なぜか、誰もが入りたくなる。
それが、丸太ですよね。
今日も多くの子どもたちが丸太にあこがれ、
丸太になり、子どもたちの波に乗って流されていましたよ。
こうやって写真撮ってると、
すごいみんな嬉しそうに、喜んでいるんですけど、
何がいいのか、分からないので入った子ども(6年生)に聞いてみたところ、
「静けさがすごい」との事。
子ども達の日常の中に、なぜか丸太がうろうろしているという
客観的な場面(謎&シュール)を見ているので、
「そういう状況をどう思ってるの君たちは?」を聞いたつもりが
子どもから帰ってきた返事は、
「内部は静かだ」という、個人の世界の感想でした。
ほう。
つまり、丸太をかぶった瞬間から
友だちと同じ空間や時間を共にしながらも(少なくとも視界的にはそう見える)、
別の世界に存在中なんですね。
この場合、
たった一枚の薄い段ボールの中に入ることで、
それまでの世界が変容し、静寂の世界という環境手に入れるわけです。
外から見れば、なんであんなに楽しいのか、
我先に丸太に入りたがるのかよくわからなかったんですが、
聞いてみてその謎が少し解けるような気がしました。
そして、拡大解釈をしてゆくとアートもそうなんじゃないか、と。
外から見てるとよくわかんないけれど、
中に入ってみれば、外から見えているのと違う
何らかの世界を手に入れているのかもしれないんですよね。
丸太の文章を適当にこなそうと思っていたら、
まさかこんな展開になるとは、、、驚きです。
それはさておき、給食時間です。
言い出しっぺの進藤さんが、丸太を着て登場。
むかうは職員室。
今日の給食(おいしいハヤシライス)を受け取り、
子ども達と一緒に給食を食べたのです。
つづく