。
次は首倒立コーナー。みんなで首倒立をおこなう。
足のピンとのびたラインはやはりだいごろうくんにはみんなかなわない。
次は水泳のコーナー。
この2日、みかさんがサーキュレーターにからまったすずらんテープを
いつもはさみで外からグサグサさしてとろうとして
結局とれず貴重な中休みが終わるという日々で過ぎていった難儀な場所だ。
この日ようやく水泳ブース体験をようやくおこなわれることになってよかった。
みかさん本人もなんとかクロールをおこなう。
次のコースは門をくぐってファッションショーのランウェイだ。
しかしあいかわらず、半分はDJにつかわれているので半分だけウォーキングをして降りる。
その後、ダンス、テニス、絵を描く、リコーダー、デュエマ、野球、バスケのコーナーを体験して
ゴールへと向かうはずなのだが、ここでチャイムがなって終了。
結局ゴールできないままとくいの銀行迷路は終了となる。
深澤孝史「とくいの銀行西岡支店営業日誌 9日目・12月16日」より
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つづく