10月18日の様子です。
いつもの休み時間、
今日はみんなで糸電話を制作します。結構、「作りたーい!」という声が多いんですよね。
みんな、あんまり糸電話とかで遊んだことが無いみたい。
そしてこちら、
二年生のクラスにお邪魔して授業を行います。
今日の授業は、一枚の絵を使用します。
真ん中でアイマスクをしている、スタッフの石島君に
この絵を言葉で教えてあげようというもの。
子どもたちが絵の情報をどんどんあげてゆきます。
発表してもらうと、色々と出てきます。
みんなが気付かないような所を見ていたり、同じものが別のものに見えていたり。
そして、一通り絵についての情報がで終わってから、
一度絵を隠します。
そして、子ども達に教えてもらった情報をもとに、
黒板にどんな絵なのかを描いてもらいます。
迷いながらも、描き続けてゆくと、、、
「ちがーう」「大きーい」「何それ~」と、声が上がります。
見えているものを、見えている人に説明するのではなく、
見えていない人に伝えるということ、それは彼らにとって初めての体験。
大きさ、色、形、普段目にして感じていることを、どうやったら伝えられるのか。
見えない、という仕掛けを挟むと、
コミュニケーションの中で足りないことに気付く、
もっともっと、見えていなかったことに気付くんですね。
実際に美術館でも、目の見えない方を対象にした
美術鑑賞ワークショップが行われているようです。
見えないことによって、目には見えない部分が見えてくることも
あるんですね。
つづく