12月13日 活動6日目
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前の日に現場監督のせいくんが、休みだったので進んでいなかった、
迷路のルールつくり、迷路の名前を決める。
基本ルールとしてそれぞれのとくいのブースに設けられた
とくいのミッションをクリアすることで次に進める。
名前は「とくいの銀行迷路」となる。
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絵を書くブースがもっともストイックにとりおこなわれている。
ちょっとずつブースが作られていく。
この日も首倒立のだいごろうくんはやってきたのでミッションポスターをかいてもらう。
プールの制作チームもすすむ。
この日は迷路の入り口と出口の看板がついたので、会場の方向が定まっていく。
デュエマの新カードも増える。
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西澤さんの提案でちょとくの受付は新規以外は今日までとする。
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野球のコーナーも完成していく。
野球リーダーのきよしくん出口の通り道に的あてゲームを制作。
出口前で豪速球を投げるのでかなり危険なコーナーになる。
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この日まで放課後ファッションショーのチームが作業しにきていたが、
いちこさんの携帯電話紛失事件がおこり、その余波で放課後の作業は完全禁止となる。
放課後の作業はわりとみんな精神が解放されており、
わりと荒れた状況で喧嘩しながら作業していたので完全禁止なのはよい判断だなと勝手に感じる。
深澤孝史「とくいの銀行西岡支店営業日誌 6日目・12月13日」より
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なんだかんだ、色々と起きているけれど
やってる子ども達にはこの部屋の使い方が分かってきているようだ。
やはり、子ども達が動く姿を見ていると面白い。
好奇心や、欲に対して素直に反応している。
そしてあくまでこの空間は無法地帯なのではなくて、
小学校の中にある = 小学校の影響を受けている空間なのである。
それまでなんとなく認められていた状況も、
とある事象によって突然変化をすることもある。
なんというか、規制やルールやマナーを意識しながら、
どうやって自分にとって心地良い状況を生み出してゆくか、
という子ども達の試みが見える。
多分、これが公共の場においての自由の獲得、
ということなのかもしれない。
面白い
続く