さあ、ついにブログ最終回です。
最後だから、熱くいきましょう。
全ての発表が終わり、最後の挨拶をする加賀城さん。
今回の、2週間は長かったようで、でも、短かったような、
そんな不思議な気持ちになる毎日でした。
「見立て」を経験して
どんなことを子どもや大人達が感じるのか。
人それぞれで見え方が違う。
これ、面白いですよね。
そこにあるものは「ひとつ」なんです。
でも、人がそれを見たり、聞いたり、受け取り方によって、
「ひとつ」のものが、無数のまったく違うものにかわってしまう。
もしかして、
それって、
今までの世界が、「変わる瞬間」なんじゃないでしょうか。
加賀城さんというアーティストが小学校にやってきて、
そして、短いながらも休み時間や給食時間に交流をして
子ども達が「得たもの」
よく、海外へ行くと人生観が変わる。
なんて、耳にすることがあります。
あれはなぜか?
それは、
「今までの世界」と
「違う世界」を見て、
体験して、感じたから。
今回、三里塚小学校の子どもたちは、
いつもと同じ、通学路を歩き、
いつもと同じ、小学校で生活をしていました。
でも、そこは「三里塚」という世界ではなく、
「ミ」里塚という、不思議の国だったのかもしれません。
人生が変わるような体験は、
新しい環境でのみ得られるというわけじゃない。
「自分」という世界を変えることで、
今この瞬間にも世の中は180度変わる可能性がある、ということ。
どんな状況であっても、
発想という「見方」で、
世の中は変えられる。
そんな、ことを「ミ」里塚小学校の中で体験したんじゃないでしょうか。
おとどけアート 「ミ」里塚小学校
三里塚小学校×加賀城匡貴
「ミ」里塚小学校を楽しんで、応援して、参加してくれた皆さんに、感謝。
完
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主催:おとどけアート実行委員会
支援:札幌市 後援:札幌市教育委員会
企画・コーディネート:一般社団法人AISプランニング
助成:財団法人 文化・芸術による福武地域振興財団
※ 当事業は札幌市「第三次札幌新まちづくり計画」として実施しています。