苫小牧市で始まったアーティスト・イン・スクール事業の前半戦をダイジェストでレポート。
今回参加していただくアーティストは、苫小牧生まれの彫刻家藤沢レオさん。
ご自身のアトリエのすぐそばにある樽前小学校を拠点に市内の4校の小学校を股にかけてアーティストインスクールを展開していくという前代未聞の試み。
まずは、拠点となる樽前小学校へ。
全校児童27名の小さな小学校です。
すでに樽前地域では芸術家として知る人ぞ知る存在のレオさん。
子どもたちとも顔なじみなので、あまり違和感が無い様子。
今回は、先生でも転校生でもない隣のお兄さんが来たという感じ。
さて、アトリエとなった教室に前日から仕込みをされていたレオさん。
何やらあやしいガラクタ類が。
そして「錬金術」の文字。
黒板の使い方もレオさん流はとにかく親切。
ただ実際の活動は謎。
この謎は、その後に休み時間に明らかになりました。
休み時間になり子どもたちが集まって来ました。
一体何をどうしていいのか分らない子どもたち。
レオさんは「錬金術」の文字通り、身近な生活雑貨やゴミ?と思われる物を金属に変えていく技を伝授していきます。
もくもくと作業に取り組む子どもたち。
ものすごく真剣です。
そして、気がつけば・・・・・
おおっ!!!
眼鏡が!!
あらら、ヘルメットが!瓶が!柄杓が!!!
たわいもないものがなぜか特別な物に様変わりしてしまう魔法の様な錬金術。
このシンプルな変化に虜になっていく子どもたち。
樽前小学校では、この制作をひたすら実施していきます。
そして最後にどのようなものができあがるのか・・・。
未だ誰にも分りません・・・。
そして、他の3校の小学校ではどのような活動が展開されるのか・・・。
次回のレポートをぜひお楽しみに!