お待たせいたしました。
11月26日(木)のおとどけアートの活動をご紹介いたします。
今日も朝から子ども達との交流。
みんな佐藤さんに慣れ親しんでいますね。
9月から毎週のように通っていたら、子ども達はもう「佐藤さん」を他人のようには思えないですよね。
毎朝のこんなやりとりが・・・・・
と、のんびりブログを始めようと思いましたが、
重大な告知。
おとどけアート、北陽小学校×北陽小学校
今月で、
おしまい!
そうなんです、今月で終わってしまうんです。
しかも、小学校に通うのはあと3日のみ。
おとどけアート 北陽小学校×佐藤隆之
活動予定日
12月5日(木・すでに終了)
12月12日(木)
12月24日(火・最終日)
残るあと、3回。
始まりがあれば、終わりがある。
さいごまで、真剣におとどけしますよ。
ということで、再びのんびり活動紹介。
じゃれる子ども達。
切り絵で何でも作れる魔法使いみたいな人なんだけど、
お父さんみたいにやさしいし、でも転校生だから友達。
子ども達にとって佐藤さんはどんな「大人」として認識されているのでしょうか。
「みんなー、今日給食たべに来るぞ~」
「やったー!」「おぉーー!!」
非日常にワクワクドキドキするのか、
佐藤さんと一緒にいられることが嬉しいのか、とにかく盛り上がります。
こんな素直な反応の中に、人の気持ちであったり心の在り方の本質が見えます。
朝の交流が終わり、すぐに図工室。
ここからは黙々と作業ですよ。
こちらは設計図。
これ、なんだと思います?
最終日が、12月24日(火)。
そう、クリスマスツリーを作るんです。
こうやって写真で見ると、いかにも簡単に作ってしまいそうな気がするんですが
このクリスマスツリーや、カエルとか、もみじ祭りとか、
基本的に全て初めてなんですよね。
「おとどけアート」では
やったこと、できることをやる、のではなく
やりたいこと、できたら面白そうなこと、をやってみるんです。
ここから、少し長い文章が続くので、ちょっと箸休め的な写真をひとつ。
シャコ。
こどもたちに見せびらかすために佐藤さんが持ってきたものです。
自分がやってみてできたこと、嬉しい事をみんなに伝えたい。
佐藤さんはとても素直な人です。
さて、「やりたいこと」「できたら面白そうなこと」について。
遊びに来る子ども達がよく口にする言葉があります。
「やだー」「えー、無理~」
それがどの小学校に行っても子ども達から聞こえてきます。
そして、それは口癖になっているように思えます。
出来るかどうかわからない事、できないかもしれない事、
そこに向い合ったことがないからなのか、
出来ない、失敗する、ことが単純に嫌なのか、
その理由は分かりません。
確かに、1人で何か新しい事をやるのは難しいでしょう。
わざわざ困難や不快な思いに向き合うことは必要ないのでしょう。
佐藤さんは、切り絵が得意で切り絵なら何でもできるかもしれません。
でも、このおとどけアートで子ども達と一緒に活動を行うなかで、
どんどん自分が踏み出したことのない領域に歩き出しています。
それはなぜか。
できるかできないか、わからないのになぜやるのか。
時間もかかるし、面倒なことばかりかもしれません。
この「おとどけアート」のブログを読んでいる方には、その理由がもうお分かりかもしれません。
未知に進みだし、向き合う理由。
それは、「ワクワク」と「ドキドキ」なんですね。
今までやったことのないことが、できた時の喜び。
今まで見たことのないものを見れた嬉しさ。
達成感や充実感。
そして、この活動は1人ではなく「みんな」で行っているのです。
自分にできないことも、誰かならできるかもしれません。
みんなにできないことが、自分にはできるかもしれません。
個性ある1人1人が集まることで、生まれるアイディアが
思ったよりも高い壁を乗り越えてしまうかもしれません。
可能性が膨らんでゆく、その高揚感を感じて欲しい。
答えのない事柄に、みんなで向い合い答えを探す旅。
おとどけアートも、あとわずか。
つづく。