9月4日、はじまります。
金曜日、一週目も今日で終わりです。
1時間目の1年生道徳の授業に参加。
2年生で楽器をつくる授業を見学。
中休みは何をしましょうか。
1台の木琴を移動させながら、動いている中で演奏する。これをやってみます。
音楽室からスタート
3階を一周します。
「子どもたちの熱量がすごい」
初日は「台風のよう。子どもたちの顔が白波に見える」と言っていた永田さん
今日は「ドロドロと溶け出す鉄のよう」だそうです
単純な体温の話でもあって、木琴や永田さんにびったりとくっついてくる子どもたちの体温が高くて、汗がじわじわと出てきます。
そして木琴にべったりと手を置くものだから、音が出ない!
給食。
コーディネーターやボランティアスタッフもそれぞれ教室に入って食べています。
「カオスはたっぷり見た」「次は部隊をつくったりして、統制をとりながらやってみる」
昼休みはまとまりを意識してみます。
昼休み少し前、音楽室。
掃除の時間です
音楽室の掃除中に永田さんがピアノ弾いてます。
掃除をしていた4人を「逃さないぞ」と強引にスカウト。演奏するメンバーに入ってもらいます。
練習。
1階へ。
ここから練り歩いて、音楽室へ人を集める作戦です。
歩き、叩く。
「また来た!」そんな声が聞こえてきます。
音楽室に到着。だいぶ引き連れてきました。
「よし、ドレミファソラシドを聞かせてくれ」と永田さん
永田さんの伴奏にそって、「ドーレーミーファ―」と歌います。
授業で作ったのであろう楽器を持ってきている。
これまでの音はサンバのような軽快さがありましたが、一転、今回はガヤガヤとはしているのだけれどどこか美しく響きます。
永田さんの左手が美しさというかまとまりを作っているように思います。(右手はドレミファソラシドを弾いている)
そういえば初日に永田さんが、「右手がめちゃくちゃにピアノを叩いていても左手が他の音をまとめる」と、弾いてみてくれたことがありました。
あれと同じか。
昼休み終了。
今日はこれまでとは違う子どもたちも来ていたみたいです。
武田先生が「普段は見れない顔を見れた」と教えてくれました。
たった二週間しかいない永田さんや我々コーディネーターはどの子のことを言っているかはわからないし、9月1日以前の子どもたちの姿も知りません。
ずっとここにいる先生方には、いろんなことが見えているんですね。
一週目が終わるタイミングで、そういうことが起こっていることを知れたのは良かったです。
つづく