11月3日の文化の日を前に、札幌市北区の栄東小学校にてメディアアーティストの小町谷圭さんによるおとどけアートがはじまりました。
初日は恒例、全校朝会での"転校生"紹介と挨拶から。
「転校生の小町谷です。僕はアーティストという仕事をしていますが、皆さんはアーティストって何か知っていますか?」
子どもたちの好奇心に満ちた視線が注がれる。
4F階の通称"金次郎部屋"にスタジオを構えた小町谷さんは持参した3Dプリンターを設置。この黒い箱から一体どんなものが生まれるのか…
休み時間に集って来た子どもたちに画用紙、クレヨンと共にお題を出す小町谷さん
「植物と動物の中間の生き物を描いてみてください」
すると子どもたちは
「はーいはーい、紙くださーい」
「私も私もー」
あっという間に画用紙もクレヨンもはけてしまう勢いに、アーティストの小町谷さんはおろか、コーディネーター陣も圧倒される。子どもたちはみな下手も上手いも関係ない、創作意欲の塊のようでした。