北陽ミ術館 加賀城匡貴×北陽小(9月2日) その2
心身ともに疲れ果てて、ぐったりしている場合じゃない。
小学校の授業は45分間。
中休みが終わってから、給食までの時間はたったの1時間40分。
あっという間に給食交流の時間がやってきます。
今日は六先生と一緒に給食。
我々が子供の時には絶対になかったメニュー、
タイ料理だかなんとかの「アラ・カラ・プー」だか何だか。
うん、全然覚えてないな。
カタカナで長い名前の米にあんかけみたいのをかける料理。
でもおいしかった。
6年生にもなると、色々な話題に展開してゆきます。
みんな、もう大人の階段のぼっている。
給食時間は大事な交流・広報の場面。
活動への参加を呼びかけます。
今日は天気が良かったので中休み、昼休みと外で活動。
またキッズ達に囲まれる加賀城さん。
みんな元気。
こんな風に遊びながら、
アート、というものを感じてゆきます。
小さい子供ながらに、「アート」という言葉は
自分たちの世界に関係のない、
「離れた存在」「遠いところにあるもの」
というような意識があるようです。
そりゃたしかに、
アートと言えば、
よくわからないものの代名詞。
アーティストと言えば、
ピカソとかゴッホとか、
よく言えば、「天才」
歯に衣を着せぬ言い方をすれば、「変人」です。
有名になった作品や、偉人たちを見ると、そうでしょう。
でも、アートってのは
美術館の中のプラスチックケースに飾られているものだけではないんです。
かれらがグラウンドの上に見つけた、これもアート。
砂まみれのレンガだって、
彼らの目と足で見つけ、心に引っ掛かったのならば、
それは表現の一つのカタチとして、
おとどけアートを通じて、
子どもたちは「アート」を学び知る、
のではなく、
己の中の既成概念という殻を壊しているのです。
大人だって同じ。
と、熱く語ったところでここからがある意味メイン。
じゃん!
北陽小学校が誇る、モンスター番組(当然視聴率100%)。
おとどけアート、3回目にして夢のオファー。
徹夫の部屋に出演が決定!
ご存知ではない方に一応説明すると、
北陽小学校の給食時間(隔週金曜日放送)に流れる、
白柳徹夫のアドリブトーク番組。
加賀城さん緊張の面持ちです。
そりゃそうだ。
誰だって、一度は夢見る舞台だから。
今回の撮影は、北陽小学校の優秀な放送委員の協力を得てついに実現。
スタッフはたったの3人(先生、演者、撮影者)
エコエコとは世間でよく耳にしますが、
最少人数で行われる高密度の撮影体制。
入念なリハーサルを行い、録画撮影となりました。
見たいですよね、これ。
この番組は、北陽小学校全校生徒に向けて放送されます。
いやー、北陽TVが家で見られないのが残念でなりません。
こんな風に、コラボも盛りだくさん。
なんか、色々あるぞ、北陽小学校!
大きな流れと共に、9月2日の活動も無事終了します。
つづく