土日の休み明け、山鼻小のみんなを待っていたのは、
黒板に書かれた大きな文字と、
“あるひと”の顔がアップになっている映像。
時々より目になったり、変な顔をしたり…
「何これ?」
そわそわ、ざわざわ
中には画面に手を振る子も。
一体これは誰がやったんだろう?
その正体は、テレビ朝会で知らされます。
「おはようございまーす!
転校生の、もちだあつこです!!!」
放送をしている放送室からも、子どもたちの声が廊下を響いて聞こえてきます。
セーラー服を着て、
大きな身振り手振りを添えて、一生懸命話す持田さん。
実はとっても緊張していました。
みんな、一緒に遊んでくれるでしょうか?
*
どきどきしながらも、精一杯やり遂げた朝会のおかげか、
中休みにはたくさんの子たちが、
持田さんの待つ会議室にやってきてくれました。
100人はいたのではないでしょうか!
今までの簡単な人生の歩みと、
山鼻小でやっていきたいことや注意事項をみんなに話します。
これからみんなとやることは、
①雪山をつくる
②かべしんぶんをつくる
大きく分けてこの二つ。わかってくれたかな?
*
さて、学校といえば給食。
持田さんももちろん一緒に給食食べますよ。
この日は6年生の教室へ。
自己紹介をしてもらったり、
絵の上手な子が多い6年生は、早速絵のプレゼントをしてくれました。
*
昼休みは、雪山をどのように作っていくのかを、
実際に公園に行って、みんなで想像してみます。
そして雪山作りの下準備。
積もり積もってかたく踏みしめられてしまった雪、
また、先日の雨でガリガリに凍ってしまった雪を崩し、ならしていく作業です。
大人だけでやっていると
「あぁあああーーっ」
「疲れたああああああ」
と言いながら行ってしまう作業を、
子ども達は遊びに変換し、地道ながらに積み重ね積み重ね、
あっという間に状況を変えていく力がありますね。
雪に対決を挑んだりも、するよね。パンチパンチパンチ!!
目指すは明日の雪山完成。
明日はどこまで進められるかな?
<つづく>
おまけ
冒頭の黒板に書かれた大きな文字、
どうやって書いているかというと、
誰もいない教室で、パソコンの画面をプロジェクターで映し出し、
スタッフ一同、チョークでなぞるなぞる。
自分の影が邪魔くさくて、意外と難しいのですが、慣れてどんどんスピードアップしていました。
実は1~6年生のすべての教室の黒板、違う書体や、違う文言だったのです!