9月10日、はじまります。
中休み、音楽室。
ドレミファソの五音のハンドベル。
ハンドベルを持ったスタッフと子どもで5つのグループを作ります。
ハンドベルを鳴らすのに合わせて、「ドー」とか「ファー」と言ってもらいます。
「レドミファソドファミ」を録ります。
一人で「レドミファソドファミ」 と歌ってみるのは簡単、でも音をみんなで切り分けてやってみると、難しい。
「◯◯◯ファ◯◯ファ◯」といったように空白ができます。
空白を意識して、他の音を聞いて、タイミングよく。
給食。
昼休み、音楽室。
『BLINK』の練習。
この活動中バンドメンバーをしっかりと募ったりはしていません。ふらっと集まってくる人たちが演奏に便乗していきます。
子どもと大人が入り混じって演奏します。
放課後
明日でこの活動が終わるということで、今まで学校で使ってきた楽器・音をかたっぱしから録音していきます。
永田さん、今週からはかなり「一人で作りこむ」ことをしています。
作家としての永田さんのエゴ、ここでつくりたいものがあります。
「迷惑をかける」ことを初日に目標として掲げていた永田さん。
子どもや先生方との会話とか学校の暮らしとか一緒に演奏することとか、つまりは北海道、札幌、星置東小学校という場所の音を聴くということと
作家永田壮一郎がどうしてもやりたいこと、つくりたい音楽とが常に同時にあります。
つづく