おとどけアート 11月5日(火) その2をお送りいたします。
給食時間の様子からどうぞ。
いつも、こんな風に子ども達の中に入って一緒にご飯を食べているんですが、
この時間ってとっても大切なんですよね。
こうやって、話しているとほとんどの確率で、
この後の昼休みに遊びに来てくれるのです。
話をする、というのももちろんなんですが、
「食べながら」話をしている状況、というのが非常に良い。
ご飯を食べている時のリラックスした状態で話すことによって、
より関係が近づくんですよね。
「佐藤さん」が転校生、として来ているのはわかっていても、
やはりどこかで子ども達は「大人」ということを認識しています。
でも、こうやって一緒にご飯を食べて話をしているうちに、
「楽しい友達」という感覚が強くなるんだと思います。
ご飯を食べ、それからすぐに昼休みがやってきます。
早速、遊びに来た子どもがいますよ。
カエルの作り方に興味があるらしく、
じーっと佐藤さんの作り方を見ていました。
作るのが好きな人もいれば、それを見ているのが好きな人もいます。
何かを作った!、という物理的なものだけではなく、
自分自身が好む行為を通して得られる経験もあるのです。
と、そんなところに女子2名男子2名がやってきました。
※ 写真を撮ろうとすると、恥ずかしがり屋の男子2名は逃走。
手に持っているのは何と、「もみじBOX」!!
そうなんです、先ほど給食を食べに行ったクラスの後方に
「手作り」のおちばBOXが置いてあり、みんなでもみじを作ってくれていたんです。
いやー、うれしいなぁ~
クラスの子ども達が協力してくれたもみじを
もみじ畑?にまきます。
いいですね、どんどんもみじ増えてきましたよ!!
図工室に戻ると、カエルの色塗りを行っていました。
黄色のペンキで、みんなで代わる代わる塗ってゆきます。
うわっ!
巨大ガエルももりもり塗っています。
うちわで乾かす係りもいます。
こんな風に、みんなでやると作業が早いし、何より楽しい。
切り絵を一人一人が自分の力で作ったり、
みんなでひとつのものを作ったり。
こうやって、「おとどけアート」の活動に参加しながら
色々な「参加」の仕方を子ども達が体験しているんですね。
さて、引き続き「もみじ」の募集を行っております。
佐藤商店前(一階中央階段横スペース)に紙が置いてあるので、
是非皆さん、紙を持って行って「もみじ」や様々な葉っぱを切ってきてくださいね。
また、切り損ねたものや、切り終えて残った紙も捨てずに、
細かく切って「紙ふぶきBOX」に入れてください。
みんなで、一緒に「切り絵の森」を作ってゆきましょう!!!
つづく