引き続き、昨年末に行われた「北陽ミ術館」OPENの様子についてお届けします。

この「北陽ミ術館」はパフォーマーの加賀城さんが企画し
北陽小学校の子ども達と共に作り上げてきました。
写真は館内放送でお勧め作品を紹介したり、催しの案内をするところ。
様々な形でこの、おとどけアートに関わり
学芸員として各自が出来ることをやってくれているのが子ども達。
来客者である大人に作品の場所を教えたり、説明したり。
最初は、子ども達にできるのかどうか不安だったりしましたが、
みんな、思った以上にできるもんなんですね。

一度リハーサル的なことをしたんですが、
当日は練習にも来なかった子が、最前線で頑張っていたり。
まあ、でも仕事じゃないんでそんな堅苦しい事ではなくてもいいのかも。
「仕事」として責任を持って行動してもらうこともいいんですが、
その場にいて、「できるからやるよ」って感じの自然な状況もまた、
いいもんだなと、思いました。
ミ術館の中で、行ったイベントがあります。

体育館に人を集めて、一芸披露の会。
おとどけアートスタッフとして来てくれていた
新藤さん(フリースクールの先生)によるトロンボーンの演奏。
これ、最初からお願いしていたわけではなく、
当日演奏練習があって、たまたまトロンボーンを持ってきていたので
頼んで見たところ快諾。
腕前は子ども曰く「普通にうまいね。」

そして、6年生児童によるけん玉実演。
これがまたやばい。
彼、全道チャンピオンなんですよ。
子ども達はそれを知っているし、よく見ているので
普通に見ているんですが、
大人たちは驚き、感嘆。
けん玉を投げて、空中でぐるぐる回して、
十時のところをキャッチして球を突き刺す。
見たいな、見ないと全然わからないようなスゴ技を披露。
いろんな子がいますね。
ちなみに、面白かったのが
この急きょ決まったお披露目会前の楽屋。
トロンボーンが吹き荒れ、けん玉が飛び回る。
何という光景! 笑えます。
練習の甲斐あって、大盛況。
と、
よく見ると奥に座っているあの人!

昨年、おとどけアートで北陽小学校にやってきた
佐藤隆之さんが多忙の中駆けつけてくれました。
佐藤さんの活動はこちらでご覧いただけます
↓
子ども達もみんな覚えていて、
会が終わるとすぐに「さとーさーん!」と行列。

これも、見慣れている子どもたちは普通に喜んでいるぐらいですが、
初めて見た大人たちからざわめき。
ビックリするぐらい作品が繊細ですからね。
そんなサプライズもありながらの北陽ミ術館。
メインの活動は、「見立て」なんですが、
この活動の大事なことは「それ」をすること、ではないんですね。

先ほどの佐藤さんも活動の中で言っていたんですが
「夢中になる」ということ、がとても大事なんだと。
子ども達が、そしてそこに集まる大人たちが、
活動を通じて夢中になる。
学芸員の仕事に夢中になる。
見立てをして夢中になる。
それは、意志とか精神力とかじゃなくて、
純粋な楽しさや好奇心が呼び起こすものなんですよね。

普段と違った世界に触れる。
その世界を一緒に作り出す。
その入り口がこの「北陽ミ術館」なんですよね。
きっと。
さあ、8月から続いてきた「北陽ミ術館」ブログも次回が最後。
お楽しみに。