今回のおとどけアート、みなさまにお知らせしているのは
・かべ新聞
・雪
の2つですが、
まだ別の要素が盛り込まれそうです。
それがこちら。
札幌軟石です。
大きい!
札幌軟石とは、
北海道を代表する湖、支笏湖ができたときの火山活動で、
札幌周辺に流れ出た火砕流が長い年月をかけて固まったもの、と言われています。
先程の写真は札幌市南区石山にある、
辻石材工業株式会社さん。
唯一の札幌軟石生産業者なのだそうです。
こちらへ直接足を運び、山鼻公園にある雪山に使う石材を選びます。
一体どうやって使うのでしょう?
軟石自体はおとどけアート開始前から入手していたものの、
この石を使う作業に取り掛かり始めたれたのは、
おひろめ会前日の夜のこと。
これまでも試作は何度かしていたのですが、
持田さんは不安な様子。
石を使って何をしたいのか、
「燃える道を作りたい。」
とのこと。
きっと誰も見たことがない、だからこそ実現するために頭を捻るのですね。
段ボールを手に、使う石の枠を作り始めました。
石を枠からはずし、ロウを流し込んでいきます。
今回使ったロウは札幌市内の企業や、お寺・神社・教会の方から無償提供していただきました。
この場を借りて、本当にありがとうございました。
さて、わかりづらいですが、赤く染まっているのがロウです。
持田さん、ひもを並べているように見えます。
ある程度ろうを敷いたら、石をもとに戻し、その隙間からさらにロウを流し込んでいきます。
夜な夜な作業し続け、作業を終えたのは…
朝の7時!!
もうおひろめ会の朝だ!
いっそげ~!
「燃える道」は本当にできるのか!?
<続く>