放課後、いつものようにミニ児へ向います。
佐藤さんが来ると、子どもたちも
「今日はなにー!?」
ときいてきます。
前回佐藤さんが作っていたものとは…
ちらっと見えますね。
一体子どもたちは何を作っているのでしょうか?
正解は
冬の植物、ヒイラギの葉です。
じゃーん。
そしてこれを
段ボールの下地に貼っていますね。
一段目が終わりました。
ええ!?はやいよ!!!
子どもたち、今までにないペースでこの活動に取り組みます。
同じ作業を繰り返して、
それがだんだんと積み上がって、
次々に形になってきて、
完成形が見えて来て。
どうしても今日の間に作りたい!!
そんな気持ちを駆り立てたようですね。
紙を切って紙を貼るチームがあれば
一心不乱で紙をパンチしている子達もいます。
一心不乱すぎて、無口です。
夢中なんです。
無口だけど、パンチされて出来上がってくる形を見ては
にんまり
それがたくさん出来上がっているのを見てもう一度
にんまり
嬉しいんです。
「何つくってるのぉおおおー??ねえ〜」
そんな声が聞こえてきそう。
佐藤さんが切っているのは…
おおかみに、
北欧の伝統的な木工工芸品のダーラへスト。(馬)
下書きもなしに
さくさく〜
と切ってしまう佐藤さん。
これは何に使うんですか?
あっという間に…!!!
大きな大きなクリスマスリース。
これを作りたかったんですね。
そして子ども達がパンチした飾りや
佐藤さんが作っていたおおかみやダーラへストは
リースの飾り付けに。
あら、ミッキーがいる!
いろんな学年の子ども達が、
自然と自分の役割を見つけ、
ひとつのものを完成させる。
2時間でこのできばえ。
ただただ、すごい、に尽きます。
正直、佐藤さんはこのリースは何週間もかけて完成させようと思っていました。
「同じような作業の繰り返しで、みんなめげちゃうんじゃないかな」
なんてスタッフとも話をしていました。
めげることなく、集中して取り組んだ子ども達に拍手!
「もっと大きいリースにしようか。ははは」
さてさて次の日はどうなるでしょうか?