おとどけアート、加賀城匡貴×北陽小学校
「北陽ミ術館」の11月12日の活動の様子をご報告いたします。
今回はここから行って見ましょう。
給食交流から。
この日はみんな大好きうどん。
みんな活気がありますよね。
遠い昔の記憶をたどると、やはり給食時間は嬉しいものでした。
ご飯を食べながら自由に友達と話し合う30分。
そりゃ、楽しいですよ。
授業中にこちらを見つけて、「あっ」といった瞬間や、
休み時間に一緒になって何かを作るとき、
それとは違った表情が給食時間には見られます。
なんというか、
ごく自然な、普段の子どもの表情なんですよね。
ここでの、ささいな会話や
どうでもいいようなやりとりの場にいるだけで、
特に話をしていなくとも、仲間になったような意識が生まれます。
「友達になろう!」という直接的で不自然なつながり方よりも、
ご飯を食べる、という目的の中でたまたま隣り合わせた、という
その状況の方が親密な関係になれるのかもしれません。
お互いに構えることがない、ということが案外重要な気がします。
さて、そんな子どもたちが気を抜いて無防備な状態(?)の給食時間に、
放送室を借りて2分ほどのパフォーマンスをおとどけ。
ほら、もうみんな釘付けですよ。
この、視聴率100%放送はやめられません。
毎回、各教室から笑い声や驚きの声が聞こえてくるのです。
さて、この日の活動はこんなことを行いました。
子どもたちを集めての「学芸員説明会」です。
12月6日(土)のOPENに向けて子どもたちの活動は終盤戦。
より、具体的で積極的な参加を期待して、
活動に4つの部を作成しました。
① かんがえ部
ミタテ作品の「タイトル&ストーリー」を考えてもらいます。
まさにミ術館の根幹を担う大事な活動です。
主に、低学年層の見立てファンタジスタたちが
無限のアイディアを発動させる場となっとおります。
(写真はミニ児童館での活動の様子)
② ひろげ部
ミ術館の広報を担う重要な役割です。
学校周辺地域や、札幌市内に配布するチラシに添付する
「北陽ミ術館チケット」に招待メッセージを書くことが主な仕事です。
「楽しいから来てね~」とか「絶対おすすめ!」といった
子どもたちのかわいい文字で書きあげたチケットは全てオリジナル。
中でも、最近英語の勉強を始めた子が書いたであろう、
「北陽ミ術館へDO!」のチケットはレアです。プレミアです。
GOじゃなくて、DOなのが、間違っているんだろうけど正解です。
※ 北陽ミ術館は入場無料でチケットなくても自由に入れます。
③ 作る部
作る部の主な活動は、
ミ術館内部に展示するポスターや案内板などの作成です。
これは、各ミタテ作品をさらにそこからキャラクター化させた
ミタテキャラクター図鑑ポスター。
見立て作品の時点で十分な想像力使っているのに、
そこをさらにキャラクター化するという、荒業。
面白いです。
④ ガイド部
これは12月6日に各場所で作品の案内を行う、正にガイド役。
ツアーも考えていましたが、1階~4階までの333作品を
作品から作品までの移動5秒、作品鑑賞5秒だとしても
約1時間ですか?体が持ちません。
ということで、作品が集まっているところに
学芸員の子どもたちがいて、行くと紹介してくれるような感じです。
こんな感じで活動もラストスパート。
いつもやっている朝のパフォーマンスも
今日は活動参加の呼びかけを中心として行っていました。
次回へ続く
おまけ
学芸員集会の呼びかけが終わり、子どもたちもみんなクラスへ、
誰もいなくなった朝の廊下。
「でも、せっかく用意したんだから・・・」
と、加賀城さん。
セーフティー綱渡り、というタイトルでこの映像。
誰もいないのにパフォーマンスの開始?!
ちょっと、テンションおかしくなってます。
始めた矢先に、近くの3年生が
「うるさーい!」と集団で廊下に出てきての抗議。
どうやら、朝読書の時間だったようで、お怒り。
10歳に怒られて、すごすごとパフォーマンス中止。
いろーんな、複雑な気持ちでした。
おまけ、おわり。