北陽ミ術館 加賀城匡貴×北陽小(9月2日) その1
みなさんお待ちかね。
毎週月曜日、はおとどけアートブログの更新日です。
今回も活動の報告をしてゆきます。
まずは朝~
「本日!」チラシを持った加賀城さんが玄関で広報活動に勤しみます。
この朝の挨拶が、お決まりになっています。
全校生徒がこの玄関を通るので、視聴率100%の広報なんですね。
毎回、どんな活動が行われるのか、登校時にわかるのです。
コミュニケーションも取れて、いい感じですね。
まだ、これで3回目ですがずい分顔見知りの子が増えてゆきました。
何度も顔を合わせるというのは、ほんと大事なことですね。
そして、子どもたちが教室に行ったらすぐに作業開始。
こちらでカシャリ。
こちらでカシャリ!
加賀城さんがいいな!と思った見立てや、
子どもたちが見立てたところをひたすらに写真を撮ってゆきます。
目標は333個。
恐ろしいぐらいの数ですが、
すでに子どもたちと共に120ぐらいの作品候補があるんです。
おとどけアートの一日の活動の流れはこんな感じです。
朝の交流(約15分)
↓
準備
↓
中休み交流(約20分)
↓
準備
↓
給食交流(約40分)
↓
昼休み(約20分)
↓
準備
↓
放課後 (交流・約40分+準備・6時~7時まで)
といった感じで、休みが多いように見えるのですが、
びっくりするぐらいあっという間に時間が過ぎます。
というのも、休み時間になると
こんな風に
大人 VS 子ども×多数 (1人当たりの体力はほぼ無限)
ある意味、息継ぎなしで20分間遊び続けるわけですから。
単純に体力はあっという間に底をつく。
しかも、
これならば、
んー、剣道の面かぶっているひと?
と、なんとか見立てることができるけれど、
これを指さされて、「~~に見える」と言われても、
何かに見えるけれど、何なのかよくわからんし。
これを指さして、ニコニコしながら「○○にみえるよ!」
なんて言われても、どこを指しているのすら分からない。
でも、見えちゃっているのならば
自分には見えないだけで、それは真実。
この、「見える」と「見えない」の境界線上のやりとりを
思考と感覚と見方と色々な物を駆使しながら
多くの才能たちと向き合って活動しているんです。
そりゃ、疲れるわ。
でも鳴らない鐘はない。
そんな一瞬の熱量と共に休み時間が終わり、
我々は再び準備へと向かうのです。
多分、小学校の中で流れている時間は、
我々の一般社会とは違うみたい。
その2へ続く