夢のような時間。
いつまでも続くように思えた、あのひととき。
ただただ、楽しかったんだろうなぁ。
そして、メリクリまつり最後の瞬間。
佐藤さんが、手作りのツリーを背に子ども達に呼びかけます。
いっせいのーで・・・
メリークリスマス!!
準備していたクラッカーや紙テープを勢いよく発射します。
会場がまた湧き上がります。
げげっ、またも「メリクリまつり」か・・!!
狂乱の宴がまた始まってしまう前に、
みんなを後方に集めて、写真撮影を行います。
みんなー、いいかー
はい、チーズ!
もう、佐藤さんがどこにいるのかさえ分かりません。
あっ、いた。
給食が終わってからの30分間を利用して行われたこのメリクリまつり。
あっという間に終わってしまったけれど、
なんとも濃厚な時間を過ごすことができました。
保護者の方々も参観に来てくれて、
最後の瞬間には一緒にクラッカーでお祝いしてくれました。
小学校の片隅から始まったおとどけアート。
色々な出会いや、関わり合いの中で、活動がどんどん変化してゆきました。
それは、決まったルールの中で行われたものではなく、
「生きた遊び」を、子どもたちと創造し続けたから。
本物の芸術家が、
全身全霊で子どもたちと共に遊び抜いたこの4か月間。
濃厚で贅沢なソフトクリームのように甘い時間。
おとどけアート
佐藤隆之 in 北陽小学校
これにて、完結。
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主催: おとどけアート実行委員会
支援: 札幌市 後援: 札幌市教育委員会
助成: 財団法人 文化・芸術による福武地域振興財団、NPO 法人モバイルコミュニケーション・ファンド
企画・コーディネート:
一般社団法人AIS プランニング
* 当事業は札幌市「第三次札幌新まちづくり計画」として実施します。