これまで「ここは札幌ではない」に関わってくれた子どもたちに、サインをお願いしました。
そして、完成!
というわけではありません。
これまで描いてきた絵を消します。
この、フリクションペン、と呼ばれるペンで書いたものは
60度の熱で消え-10度でまた浮かび上がるという特性があります。
なのでドライヤーね熱風でこの通り。
どんどん消えてゆきます。
消す作業をしていると、「え~もったいない!」というような声がよく出ます。
他の小学校でもよく、何か残るような活動になりますか?という質問をよくされます。
その度に、「もの」を残すという活動はしませんよ、と言いう説明をしています。
この「ここは札幌ではない」も、絵は残らず、見えなくなるんだけれど、
ちゃんとそこに「ある」んですよね。
見えないけど、「ある」。
そう考えると、
見えていないだけで、感じていないだけで、認識できないだけで、
存在している、ということがと、世の中にまだまだあるのかもしれません。
そんな風に意識の幅を広げてみたら、
もっともっと、世の中面白くなるかもしれません。
そして、今回も宣伝です。
今回平岸小学校で行われた活動が、こちらで展示されます。
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2/19(金)~3/21(月・祝) 10:00-18:00 19日 18:00 より黒田さんのトーク
札幌資料館 SIAFプロジェクトルーム
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つづく