1月27日(金曜日)。
ハッピーフライデーという言葉があるようですが、
子どもたちにとっては毎日がハッピーデイ。
自由研究で作った剣を両手に(名を双剣という)決めポーズしてくれました。
この写真では伝わらない面白さ、
金ぴかのベルトとか、段ボールで作った剣入れとか、
ニュージーランド土産の上面マスクや、
マレーシアのキーホルダーやら、
この格好で下校するんだって。
小学生男子、高学年。
さて、活動ですが
こちらは内容よりもスライドという仕組みそのものにハマった子たち。
誰かの好奇心は、人を集めるようで、
すぐに人だかりになります。
本日は「スライドしる会」として、
学校周辺で撮影した写真を見ることに。
こちらもなんだかんだ、人が集まります。
ひとつ前のブログの中で、
子ども達は「郷土史に興味がない」と書きましたが、
それは、
今現在の情報&生活へとつながっていないということが
理由の一つに挙げられると思います。
確かに、今まで我々が勉強した様々な知識も、
自分事として受け止められないものはぽろぽろと
記憶の中からこぼれ落ちてしまいます。
人間として当然ですね。
逆に、自分に興味があること、関心があること、
そこへのつながりがあれば、
科学や歴史や政治や宗教や美術や哲学や
様々な分野へと渡ってゆけるのだと思います。
偶然、関心がある事柄に出会うこともありますが、
ほとんどがそうではない。
だから、今回の活動の中心「郷土史」という部分に
「うわー、面白い!」とハマる子もいれば、
そうじゃない多くの子がいるのも事実。
しかしながら、
子どもを取り巻く日常は思っている以上に
大人たちの努力もあり、平和で守られており、
一方で、多様な危険も伴う世界からの
かい離が起きていると思います。
簡単に言うと、ルーティーンの中で
同じような生活をしているわけです。
でも、探検をしたり知らないことを知るという機会は、
薬は毒にもなるように、
時に怪我をしたり、危険な目に遭ったり、
そうやって免疫ができて強くなるためには必要なことなのです。
何て事を考えて活動1週目の金曜日は終わるのですが、
本日は様々なゲストの方が来てくれました。
【ゲスト1 藤木正則さん】
札幌市立藻岩小学校で活動を行ってきた、藤木さんが苗穂小学校にも登場。
活動の様子を見学に来てくれました。
【ゲスト2 ヨンチア夫妻&東方さん】
もう一組はマレーシアからやってきたアーティストのヨンチアさん。
そして、そのヨンチア夫婦と一緒に来たのは
同じく天神山アートスタジオに滞在する、東方悠平さんです。
彼らも、おとどけアートで頑張る進藤さんの活動を見に来てくれたのです。
大名行列のように人数が多くなってしまいましたが、
普段見ることのない小学校の状況を見せていただきました。

こちらは、版画制作の様子ですね。
うん、いいですね。
校舎をくまなく見ていると、
派手な格好の子がやってきました。
見た目派手なんですが、高学年なので受け答えはスマート。
写真撮影のリクエストにもノリノリで答えてくれました。
子どもの部分と大人の部分が同居しはじめる年ごろ。
めんこいですね。
こんな感じで1週目は終了。
2週目は1月30日~2月3日です。
つづく